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武田塾中山校通信2025年10月号

 大学受験なら武田塾中山校

こんにちは!
授業をしない個別指導塾、武田塾中山校の福原です。

10月に入り、朝晩は少しずつ涼しさを感じる季節となりました。受験生にとってはいよいよ入試本番を見据えた「後半戦」が始まります。

模試や過去問演習を通じて、自分の得意・不得意がより明確になってきた頃かと思います。
この時期に大切なのは、焦ることではなく、「弱点を一つずつつぶすこと」です。
夏に築いた基礎力を信じて、一問一問を丁寧に、確実に得点へとつなげていきましょう。

また、模試結果や過去問演習で思うように結果が出なくても、それは「今のうちに課題を発見できた」という何よりのチャンスです。入試本番に間に合わせるために、校舎でも一人ひとりの進度を細かく確認しながら、学習計画を再構築しています。

1・2年生のみなさんにとっても、秋は「学習習慣を固め直す」絶好の時期です。
行事やテストで忙しい時期ではありますが、日々の学習を継続できる人こそ、冬以降に大きく伸びます。

受験生も在校生も、それぞれの目標に向かって努力を積み重ねていけるよう、校舎全体で全力でサポートしてまいります。
今月もどうぞよろしくお願いいたします。

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それでは今月の武田塾中山校通信もご笑覧ください!

 

 

今月の連絡事項

【受験生向け】全統プレ共通テストの申込受付中

学校で受験ができない人は武田塾で申し込んでください。

10月20日が締め切りとなっています。受験生は必須となっているのでお忘れなく!!

 

ランキング

2025年9月総自習時間

2025年9月ランキング作成用

風邪が流行っています。体調に気をつけながらがんばってくださいね!

 

お役立ち情報

昭和女子大学 2026年度入試から「公募制推薦入試 基礎学力テスト型」を導入

https://univ-journal.jp/991187/

昨年東洋大学が実施したことで関東圏の大学でもトレンドとなりつつある「年内基礎学力テスト型」です。
合格を年内に確保できたうえで、2月の一般入試とも併願ができるという仕組み。
昭和女子大学以外にも、桜美林大学、大妻女子大学、実践女子大学、関東学院大学などでも実施するようです。年内に滑り止めを確保できると、一般試験では本命に集中できるというメリットもあるので戦略の一つとして調べてみるといいでしょう。

 

東大が2学部新設の構想、AIや宇宙開発の起業目指す人材育成狙う…卓越大認定の助成金で

https://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/kyoiku/news/20251012-OYT1T50000/

東大がAIや宇宙開発などの分野で、世界水準の人材育成に本格的に乗り出すことは大きな変化です。文理の枠を超え、技術と起業の力を融合させる時代が本格的に到来しています。これからの受験生には、「何を学ぶか」だけでなく、「学んだ知識で何を生み出したいか」という視点がますます求められていくでしょう。

 

大学学園祭一覧

https://www.gakkou.net/daigaku/gakuensai/

高校生のみなさんも秋に文化祭をする学校が多いと思います。大学でも同様に、秋に学園祭をしています。
学生やキャンパスの雰囲気を直で感じられるので、時間に余裕にある人はぜひ行ってみましょう!

 

今月のピックアップ生徒

今月は講師の小林君が書きました!よろしくお願いします!

根気よく取り組むYさん

 

 Yさんは高校三年生で2月から武田塾に通ってくれています。Yさんは毎日毎日さぼることなく勉強を続けています。得点によって気持ちの上下があっても折れることなく継続してくれています。何事も継続することが合格の秘訣になると私自身も考えています。

 今回は毎日続けることの重要性を話していきます。毎日続けることには様々な利点があります。まず1つ目が長期記憶です。確認テストの範囲を前日にやって高得点では表面上の点数だけは高く本番は取れないという状況に陥ってしまいます。ですが毎日毎日地道に進めて何回もこなすことで記憶から抜けにくくなっていきます。それはエビングハウスの忘却曲線というものから科学的に証明されていることでもあります。

 2つ目は意識していることを無意識にするには継続は不可欠であるという事です。英語の長文や現代文を解いている間に考えなければならないことはたくさんあります。その中で覚えた解法を意識して使い続けると無意識的に行えるようになります。

