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【2023年度大学入試】早稲田・慶應の入学手続・延納制度を解説!!

 

 

こんにちは!

武田塾荻窪校です。

 

ようやく3月に入り、2月の中旬頃までに試験があった大学については合否が出たところが多いと思います。

国公立志望の方や後期日程に出願している方はまだもう少し気が抜けない時間を過ごしているかもしれません。

まだ試験や合格発表が終わっていない方は、合格した併願校の入学手続きの締め切り日も確認しておかなければなりません。

「併願校の入学手続き締め切り日に本命の合格発表が間に合わない…」「できれば補欠の繰り上げ合格をギリギリまで待ちたい…」など、併願校に合格してもすぐには手続きできない状況になることもあるでしょう。

こういった状況になることは珍しくなく、多くの大学は学費等の延納制度を設けています。

そこで、今回は 早稲田大学・慶應義塾大学 の入学手続きの方法・延長制度などについて大学ごとにご紹介していきたいと思います!

お急ぎの方は「入学手続フローチャート」をご覧ください!

 

早稲田大学

注意事項

早稲田大学では、合格すると「入学手続の手引き」が郵送されます。

詳しいことはそちらに記載されていますが、こちらではホームページの募集要項からも確認できる概略をご紹介します。

まずは、入学手続に必要な情報を「WEB入学手続システム」に入力します。

期間経過後の入学手続はどのような事情があっても一切認められないので注意してください。

また、一度提出した「入学手続書類」および納入した「登録料(入学金相当額)」や「学費・諸会費(春学期分)」は原則として返還されません。

ただし、やむをえない事情により入学を辞退する場合や、入学までに大学入学資格を満たせなかった場合は、「学費・諸会費(春学期分)」のみ返還の対象となります。

入学手続は、次の3つの手続きをすべて所定の期間内に行うことで完了します。

今回記載する期間は新型コロナウイルス罹患による特例措置や補欠の繰り上げ合格などによる例外を除いた一般選抜のものになりますのでご了承ください。

 

①第1次振込(入学金相当額)

第1次振込期間内に合格者宛に郵送される振込用紙を利用して「登録料(入学金相当額)」を金融機関(ゆうちょ銀行を除く)窓口から振り込みます。

同時に第2次振込を行うことも可能です。

早稲田大学への入学が確定している方は同時に行うとよいと思います。

各学部ごとの第1次締め切りは以下の通りです。

政治経済学部

一般:3/7

共テ利用:2/22

法学部

一般:3/6

共テ利用:2/17

教育学部

一般:3/8

商学部

一般:3/8

社会科学部

一般:3/10

共テ利用:2/20

国際教養学部

一般:3/6

文化構想学部

一般:3/6

文学部

一般:3/6

基幹理工学部・創造理工学部・先進理工学部

一般:3/6

人間科学部

一般:3/6

一般(共テ+数学)、共テ利用:2/22

スポーツ科学部

一般:3/10

共テ利用、共テ利用(共テ+競技歴):2/24

 

②入学手続書類郵送

2023年3月13日(月)(締切日消印有効)までに、所定の送付用封筒で次の書類を簡易書留郵便・速達扱いで郵送します。

次のb,c,dの書類は「入学手続の手引き」にとじ込みされている「遅延届」を代わりに提出することで期間後の提出とすることもできます。

早稲田大学への進学が確定した方は、第2次振込も済ませて全ての書類を郵送できます。

a.WEB入学手続システムにて必要項目を入力したあとに表示される入学手続用紙をプリントアウトしたもの

b.出身学校の卒業証明書等

c.住民票

d.預金口座振替依頼書・自動払込受付通知書

e.その他学部が指定する書類

 

③第2次振込(春学期学費等相当額)

2023年3月24日(金)までに、所定の振込用紙を利用して学費・諸経費(春学期分)を金融機関(ゆうちょ銀行を除く)窓口から振り込みます。

 

入学手続フローチャート

 

早稲田合格!        
↓早稲田に進学確定 ↓他校の結果を待つ      
第1次振込→第2次振込→入学手続書類郵送(まとめて行う場合) 学部ごと所定日までに第1次振込(登録料は返還されない)      
       
  3/13までに本命合格!      
  ↓はい ↓いいえ    
  本命校の入学手続き 入学手続書類の郵送(上記b,c,dは「遅延届」で延長可)    
       
    3/24までに本命合格!    
    ↓はい ↓いいえ  
    本命校の入学手続き 第2次振込  
       
      3/24以降に本命合格しそちらに進学!  
      ↓はい ↓いいえ
      本命校の入学手続き 特になし

※早稲田大学は第2次振込み完了後に入学を辞退する場合、所定の期間内に手続きをとることで学費・諸会費(春学期分)のみ金融機関を通じて返還されることがあります。こちらの期間や手続き方法ついては合格者に送付される「入学手続の手引き」をご参照ください。

