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ルール(規則・校則)とはなんのためにあるのか考える

みなさんおはようございます!
大学受験 予備校 、武田塾 中山 校の梅村です!
みなさんは普段、 ルール を気にしていますか?

 

まず最初にルールについて面白い記事を見つけたので紹介します!

 

「理由のない校則」に憤った高校生は、アパレルブランドを立ち上げた。

 

Moppyさんという方が、高校の校則に違和感を持ち、アパレルブランドを立ち上げて意義を唱えるというストーリーです。

ロックですね(>_<)

Moppyさんの行動力もすごいし、記事中に出てくる塾の先生も先輩もかっこいい!

 

ということで今回のブログでは、ルールについて考えてみましょう。

 

ルール とは何のためにあるか?

 

Moppyさんのブログの中では、北米に留学したときに、留学先の高校の校則があまりにも日本のものと違ったそうです。

留学先の高校の校則には、なぜそのルールがあるのかまで記載されていたとのこと。

それに対して彼女の高校の校則には意味不明のものが多く、教員にその理由を尋ねても、「校長が決めたから」としか返ってこない。

例として、授業中に水を飲んではいけないことや、授業中にトイレに行ってはいけないことなど。

 

この例を見て、まず思ったのは、

「これ、たぶん日本の会社でもあるやつや!」

でした。

会議中に水を飲んではいけない会社って普通にある気がします。

会議途中でトイレにいくのも、ダメだと明文化はされていないけど、あまり良いものとは捉えられない気がします。

そんなルールがあるのかと言われれば、おそらくありません。

ルールではなく常識として世に広まっているものです。

 

 

常識という非常識

 

この常識という概念が非常に厄介で、「誰もが知っていること」という意味だと思うのですが、一方では皆が知らないことも常識認定されているっていう笑

特にこの常識の認識の差は、世代間によって際立ちます。

だいたい「近頃の若いもんは、、、。」という言葉はここから来ますね笑

この常識という概念は、破られると誰かがイライラします。

 

例えば、エスカレーターの左側は歩かない人、右側は歩く人って誰も決めてないですよ?

(大阪、兵庫は逆ですね。)

でもこれ常識としてみんな順守してます。

右側で止まっている人がいると、その後ろでやたら足音を出して「動けよ」アピールしている人がいたりしますね笑

 

例えば、電車には順番通りに乗り込むことも常識の一つです。

日本ではそれが普通ですが、おそらくそうじゃない国もあります。

たまに順番を待たずに乗り込む外国人いませんか?

イライラしますよね笑?

 

何を書いているかわからなくなってきました。

水の話に戻すと、これは社会では常識として認識されています。

ただ、この常識も世代間で移ろっていくものです。

最近では水ダメっていう会社もあまり見かけなくなった気がします。

まぁ常識なんてそんなもんです。

世代間でも違えば地域間でも違ってくるので、常識なんて非常識なものだと思っておきましょう。

 

まとめると、

大枠では、「常識とは非常識である」

あるコミュニティにおいては、「常識は守られないとイラつく人がいる」

となります。

あるコミュニティに属すときは注意しないといけませんね。

 

 

ルールの存在には理由がある

 

ではルールに話を戻しましょう。

まず前提として、理由のないルールなんてものは存在しないです。

だからまずはなぜそのルールが制定されたのかは考えなければいけません。

 

Moppyさんの高校の場合は、過去に生徒が水を飲むことで何か不具合があったのか、もしくは社会での常識を植え付けるためだったのかですね。

それを踏まえて、理由がわからないのであれば教員に聞いてみて納得いく答えを引き出しましょう。

納得性の高い答えが出てこないのであれば、そのルールの存在意義はかなり薄いです。

どうしても我慢ならないなら、ルールを変えましょう。

 

そして、教員について言えば、相当まずいと思います。

ほとんど思考停止状態ですね。

人に納得いく答えを言えないルールに従っている人間は、一体何を指標に生きているのでしょうか。

ルールにあるから守っているでは永遠に使われる人生のままです。

あとで言いますが、ルールとは作る側の存在もあるからです。

 

 

ルールとは何のためにあるのか?