 最後にあきらめないというのは受験当日にもとても重要になってきます。もし一科目目で想像以上に出来が悪くても二科目目、三科目で補ったり、1点でも多く取ることができれば合格に近づくことができます。

 そんなYさんのような根気強さがあるからこそ過去問や確認テストで点数がどんどん高くなっていくのだと思います。つい最近のMARCHレベルの段階突破テスト(英語)では、1ミスに抑えてくれました。大きな成長です。素晴らしいです👏共通テストまで残り100日を切ったので皆さんも気を引き締めていきましょう!

 

謙虚に弱点を減らしていくOさん

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 Oさんは高校三年生で8月から武田塾に通ってくれています。入塾してから私が担当し続けているのですがたった2ヶ月で驚くほど成績を伸ばしてくれています。今回はそんなOさんが成長している要因である「謙虚さ」について紹介していきます。

 Oさんには志望校に出やすく難易度も同じような問題を指導の中でたくさん解いてもらっています。中には全問正解でいるものもあれば、少ししか正答できないようなものもありました。それがどれだけ惜しい回答でも自分の考え方が間違っていて、変える必要があるとするのはとても難しい事です。ですがOさんはその間違いの要因は何か、どうすれば間違えなかったかを謙虚に考え続けています。この姿勢が短期間で成績を伸ばしている要因になっています。

 この「謙虚さ」はこれから本格的に過去問に入るうえでとても大切になってきます。例えば過去問で二択には絞れたが間違えてしまったという場合、これをケアレスミスで次回は正答できると簡単に考えていると2度3度と同じミスを繰り返す可能性があります。ですがそのような問題にも謙虚に自分のミスだと捉え原因を探ることで過去問の点数は徐々に上がっていきます。

 そして謙虚というのは精神的にも自分の助けになります。うやむやに問題を解き合格点が取れず直前で焦る受験生に比べ、自分の足りない部分が分かっている受験生は「あとはここを治すだけ」と目的がはっきりしているのでおのずと自信もついていきます。

 それが普段の勉強からできているOさんだからこそ成績が伸びていくのだと私は考えています。これから後半戦に入っていく受験生の皆さんも自分の問題に対しての姿勢がどのようなものか考え直してみましょう!

 

コラム

校舎長の福原が日々感じていることを書くコーナーです。

今回は「恋愛に置き換えて考えろ!」をテーマに書いていきます。

 

恋愛に置き換えるとわかりやすくなる

10月に入り、いよいよ受験生たちの表情が変わってきました。
夏を越えたこの時期は、勉強量が増える一方で、「自分はこれでいいのか」という不安も大きくなる季節です。
最近、校舎でも志望校や勉強そのものに関する相談を受けることが多くなりました。どれも実に生々しく、切実な声です。

たとえば——
「友達はこの大学を志望しているのに、自分はこのレベルの大学で少し気が引けます」
「まだまだインプットが膨大に思えるので、過去問を解くのが怖いです」

どちらの気持ちも痛いほど分かります。
自分を他人と比べてしまったり、未知のものに挑むのが怖くなったり。
そんなとき、私はよく言うんです。

「恋愛に置き換えて考えてみよう」

少し奇抜なアドバイスに聞こえるかもしれませんが、実はこれが意外と本質を突いていると思います。

太宰治は『斜陽』の中でこう言いました。

「人間は恋と革命のために生れて来たのだ。」

太宰も言っているように、人間というのはそれほどまでに「恋」と密接に関わっている存在です。
だからこそ、いろいろな出来事を恋愛に置き換えると、抽象的なことでも具体的に理解しやすくなるのです。

受験も例外ではありません。
志望校に憧れ、そこに向かって自分を磨いていく過程は、まるで恋そのもの。
好きな人に振り向いてもらうために努力するように、大学という「相手」に近づこうとする行為なんです。

 

「友達はこの大学を志望しているのに、自分はこのレベルで…」の恋愛版

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恋愛にたとえるなら、これは「友達が人気者に告白しようとしているのに、自分はそんなにモテない人を好きになってる気がして不安」という状態です。
でも考えてみてください。人気者=いい恋とは限らないですよね。

難関大学は確かに“モテている”存在です。多くの受験生が憧れ、挑もうとします。ライバルが多く、倍率も高い。
でも、それってつまり「競争率が高い」というだけの話。あなたが好きになる相手が「モテるかどうか」で恋を決めるでしょうか?