 

 

 

慶應義塾大学

注意事項

慶應義塾大学も、早稲田大学同様指定の期間内に手続が完了しなかった場合はいかなる事情があったとしても入学手続は認められません

入学金(入学申込金)は、入学を辞退した場合でも返還されません

こちらも正規合格者の場合について記載しますので、補欠の繰り上げ合格など特殊な場合は慶應義塾大学のホームページの募集要項をご確認ください。

また、慶應義塾大学は合格者への書類の送付はなく、出願時に登録した慶應義塾大学のマイページ「入学手続」にて必要事項の入力や必要書類のダウンロードを行います。

こちらでは概略をご紹介しますので、詳細はマイページ「入学手続要項」を必ず確認してください。

 

①入学金等振込み

学部ごとに定められた振込期限までに慶應義塾大学所定の振込用紙を用いて「入学金(入学申込金)」を金融窓口から振り込みます。

期限内に手続きされなかった場合いかなる場合でも入学意思を放棄したものとみなされますのでご注意ください。

慶應義塾大学への進学が確定している方は、授業料等の費用も同時に振込み、入学手続書類の郵送をまとめて行うことができます。

学部ごとの所定の期限については以下の通りです。

 

法学部・薬学部

3/1

文学部・商学部・理工学部

3/3

経済学部・総合政策学部・環境情報学部・看護医療学部

3/6

医学部

3/13

 

②必要事項の入力および入学手続書類提出

3月13日(月)(締切日消印有効)までに、マイページの「入学手続」で必要事項の入力を完了させたうえで、速達・簡易書留で提出書類一式を郵送します。

入学手続書類が受理させると、マイページに登録されているメールアドレスにその旨のお知らせがあります。

3月13日までに慶應義塾大学への進学が確定した方は所定の振込用紙による「授業料等の費用」の振込を済ませることで、必要書類の郵送を一度でまとめることができます。

 

③延納者追加手続

慶應義塾大学所定の振込用紙を用いて、「授業料等の費用」を金融機関から振込み、そのうえで「振込金受付証明書」等を3月24日(金)24:00までにWEBにアップロードします。

学部所定の入学金振込み期限、書類提出期限までに進学が確定し、3/13までに郵送している方は紙での郵送提出ですが、延納者はWEBアップロードになるのでご注意ください

④入学に関する書類到着

入学手続が完了した方から順に、入学に関する書類、その他各種案内等が以下の二つの方法で案内されます。

宅配便(入学手続の際に入力された住所宛に発送されます)

ウェブサイト(マイページの「入学手続」にある「入学に関するご案内」から確認できます)

こちらは合格者からではなく大学側からの郵送になりますので、確認だけしておきましょう。

 

入学手続フローチャート

慶應合格!        
↓慶應に進学確定 ↓他校の結果を待つ      
入学金・授業料等の費用振込→入学手続書類郵送 学部所定の期限までに入学金を振込み(入学金は返還されない)      
       
  3/13までに本命合格!      
  ↓はい ↓いいえ    
  本命校の入学手続 必要事項の入力提出書類一式の郵送(授業料等の振込金受付証明書を除く)    
       
    3月24日までに本命合格!    
    ↓はい ↓いいえ  
    本命校の入学手続 授業料等の費用の振込振込金受付証明書(授業料等)のWEBアップロード  
       
      3/29までに本命に合格!  
      ↓はい ↓いいえ
      本命校の入学手続/入学辞退の申し出 特になし
         

※納入された費用は原則として返還されません。ただし、すべての入学手続完了後、原則として2023年3月29日(水)15:00までに所定の方法により入学の辞退を申し出、受理された場合には、入学金を除く「学費」ならびに「その他の費用」が返還されます。なお、急な事由に伴い、やむを得ず入学辞退を希望される場合に限り、2023年3月31日(金)15:00まで受け付けられています。詳細は必ずマイページの「入学手続」に掲載されている「入学手続要項」をご確認ください。

 

まとめ

早稲田大学・慶應義塾大学ともに入学金は振込期限が短く返還されませんが、授業料などの振込期限は3月下旬で、入学の権利を保持したまま国公立や後期日程などの合格発表を待つことができます。

これを知らずに入学金の期限までに授業料まで振り込んでしまうと、あとから本命校に合格したときにかなりのお金をロスしてしまったり金銭の事情で本命への進学をあきらめるなんてことになってしまったりしかねません。

あらかじめ入学手続の締切日や延長制度についてはよく確認しておきましょう!

 

 

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