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【残り4ヶ月!】共通テスト対策って何をすればいいの?

こんにちは! 武田塾西那須野校の鈴木です。

夏休みが終わって2学期を迎え、受験生は入試本番を意識する頃になりました。

ほとんどの受験生が受ける共通テストまでに残された時間は、残りあと4ヶ月です。

マーク模試を受けてもなかなか成績が伸びずに焦っている方もいるのではないでしょうか。

 

『共通テスト対策って何をすればいいの?』『共通テスト対策っていつから始めるべき?』

と悩んでいる方は多いと思いますので、今回はそんな疑問にお答えしていこうと思います。

武田塾チャンネルに非常に参考になる動画がありますので、そちらも合わせてご覧ください。

共通テスト対策の参考書は4つのタイプに分類することができます。

 

1.講義系参考書:問題の解き方を教えてくれる、解説メインの参考書。

代表的なもの:「きめる! 共通テスト」「〇〇の点数が面白いほどとれる本」

 

2.問題集:共通テスト形式の問題を、出題パターンごとにまとめた問題集。

代表的なもの:「短期攻略 大学入学共通テスト」「ハイスコア! 共通テスト攻略」

 

3.実践問題集:マーク模試と同様に時間を計って解く、科目ごとの問題集。

代表的なもの:「共通テスト総合問題集(河合塾)」「共通テスト実践模試(Z会)」

 

4.予想問題パック:各予備校が出している、全科目セットの予想問題集。

これらの参考書を上手に使いながら、科目ごとに勉強計画を考えていきましょう。

 

講義系参考書は早めに一巡しておこう!

講義系参考書は全科目そろえる必要は無く、必要だと思った科目だけ用意すれば大丈夫です。

しかし一通り学習するまでに時間がかかるので、直前に始めても間に合わない可能性があります。

どの科目で講義系参考書が必要なのかを早めに判断し、必要な場合は早く勉強を始めましょう。

 

国公立の2次試験や私大受験では使わない「共通テストだけで必要な科目」は、

共通テスト対策の講義系参考書で学習するのがお勧めです。

もちろん高校で使用した教材を使って学習しても構わないのですが、

それらは基礎学力の向上を目的とするものが多いので、

これから勉強を始めるつもりの科目は共通テスト対策のものを使うことをお勧めします。

 

国公立2次試験や私大受験で使う科目で、しっかり基礎学力が身に付いているものについては、

共通テスト対策の講義系参考書は必要ないと思います。

ただし英数国の3科目は、共通テストとそれ以外の試験で出題傾向が大きく異なるので、

苦手意識を持っている科目は使用してみるのもよいでしょう。

 

講義系参考書を使用する際の注意点として、時間をかけ過ぎず早めに一巡した方がよいです。

一通りの内容を把握したら問題集に移行し、分からないことがあれば講義系参考書などで調べる

ということを繰り返せば理解が深まり、どの部分を覚えれば点数に繋がるのかも把握できます。

問題集を解きながら講義系参考書を確認するという時間を多めに確保するようにしましょう。

 

講義系参考書でお勧めなのは、上でも紹介されている

「きめる! 共通テスト」シリーズと、「〇〇の点数が面白いほどとれる本」シリーズです。

どちらかのシリーズで統一するのではなく、科目ごとに参考書を確認し、

良いと思ったものを採用してみてください。

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点数を伸ばしたい科目は、問題演習と課題克服を繰り返そう!

共通テスト対策の問題演習をする目的は色々ありますが、

最も分かりやすいものは共通テスト型の問題に慣れることです。

 

ただし最初のうちは演習を重ねることで問題パターンに慣れて点数が伸びますが、

実力を発揮できるようになった後は演習だけを繰り返しても点数は伸びなくなります。

従って、問題パターンに慣れて点数が安定すれば構わないのか、

そこからさらに点数を伸ばしたいのかによって勉強のやり方は変わってきます。

 

一般的な考え方として、共通テストだけでなく国公立2次試験や私大受験でも使う科目は、

それまでの積み重ねがあるので直前に問題パターンに慣れる程度でよく、

共通テストだけで必要な科目は、しっかり対策すれば点数が伸びる余地があると言えます。

また科目の特性としては、英数国よりも理社の方が短期間で点数を伸ばしやすいと思います。

 

欲を言えば全ての科目で点数を伸ばしたいですが、そう都合よくはいかないでしょう。

どの科目の点数を伸ばすのか、そのためにどのような勉強をするのかを考えてみましょう。

 

点数を伸ばしたい場合は、課題の発見と克服を繰り返すことが有効です。

まずは本番と同じ時間で解く実践問題集ではなく、パターン別の問題集で課題を発見しましょう。

課題克服のための勉強は、共通テスト対策の講義系参考書を使っても構いませんし、

今まで学習に使ってきた教材でも構いません。

 

