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驚愕の事実!全大学の約3割が取り組んでいる「リメディアル教育」とは?

こんにちは!武田塾神戸三宮校です。

武田塾は授業をせず、一人ひとりに合ったカリキュラムで自学自習を応援する予備校です。

今大学では「リメディアル教育」と言うものに力を入れているそうです。知ってるようで知らないこの言葉。一体どういうものなのでしょうか?
 

リメディアル教育とは?

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リメディアル教育とは一言でいうと「高校までの学習内容の補習」の事で始まり100年ほど前にアメリカのハーバード大学、コロンビア大学などが移民の学生に英語力を養ってもらう事を目的に始まったのが始まりと言われています。

で、現在日本の大学ではどういう現状か?と言うと、

・理工系の大学に進んだのに分数が良く分からない・・・

・先生が授業で話してる日本語の意味が分からない・・・

等、聞いてるだけで「それ本当?」と言うような耳を疑う話ですが、大学に入学したのに、学力不足のため授業についていくのが難しい学生が増えているのは事実であるらしく、ここ数年大学で急速に広がりを見せ、今大学全体で3割の大学がこの「リメディアル教育」を実施しているようなのです。

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原因は多様化する入試日程?

では、なぜ大学でリメディアル教育が重要視される事態になってしまったのでしょうか?

大学に入るには入試が必須です。その入試には様々な試験内容があり、特にAO入試、推薦入試でも学力試験を課さない入試で合格してきた生徒は2月に行われる一般の入試を受験する生徒と比べ、高校の勉強をするモチベーションが低下してしまい、全く勉強をしなくなります。そのまま大学の入学を迎えると全く内容について行けないと言う生徒さんが多いようです。

もう一つの要因として大学全入時代(定義として入学希望者の総数が入学定員の総数を下回る状態の事を指す)になりつつあり、2月の一般試験で合格する生徒さんの水準が下がってきている、と言うケースも目立ってる、と言う事ではあるようですが、大学は多彩な才能が集まる大学になったと同時に学力に大きく開きのある学生が集まってしまう、と言う現象が起こっているようなのです。

結果留年や退学?

多彩な才能が集まる大学で学力大きく開きがある場合どういう現象が起こるでしょう?

大学の授業では学生の学力を気にすることなく講義が行われます、厳しい大学受験を乗り越えてきてる学生に向けて行う講義ですので、その学力は備えている、と言う前提で教授も講義を行っていくわけです。が、学力不足の学生は講義で何を言ってるのか全く分からず、入学の時のやる気はどこへやら、やる気もうせ、単位を取る方法すらも分からなくなってしまい結果退学、留年・・・となっていくわけです。

この図式、どこかでも見る風景では無いですか?そう、予備校、もっと身近でいえば学校です。学校の授業、今意味わかってる生徒さんもいると思いますが、分かってない人はどうすればいいんだ?と言う話ですが、高校ではリメディアル教育と言う概念は存在しません、つまり授業について行けない人は置いていくよ、自分でやってね、と言う発想になります。これは大人数に指導をしていく以上致し方ない部分ではあると思うのですが、じゃあ、そのリカバリーはどうしたらいいんだ?と言うのは小中高では塾だったり予備校なわけです。が、小中高の塾。予備校では「志望校を目指すための勉強」である事に対し、大学のリメディアル教育は「大学で単位を取得し卒業してもらうための勉強」になります。つまり、自分のやりたい事を4年間やり切る大学生活の中で人より多くの時間を勉強に費やさないと行けない、と言う事になります。

様々な形での支援を実施 

程度の差はありますが、このような状況に直目する学生が増加してる中、大学側でも様々な形でリメディアル教育を実施しています。

まずは「入学前教育型」。その名の通り大学入学前に実施するもので基本は自宅学習になります。大学と学生とのやり取りを通信添削で行ってますが、インターネットを利用したeラーニングで行っていく方法も増えてます。中には2-3日程度対面授業を組み合わせると言う手厚さもあり、大学生活を過ごしていく中で学力的に不安な学生を徹底的にサポートしております。

