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知らないと損!共通テスト【国語】対策のすべてをまとめてみた 。

この記事の読了時間:約2分

 

こんにちは、武田塾札幌円山公園校です!

今年から始まる共通テストについて、「共通テストってどんな問題が出るの?」「センター試験との違いは?」という疑問を持っている人も多いと思います。

そこで!この記事ではセンター試験と共通テストを徹底比較し、対策法を紹介していきます!

 

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目次

・共通テスト【国語】全体の比較
 ‣概要
 ‣大問構成
・【現代文】の比較
 ‣
小説がなくなった!?
 ‣読解の仕方・文章の変化
 ‣現代文の解答にかかる時間の変化
・【古文・漢文】の比較
 ‣
問1~問4はセンター試験とほとんど同じ!?
 ‣
大きく変わった古文の「問5」
 ‣大きく変わった漢文の「問5」
・まとめ

共通テスト【国語】全体の比較

正式名称は「大学入学共通テスト」である共通テストとは、大学入試センター試験に代わるものとして2021年1月から実施される試験です。

マークシート式問題で、知識の深い理解と思考力・判断力・表現力を重視した出題になる予定です。

では実際に、共通テスト【国語】はどのように変化するのでしょうか?

今回の記事では、2020年度に実施したセンター試験と2019年に実施した試行調査を元に比較していきます!

概要

共通テストの「国語」の概要は次のようになっています。

試験時間 配点 解答方法
80分 200点 マーク式

試験時間・配点・解答方法はセンター試験から変更はありません。2020年度開始の大学入学共通テストで導入予定だった国語と数学の記述式問題について、同年度の実施を見送ることになっため、解答方法は記述式ではなくマーク式となっています。

大問構成

共通テストは、センター試験と大問構成が異なっています!

センター試験は4つの大問で構成されていましたが、共通テストは5つの大問で構成されています。

  センター試験 共通テスト
第1問 評論 論理的な文章
第2問 小説 論理的な文章と実用的な文章
第3問 古文 詩とエッセイ
第4問 漢文 古文
第5問 なし 漢文

最後のセンター試験では共通テストのような方向性の問題が出題されており、図表やデータを読み取らせる問題となっていました。共通テストで大問5まであった場合、センター試験の第1問のような「論理的な文章」が出題される可能性が高いので、対策しておくことが重要です!

【現代文】の比較

次に【現代文】の分野を比較していきます。共通テストの現代文はセンター試験から大きく変化しています。

小説がなくなった!?

今回行われた施行調査にはセンター試験から大きく変化した点がありました。それは「試行調査には小説が出ていなかった」ことです!今後の共通テストに小説は出ないのでしょうか?それとも様々な文章が出てくるのでしょうか?

現時点ではまだわかりませんが、私たちは「多様な文学的な文章が出題される」と予想しています。つまり、小説も出題される可能性は十分にあるということです。

よって、共通テストを対策するには今までよりも様々な文章に触れておく必要があります!

 

読解の仕方・文章の変化

読解の仕方・文章の読み方にも変化があるのでしょうか?

まず、センター試験と同じように本文に書いてあることを読み取って解説する問題は大きく変わりません。ただし全体としてはそのような問題の数が減り、代わりに表現意図や表現のあり方を説明する問題が増えると考えられます。

また、データや図表などの資料を読み取って解く問題が共通テストにはあり、傾向が近い問題としては
・中高一貫校のデータ読み取り問題
・センター英語の資料読み取り問題
があげられます。

現代文の分野における図表を読んで解答する問題は、慣れている人にとっては簡単かもしれません。しかし初めてやる人にとってはハードルが高いため、予想問題などで慣れておく必要があります。

さらに共通テストで資料を比較したり対話性を持ち込みながら、二つの表現の間を行ったり来たりする問題が出題されます。
ここでは二つの立場や表現の間を行き来しながら変換と説明をする能力が問われてきます。

 

現代文の解答にかかる時間の変化

上記で述べたように、共通テストでは資料の読み取り問題などセンター試験とは少し異なった問題が出題されます。すると、解答にかかる時間はどうなるのでしょうか?