課題克服のためには、自分に足りないものを明確にして勉強しましょう。

例えば「英単語の勉強」と一口に言っても、難しい英単語を新たに覚えるのか、

今までに学習してきた英単語を定着させるのか、訳だけでなく語法も覚えるのかなど、

目的によって勉強のやり方が変わってきます。

 

理社の科目の問題が解けない場合、

その原因は「分からない」ことではなく、「知らない」ことである可能性が高いです。

そのような場合は、調べながらでも構わないので共通テスト形式の問題演習を繰り返し、

「知らない問題」「見たことがある問題」に、そして「解ける問題」に変えていきましょう。

 

パターン別の問題集でお勧めなのは、

「短期攻略 大学入学共通テスト」シリーズや、「ハイスコア! 共通テスト攻略」シリーズです。

基本的にはどの問題集を使っても構いませんが、

書籍の名前に「共通テスト」の文字が入っていても共通テスト形式でないケースもありますので、

購入する前に問題の傾向を必ず確認してください。

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実践演習は本番と同じ条件に近付けて取り組もう!

ある程度パターン演習を行ったら、時間通りに問題を解く実践演習に入っていきましょう。

実践演習の最大の目的は、時間管理の練習をして失敗を防ぐことです。

 

マーク模試で時間が足りない経験をした方は多いと思います。

時間内に全ての問題を解けるに越したことはありませんが、

時間が足りなかった場合でも解ける問題を全て解き終わっていたら影響は小さくなります。

反対に、時間が足りなくて得点が見込める問題を解けなかった場合は被害が大きくなります。

 

マーク模試で失敗しても反省を活かして次回頑張ればよいのですが、

共通テスト本番は一発勝負なので失敗したら取り返しがつきません。

試験当日はプレッシャーの影響で実力を発揮できない可能性もあるので、

調子が悪いなら悪いなりに最善を尽くせるように準備をしておきましょう。

 

マーク模試などの実践演習で時間が足りないと感じている人は、

分からない問題を考え込んでいないか確認してみましょう。

試験では「時間というコスト」を支払って「点数というリターン」を得るので、

点数が見込めない問題には時間をかけないという判断も必要になってきます。

解ける問題を全て解いた後なら構わないのですが、そうでなければ捨てるか後回しにしましょう。

 

国語の読解問題のように、時間をかければ解ける可能性がある科目では、

どの順番で解くか作戦を考えるのも良いと思います。

私は全ての科目で最初から順番に解く派でしたが、

得意な科目から解く、早く解き追わるものから解くなど、気になる方は色々試してみましょう。

 

実践演習を行う際の注意点としては、できるだけ本番の条件に近付けることをお勧めします。

例えば共通テスト本番ではマークシートへの記入の他に自己採点用に問題冊子にメモをしますが、

練習時にこれをしなかった場合には時間の見通しにズレが生じてしまいます。

 

まずは科目ごとの実践問題集を使って解く順番や時間配分などのシミュレーションを行い、

機会があれば予想問題パックを使って本番と同じ時間割で全科目の演習を行うことで、

どのくらい疲れるのかという体力面のシミュレーションもしておくとよいでしょう。

 

共通テストで失敗をすると、失敗を引きずってその後の科目にも影響が出る恐れがあります。

共通テストは一発勝負なので、何とかなるだろうと安易に考えずに、

調子が悪い場合を想定して対応策を用意しておきましょう。

まとめ

今回は共通テスト対策の勉強のしかたについてお伝えさせていただきました。

 

1.講義系参考書について

・共通テスト対策の講義系参考書は必要な科目だけ用意すれば大丈夫です。

・まだの方はすぐにでも始めて、時間をかけ過ぎず早めに問題演習へ移行しましょう。

 

2.パターン演習について

・問題パターンに慣れるだけでもある程度点数は伸びます。

・さらに伸ばしたいなら問題演習と課題克服を繰り返しましょう。

 

3.実践演習について

・共通テスト本番で失敗しないように、実践演習で時間管理の練習をしましょう。

・実践演習を行う際はできるだけ本番の条件に近付けましょう。

 

共通テストは、科目の特性を考慮して適切な対策をすれば点数を伸ばすことができます。

共通テストの勉強がうまくいっていないと感じる人や詳しい話を聞きたいという方は、

以下に紹介されている無料受験相談に、ぜひお越しください。

 

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何を勉強すればよいかわからない方や、

自分のやっている勉強が間違っていないか不安だという方は、ぜひご活用ください。

 

また、この受験相談自体は入塾を前提としたものではないので、

『入塾する予定はないけど単に相談がしたい』という方も、お気軽にお申込みください。

 

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