恋愛だって、相性がすべてです。外見や評判だけで選んでも、価値観が合わなければ長続きしない。
勉強も同じで、「人気だから」「偏差値が高いから」といって志望校を決めるのは、いわば“顔だけで恋に落ちる”ようなものです。
最初はドキドキしても、どこかで無理が出てきます。

むしろ、自分が「この人となら一緒にいたい」と思えるような大学——つまり、学びたい学問や環境、将来の方向性が合う大学を選ぶことのほうが、ずっと健全な恋愛(=志望)です。

恋愛でも、相手の中身をよく知って好きになったときこそ、周囲に何を言われても自信をもっていられるもの。
「え、あの人なの?」と笑われても、「でも私はこの人の良さを知ってる」と胸を張れる。
志望校選びもまったく同じです。周囲の声より、自分の“想い”を信じてください。

 

「過去問を解きたくない」の恋愛版

次によくある相談が、「まだまだインプットが足りない気がして、過去問を解きたくない」というものです。
この気持ちもすごく分かります。基礎が不十分なまま挑んで、「全然できなかったらどうしよう」と怖くなる。
でも、これも恋愛に置き換えると見えてくるものがあります。

それはつまり、「相手の好きなタイプを知らない状態で、遠くから見ている」ようなものです。

たとえば、相手がキレイめファッションが好きなのか、ストリート系が好きなのか、モード系が好きなのかも知らないまま、一生懸命おしゃれを頑張っている。

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それでは方向性がズレてしまうかもしれません。恋愛でいえば「努力はしてるのに、なんか空回りしてる」状態。

勉強もまったく同じです。
過去問を解かないまま「インプットだけ」しているのは、相手の好みを知らずに自己流でアプローチしているのと変わりません。
相手(志望校)の“好きなタイプ”、つまり「どんな問題形式が好きか」「どんな力を求めているか」を知るためにこそ、過去問を解く意味があるんです。

たとえば、志望校の英語で語形変化を問う形式が多いことが分かれば、「単語帳を回す」という行為ひとつとっても、見方が少し変わってきます。
派生語・別品詞・黒文字の意味変化など、これまでスルーしていた部分に自然と意識が向く。
それは、「あ、この人って意外とシンプルな服装が好きなんだ」と気づいてから、自分のファッションを調整するようなものです。

数学とかでも同様です。出やすい分野が「ベクトル」「微積」だとわかれば、そこに重点を置く。
つまり、「共通の話題を作る」努力です。恋愛で言えば、「この人、映画が好きって言ってたな。じゃあおすすめ作品を調べておこう」という発想と同じ。

そしてもうひとつ重要なのは、過去問は“本番”じゃないということ。
多くの人が「過去問=入試そのもの」と考えてしまい、怖がってしまう。
でも本当は、過去問は何度でもできる“疑似告白”の場なんです。

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恋愛で言えば、「もしこう言ったらどう返ってくるか?」をシミュレーションできる練習。
実際の恋愛では、告白のチャンスは一度きりかもしれません。
けれど受験では違います。何回でも「こう伝えたらどう返ってくるか(=どんな点を取れるか)」を試せる。
そしてそのたびに、「この言い方は刺さらなかったな」「こっちの方が好印象だったな」というフィードバック(=採点・解答解説)が返ってくる。

だから過去問は、“フラれても痛くない恋愛”みたいなもの。
失敗しても、傷つかずにもう一度挑める。
むしろ、フラれた経験(=解けなかった問題)こそが、自分を磨く材料になります。

インプットできる容量も時間も限られている中で、全てを完璧にこなすのは不可能です。
でも、相手の好みを知れば、限られた時間でも「刺さる努力」ができる。
洋服を全部買うことはできないけれど、相手の好きな系統を知っていれば、限られた予算でも最高のコーデができる。

