こんにちは！
大分駅から徒歩1分、
「武田塾大分駅前校」です！
今回のブログでは、英語学習の中でのシャドーイングの重要性やそのやり方についてお伝えします！
シャドーイングの重要性
英語力アップの方法として多く挙げられる「シャドーイング」。英語の文章を聞いた後にその発音を真似して発声していく学習法です。
似た学習法として、英文を繰り返す「リピート」もありますが、こちらは文を全て聞いた後に発声するのに対し、「シャドーイング」はその名の通り影(shadow)のように即座に文を復唱していきます。
今回は、『速熟英熟語』を使ったシャドーイングの学習法について解説します。
シャドーイングの基本的なやり方
まずシャドーイングとは、CD音源を流し、輪唱のように音声の2~3単語後ろを真似しながらついていくことです。
一般的なシャドーイングでは文を見ずに音だけで復唱していきますが、武田塾では本文を見ながらシャドーイングすることを奨励しています。
なぜなら、この学習では長文を読むスピードを上げることが目標になってくるからです。使用する『速読英熟語』のCDは非常にペースが速いため、速読の速さに慣れるという点で非常に優れているといえます。
速読英熟語のCDが読む速さは1分間に150単語ですが、共通テストで全問題を解ききるために必要な読む速さは1分間に140単語と言われています！
日頃から速読英熟語CDの読むスピードに慣れておけば、必然的に共通テストを制限時間内に解ききれるスピードは身につくと言って過言ではないでしょう！
音読をする目的とは？
なぜ言語の学習カリキュラムに音読が含まれるのかをご存じでしょうか？
具体的な理由として、会話スピードに慣れ、うっかりした読み飛ばしなどのケアレスミスを防ぐこと、そして長文に取り組みやすくなる等が挙げられます。
また、最初のうちは長文をシャドーイングできなくても、文を短く区切ったり、1つの文に絞ったりしてだんだんと長文に慣れていくことが必要です。
まず1週目の目標は、”1日1文を通してついていくこと”です。
克服方法
どうしても付いていけない場合、その音源の再生速度を下げて、慣れたら等速に戻しても構いません。
また、1文1文を区切ってみて、英語の授業のように繰り返し複数の文を発音するのも良いやり方です。こちらは何回も止めながら読むので前者より比較的時間がかかってしまいますが、より正確になり、発音もクリアになるというメリットがあります。
どちらも、最終的には通常のスピードで、1文を通してシャドーイングできるようになるのが目標です。
『速熟英熟語』を使ったシャドーイングのゴール
この学習の最終ゴールは、CDと同じ再生速度で読み切ることです。
シャドーイングをすることで、通常の音読等の学習よりも大幅に速読力の強化、そして長文読解力の向上につながるとされています。
あくまでも最終的なゴールは難なく長文に取り組めるようになることであって、音読をマスターすることではないことを念頭に置いて学習してみてください。
2週目では、CDと同じ速さで訳ができるようになることです。3週目では、CD無しでも同じ速さで訳すことができるようになりましょう。
これと同時に、CDの音声のみで音読できるようになるともっと良いです。3週目までクリアした後は、志望校の傾向に合わせて分野別対策に入りましょう。
この3段階をマスターした時には、速読とリスニング力が大幅に上がっているはずです。
リスニングの対策は、シャドーイングを攻略した後にするとより効果的です。
目安時間
基本的に、一日のシャドーイングをする時間は30～1時間です。これより読む時間やそもそもの文量が少なかったり時間が足りないと、成果が出にくくなってしまいます。
また、最終的にはCDの速度で追いついて読めることが目的です。長文の練習を始める時にも役立ちますので、是非取り入れてみてください。
まとめ
シャドーイングをする目的は、速さに慣れること(速読をすること)です。
読むのが遅かったり、読み飛ばしをついしてしまってミスに繋がってしまう人には特に毎日コツコツやっていくと効果を実感できるはずです。
シャドーイングは慣れるまでに時間がかかったり、速さに戸惑ってしまいがちですが、日々こなすことで確実に読める量は多くなっていきます。
是非長文読解の手助けにしてみてくださいね！
最後に
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