次に「学習支援センター型」。これは学内に専用の組織を設けてリメディアル教育を行っていくと言うもので、大学内での名称には「学習支援センター」「学生支援センター」「学習支援室」と言う名称になってます。運営方法も各大学によって異なりますが、一般的には利用できる時間を決めた上で個別指導で勉強出来るスタイルが主流のようです。対象となるのは英語・数学・物理等が多いようですが、学生たちの実情によって決めてるようです。

支援センターで指導してる講師は高校教員の経験者や大学の教員などを外部から招いているケースが多いようで、特徴としては学生一人一人の学力や学習状況に合わせて指導を行うケースが主流です。ひと言で学力不足といっても、高校レベルが不十分というケースから中学レベルもよく理解できていないケース、さらには小学校レベルにまで遡らなければならないケースもあるらしくきめ細かくサポートすることができるのが特徴です。

これは、今武田塾でやってる方針と結構似てる部分があります。個々の学力と志望校を見てカリキュラムを管理していく塾ですが、個々の学力を見ながら指導していくという点では類似点もあり、学力不足の生徒が置いてきぼりになる、と言う現象は発生しません。

最後に「授業型」。こちらはもうその名の通り、大学の通常の授業にリメディアル教育を組み込む、と言うものです。まず入学後に英語、数学などの学力を判定するテストを行い、そこからはテストの成績に関わらず全員がリメディアル授業を受けてもらう大学、必要とされた学生だけリメディアル方式を受けてもらう大学に分かれます。

これらの場合は卒業必要単位に認定され、なかにはリメディアル授業が必要な学生はその単位を取得しないと進級出来ない制度になってる大学もあるようです。授業型にした場合、学生は「受けなければならない」と言う気持ちになり、学ぶ動機づけになりやすく、毎週学ぶことによって少しずつ学力もつき、分からない所を友達同士で教えあったりできる等のメリットもあるようです。

リメディアル授業は単独では無く、複数の方法を組み合わせる等手厚い対応をする大学も見受けられる。

高校側や保護者からのリメディアルへの関心も高まる

大学が行うリメディアル教育を高校側や保護者はどう見てるのでしょうか?一概に言える内容ではないと思いますが、リメディアル教育自体に関心を持つケースは結構増えて来てます。この教育は数年前までは受け入れられる物では無かったようですが、現在ではどのようなサポートをしてくれるのか?と言う事に関して関心を持つケースが増えてきてるようです。

また、保護者様の関心も高まっており、リメディアル教育を実施している大学が、オープンキャンパスなどでその内容や学生をサポートしていく姿勢を説明すると、安心したりするそうです。

とはいえ、リメディアル教育はまだまだ歴史が浅いため、各大学は「走りながら考えている」ような状態ともいえます。実際に、比較的早めに取り組んだ大学でも、一定の成果を残しつつ、随時見直しも進めています。

また、学生数、対象とすべき科目、求める学力など、大学ごとにリメディアル教育の条件は異なるため、入学してくる学生の学力を客観的に評価したうえで、それぞれの大学に適したリメディアル教育のあり方を追求していくことが重要になってきております。

大学でも学力が足りない生徒は高校課程の勉強から!

 いかがでしたでしょうか?実際大学に入ってしまえば勝ち!と言うのは自分の時代にはよく言われてきた言葉です。私は文系ではありますが正直申し上げて、単位を取得する事に関してはそこまで本気でまずい!と思った状況に陥ったことがありません。それも大学に入る前にそこに対応出来る学力をしっかり身につけた結果であると思ってます。現在は全員が大学に入学できるような時代に突入しつつあり、その結果人数を確保するあまり、大学の講義について行けてないと言う現状なのは事実のようです。

よって、入ってからもしっかり勉強をして行って単位取得も苦にならない学力を身につけるのがベストです!そのために、勉強をどのようにしていけばいいか?と言うのを今の段階でしっかり考えていきましょう!

 


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