ずばり、慣れていないと解答にすごく時間がかかると考えられます。

共通テストでは、他人の様々な意見を吟味して、多様な議論の中でどれが一番いいかを考える問題が出題されるため、それに慣れておかなければなりません。今までのように「現代文の答えは1つ」という考え方では混乱してしまいます。
よって、相当な練習を積んでおく必要があるがあるのです。
しかし文章自体は以前より短くなっているため、読んでから考えたり比較検討する時間は増えます

以上より、現代文は今回の共通テストで一番変化が大きい科目となっています。これまでのセンター試験の過去問では対応が難しいため、現代文の共通テスト専用対策は絶対に必要です!

 

【古文・漢文】の比較

次は、【古文・漢文】の分野をそれぞれ比較していきます。

問1~問4はセンター試験とほとんど同じ!?

古文と漢文両方に共通していることですが、共通テストの問1から問4まではセンター試験とほぼ同じ傾向の問題が出題されています。設問数は減っているため、問1から問4までの時間の負担はむしろ減っていると考えられます。

さらに、共通テストは古文・漢文ともにセンター試験と与えられる文章そのものはほとんど変わっていません。では、共通テストの古文・漢文は何が変化したのでしょうか?

 

そう、今回の共通テストで大きく変わっているのは古文・漢文ともに「問5」なのです!

 

大きく変わった古文の「問5」

今回大きく変わった古文の問5では、文章1個分くらいの長さの非常に長い設問が出てきていました。
この設問は

・本文の中に出てくるものとはちょっと違った、和歌の本歌取りというテクニックについて問われる問題

・先生がそれについて説明して、生徒がどう考えるか受け取るといった先生と生徒の会話形式の問題

という二つの特徴があり、ここが従来のセンター試験には無かった大きな変化となっています。

和歌の本歌取りとは高度なテクニックであるため初見で本歌取りの概念を理解するのは難しいです。試験場に行って初めて見た生徒はまずわからないのではないでしょうか。

この試行調査の問5より、今後出題が予想される問題には 
・2つの文章を見比べる問題
・同じ出来事を違う側面から比較する問題
が挙げられます。例えば、古文であれば同じ話を別の説話とか歌物語とかジャンルが違う同じ話題を、違う作品で扱ってる場合は比較させる、といった問題が出る可能性があるということです。

しかし、その問題が実際に共通テストでどう出てくるかはまだわからないため、対策としては多くの文章に触れておく必要があります。

 

大きく変わった漢文の「問5」

漢文の問5も大きく変化しており、その出題傾向は古文とほぼ同じです。
今回の問5では故事成語の元になった話を引用させて別の本文と対比させながら読む問題が出題されました。

今までのセンター試験であれば四字熟語や故事成語を覚える暗記で良かったのですが、今後は背景知識やどこから生まれた、どうして生まれたという成り立ちの理解も必要になると予想されます。とても大変で本格的な教養が必要にはなりますが、共通テストも学校の勉強の範囲からは逸脱しないため、学校の漢文の教科書をしっかり読めば応用力になり、問題が解けるようになるでしょう。

 

ここまでの古文・漢文ついてまとめると、問1~4まではセンター試験と同じ対策で大丈夫ですが、問5は共通テスト専用の問題集・参考書での対策が必要になると言えます。センター試験は知識で単語や文法を解いたり心情の説明問題を解くことができていたため、古文・漢文は暗記で対応できていたかもしれませんが、共通テストは本文自体を理解していないと解答が難しいでしょう。知識問題が減って応用力が問われるので、その準備が必要です!

 

まとめ

 

【国語全体】
試験時間・配点・解答方法は変更なし!
・大問構成が変化した!

【現代文】
・多様な文章が出題されると予想!今までよりも様々な文章に触れておく必要あり!
・表現意図や表現のあり方を説明する問題が増えると予想!
・時間配分を考え対策しないと、制限時間内では終わらない可能性あり!センター試験のときと同じような 時間配分で取り組むと終わらないかも?

【古文・漢文】
・問1~4はセンター試験とほぼ同じ!
・問5が大きく変わり、二つの文章を対比させる問題が出現!
・これまでよりも応用的な知識も必要に!しかし暗記だけでは太刀打ちできない!

 

いかがでしたか?このように、センター試験と共通テストを比較するといくつかの大きな変化があります。2020年のセンター試験・試行調査・市販のテストに取り組んでしっかり研究し、共通テストに向けて専用の対策をする必要があります。

初めての共通テストで不安だと思いますが、以上の変更点に注目して対策してみてください。共通テスト対策、頑張ってください!

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