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過去問演習に入るこの時期、何に気を付ければいいのか??

こんにちは。

武田塾難波(なんば)校(06-6556-6807)です。

 

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今回は、過去問演習をするときの注意点についてお話しします。

 

 

過去問演習の注意点・NG編

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過去問の効果的な使い方を説明する前に、
多くの受験生が陥っているNGな使い方を紹介します。

もしここで紹介する使い方をしていたら、早めに修正してください。

 

過去問をやり込まないのはNG

過去問を解いて得られるものはなんでしょうか?

大問の構成。
英語であれば、穴埋めか和訳か長文か。
国語であれば、現代文と古文・漢文の割合はどれぐらいか。

こういった情報は、早めに入手しておいた上で日々の勉強に反映させたいものです。

 

ひとつ例を挙げてみます。

ある受験生が、日本史で
「参勤交代とは、各藩の藩主に、自領と江戸を行き来させること」
と覚えていたとします。

しかし、過去問では
「参勤交代を始めた将軍は誰か」という問いが出たため、正答できませんでした。

ここで、

ああ、参勤交代を始めた将軍は家光だった!

で終わってしまうのはNGです。

受験生が自分の頭のなかにインプットした知識も、入試の出題者が問う知識も、

両方とも参勤交代でした。

しかし、インプットしてある知識が「制度の内容」で、

試験で問われている知識が「制度を作った人」である場合、正答になりません。

ですが、過去問を解いておけば、

「この大学の入試の日本史の出題者は、人物を問う傾向がある」と把握できます。

 

このように、過去問の傾向を把握し、それを日々の勉強に反映させましょう。

「過去問の中の知らなかったことだけを覚え直す」のは、非常にもったいないです!!

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また、過去問に含まれているのは知識だけではありません。

過去問には、自分の志望大学の教授や准教授たちの「知識への想い」が込められています。

入試の出題者たちは、受験生に

「これぐらいのことはわかっていてほしい」
「これくらいのことがわかっていないと、うちの大学で学ぶのは難しい」

と思いながら問題を考えています。

過去問を何回もやりこむことでしか、出題者たちの知識への想いを解読できません。

 

過去問を解いて落胆するのはNG

過去問で合格点を取ることは簡単ではありません。

もし、過去問を解いてみて簡単に感じ、

実際に満点近い点数を取ることが「できてしまったら」、

志望大学を1~2ランク上げたほうがいいでしょう。

 

過去問は、解いてみて「難しい」と感じるくらいがちょうどよいのです。

なぜなら、過去問レベルの問題を易しく感じるのは入試本番の直前でいいからです。

 

そして、入試本番の日ですら、その入試問題を全問解ける必要はありません。

9割以上取らないと合格できない!という入試問題はそう多くはないです。

もちろん大学・学部にもよりますが、

6~7割取れれば十分合格圏内、というケースの方が多いです。

過去問を解いて「全然わからない」と思って落ち込むのはNGです。

むしろ「今、歯が立たないことがわかってよかった」「自分の課題が見えた」と前向きにとらえてください。

 

過去問演習で意識するべきこと

次に、過去問演習で意識してほしいことを紹介します。

 

本番を想定して、時間を意識する

過去問に取り組む際に、注意しておかなければいけないのが時間です。
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おそらく夏~秋ごろ、初めて過去問演習に入ったタイミングでは

制限時間内に解き終わるのが難しいと思います。

この時は、時間内に終わらなくても、必ず問題を全て解き切るようにしましょう。

 

よく伸びない受験生にいるのが、

制限時間内に終わらなかった部分は解かないで答えだけ見ちゃおう」という人。

これは非常にもったいないことです。

入試問題のような難しい問題に直面したとき、

どう考え、どう戦うか?

たとえ間違っていたとしても、そうやって頭をフル回転させた経験は必ず本番で活きます。

そしてその上で、

「この問題を解くにはこの知識が足りなかった」

という課題を発見できればベストです。

 

 

また、年末年始以降の直前期には

制限時間内に解き切る」という練習をしましょう。

これは文字通り、「全ての問題を時間内に解き終わる」という意味ではありません。

限られた時間の中で、時には「捨て問」を作りながら、

少しでも良い点を取るための時間配分を考える練習です。

「この大問は何分以内に解き終わる」
「何分以上過ぎたら次の大問に移る」

など、入試本番を見据えた時間配分も考えましょう。

 

より慣れてきた人は、

「制限時間より短い時間で解き切る」

という練習をすることも非常におすすめです。

 

合格点を取るために何が足りないのかを分析する

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過去問を解き終わり、採点を終えたなら

今の自分に何が足りなかったか?

どうすれば点数が伸びるのか?

を分析していきましょう!

このときのポイントは、

どうすれば次回、プラス1割取れるようになるかを考えることです。

例えば、はじめて解いた時の点数が4割だったとしましょう。

(点数がわからない場合は「〇の数/全問題数」で計算してみましょう!)

そして、その年の合格平均点が7割だったとしましょう。

4割からいきなり7割に到達させるにはどうするか?

おそらくやらなければいけない事がたくさん出てきて

結局何から始めればいいかわからない……」という状態になってしまいます。

 

そこでオススメなのが「どうやったら1割点数を上げることができるか?」という考え方です。

「あと1割」と考えることによって、次に取り組むべきことを絞ることができます

英語なら、単語力か、文法か、和訳か、英作文か。

どれかに絞って短期集中で取り組み、
それをやり切った時点で別年度の過去問を解いてみましょう。

 

これを繰り返すことによって、
少しずつ良い点を取れるようになっていくでしょう。

 

まとめ

今回は過去問の取り組み方を紹介しました。

過去問をただ解くだけではなく、フル活用して他の受験生と差を付けましょう!

 

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