こんにちは！
武田塾難波(なんば)校（06-6556-6807）です。
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今回は、「シャドーイング」について紹介します。
毎日シャドーイングをしているよ！という人は多くはないと思いますが、
実は非常に効果のある勉強法です。
ぜひこの記事を参考にしてシャドーイングに取り組んでください！
シャドーイングってどうやるの？
そもそもシャドーイングって何？
シャドーイング = Shadowing というのは、
音声を聞いて即座に復唱することです。
ここでのShadowは「影」という意味です。
あたかも影のように、CD音源の音読に付いていく、というイメージですね。
おすすめは「速熟」
シャドーイングをする上でおすすめの教材は、
「速読英熟語」です。
「速熟」を使うメリットは、
長すぎずちょうどいい文章が60個あることです。
あまりに1つの文章が長すぎるとシャドーイングにも時間がかかってしまいます。
その点、「速熟」なら何度も繰り返し聞いたり音読するのに適しています。
まずはCDを聞こう
シャドーイングをするとは言っても、
いきなり本文をすらすら読むのは難しいです。
まずはCDや音声を聞いて、正しい発音を知りましょう。
電車の中などの移動時間にとりあえず聞いてみるのもいいと思います。
1回だけでなく、何度も聞きましょう。
最終的には、
「音声を聞きながらその文章の意味が分かる」
という状態を目指しましょう！
そのために、本文の単語・熟語もチェックしたり、
右側の和訳にも目を通しておきましょう。
ゆっくりと本文を音読しよう
音声をある程度聞いて正しい発音が耳に馴染んできたら、
自分の口で本文を音読してみましょう。
最初はゆっくり、1文ずつでも大丈夫です。
ただし！
できるだけ「カタカナ英語」にはならないで、
英語らしい発音を心がけましょう。
音声で聞いたままを発音できるようになれればベストです。
たとえば「take it」というフレーズが出てきたとして、
「テイクイット」と呼んでしまうのが「カタカナ英語」です。
そうではなく、「テイキッ(ト)」という感じで
英語らしく、音声のマネをして発音をしましょう。
ここで正しい発音を意識することができれば、
リスニング対策にも非常に効果があります。
発音記号なんて分からないよ！という人も、
聞いたまま、音声のモノマネをするつもりで音読しましょう。
CDに合わせて読んでみよう
「CD音源を何度も聞いた」
「本文を読みながらすらすら音読できるようになった」
これらのことができるようになったら、いよいよシャドーイングです！
まずは、
「CDに合わせて本文を目で追う」
というところから始めましょう。
ある程度それができるようになったら、いよいよ読むことをスタートしましょう。
最初は音声のスピードが速くてなかなか大変だと思います。
いきなり完璧を目指さないで、1つの文章に何日かかけて取り組み、
音声のスピードについていくことを目指しましょう。
コツとしては、自分の声は小さめ～ささやきぐらい、
もしくは口を動かす程度に発音することです。
口を動かす程度なら、電車の中や静かな自習でもシャドーイングは可能です。
最初は難しくても、1つの文章に何度もチャレンジしてみましょう！
シャドーイングをやるとどんな効果があるの！？
リスニング対策になる
言うまでもなく、英語長文の音源を聞くことはリスニング対策になります。
耳を英語に慣らすことは非常に大切です。
受験生はなるべく毎日、英語を聞く時間を作るのが良いでしょう。
また、聞くだけでなく自分自身で発音することも非常に大事です。
自分の口で発音する→その声を耳で聞く、というプロセスを踏むことで
より英語の発音が体に染みつきやすくなります。
試験に出るのはリスニングだけだから、聞くだけでいいんじゃないの？
と思う人もいるかもしれません。
しかし、ただ聞くだけでなく舌や口を使って実践してみることで
脳の広い領域が活性化され、より記憶にも残りやすくなります。
「耳しか使わない」で勉強することは、かえって損なのです！
長文を読む速度が上がる
CDの音声に合わせて文章を目で追ったり、発音することで
英語長文の処理速度を上げることができます。
具体的には、1つの文章を何度もシャドーイングすることで、
「CDの早さで英語を理解する」ことができるようになります。
いちいち英語→日本語→意味、というステップで理解していたのを
英語→意味、と一足飛びに理解できるようになるイメージです。
英語長文には、じっくりと「精読」するべき場面もたくさんあります。
しかし、長文全体を精読していては時間が足りなくなります。
そこで、「CDの早さで意味を掴む」練習をしておくことで
基本的にはスピーディーに、ここぞという場面では精密に、という
メリハリのきいた読み方ができるようになります！
長文の中のあらゆる知識が定着する
「速熟」は、その名の通り実は熟語帳です。
速熟の文章の中には、受験で必要な熟語が散りばめられています。
もちろん、長文の中には熟語以外にも単語や文法、構文などの要素が詰まっています。
これを何度も読んだり聞いたり喋ることで、
1つの長文の中のあらゆる知識を吸収し、定着させることができます。
速熟の長文60個を完璧に音読できるようになれば、
みなさんの英語力は劇的に上がること間違いなしです。
まとめ
今回は、シャドーイングのやり方と効果について紹介しました。
英語の勉強には色々ありますが、
シャドーイングは非常に効果のある勉強方法です。
特に、共通テストの受験を考えている人は
速読力とリスニング力を鍛えるために
ぜひシャドーイングに取り組んでください。
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