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共通テスト国語 新課程での変更点をご紹介

こんにちは!大久保駅から徒歩1分武田塾大久保校の校舎長です!

今回は新課程になって共通テスト国語がどう変わったのかご紹介します。

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浪人生の方からすると劇的な変化だと思います。

しかし、ちゃんと対策すれば大きい負担にはなりません。

模試のためにしっかり変更点を理解しましょう。

 

①変更点

まず制限時間が80分から90分になり10分増えました。

問題数も4題から5題になり図やグラフという新しい問題が増えました。

図やグラフが配点20点になることで、今まで1題50点だった配点が45点になりました。

 

旧課程共通テスト 2025年新課程共通テスト
国語制限時間80分 国語制限時間90分
問題 出題 配点 問題 出題 配点
第1問 評論文 50 第1問 評論文 45
第2問 小説 50 第2問 小説 45
第3問 古文 50 第3問 図やグラフ 20
第4問 漢文 50 第4問 古文 45
      第5問 漢文 45
合計 200 合計 200

 

時間は10分増えましたが、時間は去年よりも厳しくなる思います。

より速く読むことが大事になってきます。

 

②図やグラフが出題されることになった理由

今の社会に求められているのは、①目的や場面に応じて必要な情報と情報の関係を的確に理解する力②さまざまな文章の内容を把握したり、適切に解釈したりする力です。

いろいろな折れ線グラフのイラスト

具体的には

テクストを図表と関連付けながら的確に読み取る力や,レポートの作成に向けてテクストを適切に解釈し,目次の内容や構成について分析したり検討したりする力

それぞれの資料をレポートに引用するために,複数の文章やグラフの内容や要旨を適切に解釈する力や,よりよいレポートにするために,レポートの内容を捉え直したり,根拠の示し方について考察したりする力などです。

 

つまりより実践的な読解力を問う問題ということです。

 

③図やグラフの問題傾向

大学入試センターは大問3 図やグラフの試作問題を2つ公開してくれています。

大学入試センターより;1-2 試作問題『国語』.pdf (dnc.ac.jp)

それぞれ第A問、第B問となっています。

第A問

第A問は気候変動と人間の健康についてのレポートの問題でした。

・資料の文章と図の妥当性や差異を理解できるか。

・資料を踏まえてつくったレポートについて書き手の意図を理解できるか。

などが求められている問題でした。

まず何といっても文章が横書きなのが衝撃的で、資料の数も多いです。

しかし問題のレベルとしては標準的で得意な人も多いのではないかと思われます。

ビジネスのイラスト「グラフ資料」

 

第B問

第B問は日本語独特の言葉遣いに関するレポートの問題でした。

・資料のデータを適切に解釈し、レポートを作成できるか。

・資料の要旨を適切に解釈することができるか。

などが求められている問題でした。

こちらは資料は少ないですが、内容理解をするのがAよりも難しい問題でした。

円グラフのイラスト

このABどちらかのタイプが1題出て配点は20点です。

 

④現代文・古文・漢文の出題傾向の変更点

大学入試センターの試作問題では現代文・古文・漢文の問題は公開されておりません。

なので、大きい変更点はないと予想されます。

ただ、全体の配点は変わりますので、各問題の配点は変わります。

 

難化するのは大変だと思いますが、条件はみんな一緒です。できることを確実にできるようにして頑張って下さい。

 

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