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大学受験直前期 科目ごとに何を重点的に行うべきか解説

こんにちは武田塾大泉学園校です。いよいよ十二月にも入り年明けも近く受験生の皆さんは直前期で焦っていると思います。今回は直前期にいったい何を重点的に行うべきかを私立文系の方向けに解説していきます。

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元も子もないことを言ってしまえば人によるとしか言いようがないと思います。例えばですが、英語と国語が偏差値70を超えていて歴史が偏差値50くらいであれば歴史を頑張って詰めようとほとんどの方がおっしゃるとおもいます。ですので今回は全科目で同じくらいの偏差値で全科目とも均等に志望校に届いていない想定で書いていこうと思います。

ではこの状況でどのように志望校合格にもっていけばいいと思いますか?志望校を落とすということはもちろん抜きにしていきます。この状況で行うべきは過去問を分析するもしくは自分の志望先に詳しい人に聞くことが大事です。個人的な見解になってしまいますが偏差値60の大学に行きたくて今三科目とも偏差値50であればその三科目を直前期でバランス良く偏差値60までもっていくのは厳しいと思います。それでは志望校をあきらめるのかというとそういう話ではありません。実際に直前期に偏差値が志望校に届いておらずかつ共通テストでも得点がふるわなかったが第一志望の大学に通っている同級生が実際に周りにいます。なぜこのようなことが可能なのかと言いますと上記のように過去問分析が命運を分けます。例えばですが、共通テストの英語は量が多く文法は出ませんよね、なのでこの形式の模試では偏差値が低くでている人でも、自分が受けたい大学の英語では文法問題が多く出題されて、英語の試験時間もあまりきつくないとするとどうですか?仮にある模試で偏差値が低い人でも直前期に文法を重点的にこなすなど志望校に合った対策の仕方を取れば合格は見えてくる可能性はあります。そういった個々人に合った計画を組み戦略的な受験を行えるのが学習塾に通う強みかと思います。上記のことを踏まえた上で、直前期に英語国語歴史科目においてそれぞれどう戦略を立てていくべきかの一例をあげていこうと思います。

まずは英語です、これは上記にも述べたように自分が受ける大学が文法をどれだけ重視しているのか、長文をどれだけ重視しているのかを分析しましょう。例えばですが、長文しかでない大学を受ける際に長文の演習量と文法書の復習にかけている時間が同じであれば過去問をベースとした勉強ができていないことになります。ですので時間がない実力が足りないと思うのであればなおのこと過去問を解いてみましょう。

続いて国語について書いていきます。国語において現代文が出ない大学はまずないと思うので現代文は基礎固めの際に使った参考書を基にしっかり演習しましょう。ですが、英語や歴史に比べると演習すればするほど点数が上がる科目でもないのでもし時間内に解き終わるのであれば、漢字がでる大学なら漢字、文化史がでる大学な定番の文化史を覚えておくのはすぐに得点につながるのでお勧めです。古文と漢文に関してはどうしても時間がないのであれば文法と単語と最低限の文化史を詰めて、演習で点が取れないのであれば古文をのばすより英語や現代文で得点できることが大事ですので戦略的に古文の読解は捨ててしまいましょう。間に合わせるために一部を捨てるのは次の歴史でも書きますが非常に大事です。

最後に歴史ですが、世界史を例にしますと大学ごとに毎年聞いてくる分野がおそらくあると思うのでそこを洗い出しそこを徹底的に詰めましょう。逆に行きたい大学学部の世界史を10年解いてアフリカ史が出てこなかったとかであればそこは捨ててしまい毎年でていた分野は徹底的に詰めて得点できるようにしましょう。

結論として直前期で間に合わせるために必須になるのは過去問を分析することとそれに合わせて何を拾って何を捨てるのかを決めていく取捨選択が必須になっていきます。

 

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