 

常識は暗黙知であり、ルールは守るべきものです。

常識を破っても、ほとんどの人に損害を与えません(破った人の評価が下がります)が、ルールを破った場合は、誰かが損害を受ける可能性が高いです。

記事にあるピーナッツのルールは正に典型例です。

 

ここで、サッカーについて考えてみます。

スポーツにおいて、ルールは絶対に存在します。

ルールの存在しないスポーツはありません。

スポーツにおいて、ルールはよりそのスポーツを楽しむために存在します。

 

梅村的には、サッカーが最初に考案されたとき、キーパーという存在はなかったんじゃないかと思っています。

というのも、自分が手を使わないスポーツを考えようとしたとき、手を使える存在を入れようとは思わないからです。

 

 全員が手を使わない競技をやってみた。

     ↓

 思ったより簡単にゴールが入る。

     ↓

 手を使える人を入れてみた。

     ↓

 フィールド全体で手を使えてしまうと、存在がチートになるので、使えるエリアをゴール付近だけにした。

 

たぶんこんな経緯を辿ったんじゃないかなと思ってます。

キーパーの導入によって戦略性がかなり広がり、よりサッカーが面白くなりますよね。

面白いものを作ろうとするとルールはどんどん変更されていくものです。

今でも若干のルール変更は頻繁に行われています。

 

サッカーのようなスポーツで言うと、より面白くするためにルールがあります。

そしてそのルールは守られることが前提です。

守られることが前提なので、その範囲内でどのようにして改善をかけようかという発想になります。

 

ただ、先日日本大学のアメフト部において、悲惨な事件が起こってしまいました。

関西学院大学のクォーターバックの選手に、プレイとは関係ないところでタックルをしてしまい、タックルされた選手は怪我をしてしまいました。

これはルールを守っていないプレイなので、実際に損害を受けた人がいます。

このように、ルールが破られると周りも含めて不快になってしまいます。

今回の事件は、よりによって監督の指示だった(?)ようで、ルールの範囲内での面白さを伝えるべき人が陣頭指揮をとっていたという本当に嘆かわしい事件でした。

 

 

スポーツ以外にも多くの場所でルールは存在します。

これらのルールは、その場所をどのような方向に進ませたいかという発想から生まれます。

スポーツなら、より面白くするため。

組織であれば、進んでほしい方向に向かわせるためです。

 

ということは、ルールは作る側とそれを受け入れる側が存在します。

では次は、作る側の話です。

 

 

ルールとは誰が作るのか?

 

ドラゴン桜の桜木さんがこのようにおっしゃっています。

 

 

校則、社則、スポーツの規則、法律、憲法、これらは全部ルールです。

ルールとは進んでほしい方向に向かわせるものということは言いました。

 

例えば、校則に「靴下は白色のみ可」という記述があったとします。

これなんかはその高校のブランディングでしかありません。

清楚なイメージを世間に持たせることが目的でしょう。

 

このようにルールを作る側にも理由があるわけです。

ただ、そこまで思いを馳せることをできない人は多いです。

記事中の教員なんかはそんな一例ですね。

 

ここから先、生きていくにあたり、使う側と使われる側のどちらにまわりたいのか。

これを問うたときに、みなさんはどちらに行きたいでしょう?

桜木さんは、高校生に使う側にまわってほしいため、東大を勧めています。

梅村的にはどちらの選択でもいいと思います。

ただ、そういう事実は知っておいてほしいです。

選択した事実があるのと、知らずに一方向に進むのでは全然違うはずだと思うのです。

 

そして、高校生の皆はまさに今選択ができる時期にいます。

勉強をすればどちらにでもいけるんです。

勉強をする意味が見えてきましたか笑?

 

メッセージに到達するまでに、このブログ随分遠回りしてるなぁ笑!

 

 

憲法について考えよう

 

最後にちょこっとだけ。

 

憲法もルールなんですね。

ただ、このルールは何十年も変わっていません。

時代が変わり続ける中で、憲法は変わらないとなると色んなところで不具合が生じます。

安倍首相が憲法を改正したいのは、それを憂いてのことです。

 

その是非については個々で違う意見が出ると思います。

大切なのは是非ではなく、そこに自分の考えを乗せることです。

今まで盲目的にルールに従ってきた人は、これをきっかけに憲法について考えてみてはいかがでしょうか?

 

 

 

以上、ほぼ自己満ブログでした(^O^)/


 

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