過去問はそのための“鏡”であり、“リハーサル”。
だからこそ、怖がらずに何度でも挑戦してほしい。
恋愛でいうところの「何度もLINEの文面を練って告白してみる」ようなものです。(絶対直接の方がロマンティックですけどもね。あくまでたとえです。)
最初はぎこちなくても、やっていくうちに自然と伝え方が分かってくる。ほら、じゃあやるしかないですね。

 

恋と勉強の共通点

恋愛と勉強には、思っている以上に共通点があります。
どちらも「自分をどう動かすか」「相手とどう向き合うか」という点で、驚くほど似ています。

① 主導権を握るのはいつだって自分

相手(大学)があなたを選ぶのではなく、あなたが相手を選ぶ。合格をもらうことが目的ではなく、「この大学に行って何をするか」が本質です。
恋愛でも同じです。「相手に好かれるかどうか」ばかりを気にしているうちは、自分の魅力を発揮できません。「自分がこの人を好きだから一歩踏み出す」——その能動的な姿勢が、結果的に相手を惹きつけます。
受験もまた、「選ばれる側」ではなく「選ぶ側」の意識で取り組むことが、主体的な努力につながるのです。

② 失敗も糧になる

恋愛でも告白がうまくいかないことがあります。でもその経験が次の恋での糧になる。勉強も同じで、過去問で失敗した分だけ、相手(大学)の“地雷”を知れる。
一度の失敗で落ち込むより、「次はどうすればうまくいくか」を考える方が、確実に前進します。
恋愛だって、フラれた経験から「自分の伝え方」や「相手との距離感」を学ぶもの。
ウケてくれると思って発した言葉が、逆に微妙な雰囲気になることだってあります。
ただそこから学べばいいんです。
それと同じで、過去問で点が取れなかった経験は、次のチャレンジのための貴重なデータです。
傷つくことを恐れずに挑み続ける人こそ、最後に相手の心(=合格)を掴みます。

③ 努力は見えないところで差をつける。

恋愛でも、普段の立ち居振る舞いやちょっとした気遣いが好感度を上げる。勉強も同じ。日々の積み重ねが、いざ本番になったときに「あ、この人できるな」と思わせる。
テスト直前の一夜漬けよりも、コツコツ続けた積み上げの方が、確実に信頼を生みます。
恋愛でも、サプライズより日々の誠実さが最終的な信頼を築きます。

たとえば、普段からの“慣れ”が自然な余裕をつくります。
道路側を歩くよう意識したり、エスカレーターを先に乗せたりなど、普段していない紳士的な行動を急にしても、うまくいきません。
あるいは、その意識が全面的に出過ぎて、会話がおろそかになったり、動きがぎこちなくなったりするものです。
だからこそ、普段から自然にできるようにしておく必要があります。
受験勉強でも同じです。
いきなり本番直前になって意識を変えようとしても、必ずボロが出ます。
本当の実力というのは、日常の中で積み重ねた「当たり前の努力」からしか生まれないのです。
だから普段の演習から、本番を意識する必要があるんですね。

おわりに:「好きの力は強い」

結局、人は“好き”の力で動きます。
恋愛も、勉強も。

「なんとなくやらなきゃいけないから」では続きません。
「この人と一緒にいたい」「この大学に行きたい」と心から思えるかどうか。
その想いがあるかないかで、努力の質はまったく変わってきます。

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好きな人のことを考えるとき、誰に言われずとも自然と頑張れますよね。
夜遅くまでメッセージを考えたり、髪型や服装を工夫したり。
勉強だって同じ。好きな大学を想いながら机に向かうと、やる気が全然違う。

“好き”という感情は、人を動かす最強のエネルギーです。
そしてそのエネルギーは、どんな不安も努力に変えることができる。
だからもし今、勉強がつらく感じたら——
一度、恋愛に置き換えて考えてみよう。

きっと少しだけ、世界が優しく見えてくるはずです。
そしてその“恋”を貫いた先に、あなたにぴったりの大学との最高の出会いが待っています。

 

今月は以上です!

来月もお楽しみに!

 


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