受験相談の声

浪人・予備校→四谷学院ってどう?【大泉学園駅の塾・予備校】

こんにちは!武田塾 大泉学園校です。

今回は大手予備校の一つである四谷学院に関してです。

主にはYoutubeの武田塾チャンネルにあげられている、以下の動画の内容になります。

 

四谷学院の理念・方針

理念として、四谷学院が掲げているのが
教えるだけじゃなくて解けるかどうかも確認しなければならない」ということです。

この理念を叶えるための方法として、売りにもなっているのは
55段階個別指導と能力別科目別授業
です。

基本的な進め方としては、55段階のテキストを自分で進めて、わからないところを授業で確認、または55段階の指導の際に教えてもらう、という形です。

この理念、特に「解けるかどうかまで確認」は武田塾と似ているところがあります。

しかし、「四谷学院に通っていますが、成績が伸びない…」という悩みを持った受験生が武田塾の無料受験相談にはよくいらっしゃいます。それはなぜなのでしょうか。それには以下のような問題点があると考えられるからです。

四谷学院の問題点

①テキストの解説が弱い

1つ目の理由として、基本進めていく55段階のテキストの解説が薄く、読んでもわからないという状態になってしまいがち、ということがあげられます。これは、学校で配布される問題集などと同様に「授業ありき」の解説になってしまっているからということがあります。

また、わからない範囲があったから、そこを授業で教えてもらおうと思っても、「そのタイミングで」「習いたい範囲の」授業があるかどうかという問題があります。
これは映像授業を見たい時に見れるという環境になっていれば別ですが、システム上そうはなっていないとちょうどいいタイミングで授業を聞くことができるかということが運になってしまいます。

②個別指導の時間が少ない?

2つ目の理由として、個別指導の時間が短く必要な量を確実にしてもらえるかどうかがわからないということがあげれらます。これを説明するために55段階個別指導の流れを述べてみます。

 

55段階個別指導の流れ
①学生証を用いて、55段階指導が行われる大きな教室で自分で該当級のテストを印刷する。 
②そのテストを解く。
③解き終わったら自分の担当の先生のもとに提出しに行く。
④その週にやってきた次の級のテストを解いたり、勉強をしながら担当の先生がそのテストの丸つけをし終わるまで待つ(終わったら先生が呼んでくれます)。
⑤担当の先生の丸つけの結果を聞き、間違えた問題の解説を聞く。

 

以上のようになっているため、解説を聞いている時間よりも丸つけをしてもらっている時間の方が長いという現実になってしまっています。実質指導時間は10分〜15分になってしまいます。

ここからは実際に四谷学院の55段階個別指導を受けていた人の体験談になりますが、この動画であるほど解説を聞けないということはありません。55段階の担当の先生もプロの人のため、簡潔にわかるまで解説をしてくださいます。
しかし、システム上、「同じ時間で一人の先生が複数の生徒を教えることになる」ということには変わりないです。なので、科目・時間帯によって、また気にしてしまう人にとっては長時間、わかるまで解説を聞くということは難しいかもしれません。

 

③「習熟度の確認」の不十分さ

「55段階個別指導」の問題はレベル別に分けられており、基準点を獲得することができれば次のレベルに進むことができます。

しかし、一度不合格になってももう一度解く問題の内容は変わりません。そのため、答えを丸暗記してしまうケースがあります。

中々合格できないと、調べながら問題を解いて合格しようとしたりする人もいるため、真にそのレベルの力が身に付いているかどうかあやふやになってしまっている部分があります。

 

「教えるだけじゃなくて、解けるかどうかも確認しなければならない」ということを掲げていますが、解けたとしてもその知識が本当に身に付いているのか、そこまでは確認できていないことが多いです。

 

通っていた人に話を聞きますと、実際、正解していた問題に関して根拠等を問われたことはなかったそうです。

そこに慢心して答えが合っていることだけで満足して根拠を確認しなかったことが多いとのことだったので、その部分で習熟度の確認は不十分であると考えられます。

 

④「科目別能力別授業」のレベルの上下の難しさ

売りの一つになっている科目別能力別授業ですが、一つタイミングの難しさがあります。
生徒のレベルが上がるタイミングは人それぞれです。なので、レベルが上がったタイミングによっては「ある範囲はまだ基礎レベルまでできていないのに、クラスをあげてしまったことでいきなり応用レベルの問題を解くことになってしまった…。」という事態が生じてしまう可能性があります。
生授業をやっている故に、各々のレベルアップのタイミングに合う方が難しいのです。

 

⑤「科目別能力別授業」の講義後のフォロー不足

科目別能力別授業のもう一つの問題点として、講義を受けた後のその後のフォローが不十分である点も挙げられます。

講義後や休憩時間に先生に質問をすることはできますが、時間が限られているため理解できるまでお話することが非常に難しいです。他に待っている生徒さんがいらっしゃると気を遣う必要もあるため、手短に質問をする必要があります。

また、質問をするためには時間が限られているため「疑問点が明確」でないと聞きづらいため、講義についていけない部分があるとそのまま置いて行かれてしまう可能性があります。その点では高校の授業とあまり変わりませんね。

 

ただ、講師陣の方々はプロの講師ですので、合う人にとっては非常にわかりやすく、実力の付く授業を行ってくれます。

 

⑥志望校別対策の不十分さ

「55段階個別指導」も「科目別能力別授業」もレベルによって解くも問題や講義の内容は変わりますが、どちらも志望校別の対策ではありません。そのため、直前期は自分で過去問を解き、勉強する時間が長くなります。

過去問の添削や解説も頼んだ際にはしていただけますが、より根本的な部分で、どのような勉強をすれば志望校に合格できるのかに関しては自力で考える必要があります。

そのため、「MARCHレベルには達しているから大丈夫だ」といったように考え、志望校・志望学部別の対策がおろそかになってしまい、合格できない人が多いのではないでしょうか。

 

まとめ

以上が、四谷学院の解説となります。

武田塾も「解けるかどうかまで確認」することを基本としています。事実、合格することを目指すのならば、受験する大学で求められるレベルの知識を解ける状態にまで昇華させることをしなければいけません。

武田塾に興味を持った方は、いつでも無料受験相談にお越しください!

 

 

あなたに合った勉強法を教えます!

無料受験相談に行ってみる