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武田塾中山校通信2025年7月号

 大学受験なら武田塾中山校

こんにちは!

 

授業をしない個別指導塾、武田塾中山校の福原です。

 

2025年もついに折り返しになりましたね。ここから受験生の山場といわれる夏休みが始まっていきます。この期間の過ごし方が合否に影響するといっても過言ではありません。夏休みをどのように過ごすかによって、秋からグンと成績が上がったり、逆に成績が伸び悩んだりすることもあります。悔いのない充実した夏休みにしましょう。何か困ったことがあれば気軽にスタッフに相談してくださいね。

もうすでに真夏のような気候ですが、栄養と睡眠を十分にとるなどして、体調管理に気をつけながら日々を過ごしましょう。

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それでは今月の武田塾中山校通信もご笑覧ください!

 

 

今月の連絡事項

【内部生向け】8月限定!指定席配布イベント開催!!

「指定席がほしい!」という多くの声にお応えして、
中山校ではついに——指定席配布イベントを実施いたします!!

■概要
8月の総自習時間が240時間を超えた生徒に、9月から2月まで「専用の指定席」を付与します!昨年の8月に240時間を超えた生徒は、わずか4人のみでした。なかなかハードな設定だと思いますが、秋以降に赤本をおいておけるなど獲得できた時のメリットは絶大です。ぜひこれを機に夏休みはたくさん自習してください!

■ 注意点

・指定席は原則、継続して使用可能です。
・ただし、来校頻度が著しく低いと判断された場合には、運営判断で指定席を剝奪することもあります

 

 

【内部生向け】第二回全統記述模試の申込開始

第二回全統記述模試の申込が始まっています。

受験生は全員必須受験になるので、学校での受験が無い場合は武田塾での申込をお願いいたします。

 

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【内部生向け】模試の結果回収について

最近受験した模試の結果がある場合は、自習に来た際や特訓のときに持ってきてください。もしくは、PDFなどデータで存在する場合は、公式LINEに送ってください!模試は、現在の学習状況の確認や今後の戦略を考えるうえで非常に重要となります。どうぞご協力をお願いします🙏

 

【外部生対象】夏だけタケダ2025開催中!!

夏だけタケダとは...?

 

一ヶ月間、入塾金無し武田塾に通えます。

「いきなり入塾するのは不安なので、まずはお試しで通ってみたい!」という方に最適な体験です。

自習室も毎日利用できるので、夏の間だけでもしっかりと勉強したい方にもお勧めです。

  申込期間:6月1日~8月末 

  受講期間:6月1日~9月末

 

↓↓↓詳しい内容はこちらから↓↓↓

【夏期講習】1カ月で成績UP!「夏だけタケダ」で正しい勉強法を手に入れよう!

 

↓↓夏だけタケダのお申込みはこちら↓↓

申込

 

ランキング

2025年6月総自習時間

自習時間ランキング画像作成用

 

確認テストランキングについて、新システムの都合上現在作成できなくなっております。作成できるようになり次第、掲載を再開させていただきます。

 

お役立ち情報

【重要】令和8年度大学入学者選抜に係る大学入学共通テスト受験案内

https://www.dnc.ac.jp/kyotsu/shiken_jouhou/r8/r8_jukenannai.html

今年度から共通テストがWeb出願になりました。そこで受験案内もWeb上でダウンロードする形に変更となりました。早めに確認しておきましょう!

 

令和7年度大学入学共通テスト 本試験・追試験を掲載

https://www.dnc.ac.jp/kyotsu/kakomondai/r7/

昨年実施された令和7年度大学入学共通テストが大学入試センターから公開されました。追試験は本試験よりも難しいとされていますが、自分の実力を試す良い機会です。積極的にチャレンジしてみましょう!また、大学入試センターでは過去3年分の入試問題を掲載しています。演習を重ねて共通テストの傾向を掴みましょう。

 

【必見】速読英単語の無料版Webアプリ、「Study Square」がリリース!!

https://resemom.jp/article/2025/07/08/82513.html

「速読英単語」や「速読英熟語」を使用している人には耳寄りの情報です!

Z会ソリューションズが、英語学習の質を一層高めるための無料Webアプリ「Study Square」を2025年7月1日にリリースしました。このアプリは「速読英単語」シリーズの参考書と対応しており、単語のクイズや文章を再生するといったことができます。是非有効活用して効率化を図りましょう!「ターゲットの友」みたいな位置づけになっていくと思います!

 

 河合塾/大学合同説明会 | 【ユニフェス】7/19・20参加無料

https://www.unifes.jp/

7/19(土)~20(日)に大学合同オンライン説明会が開催されます。100以上の大学が参加し、30分ごとのタイムスケジュールがWEBで公開されています。予約受付も開始しているので、ぜひ夏休みに参加してみてください。

 

[2025・2026]オープンキャンパスを探す

https://manabi.benesse.ne.jp/daigaku/OpenCampusSearch/

武田塾中山校では夏休みにはオープンキャンパスに行くことをお勧めしています!実際に足を運ぶことで、アクセスや雰囲気などを実感することができます。明確なモチベーションが生まれると勉強も捗ると思うので、ぜひチェックしてみてください!

 

 

今月のピックアップ生徒

今月は講師の島田が書きました!

 

復習力で理解を深めていくことができるAさん

高校3年生のAさんは3月から武田塾に通ってくれています。私は、Aさんの政経を2か月ほど担当していました。Aさんは、政経の段階突破テストに取り組んでおり、先月見事に日大レベルを突破しました!!現在は苦手科目である古文を克服すべく、国語の特訓を行っています!

ここではAさんが政経の段階突破テストを突破した秘訣についてお話します!

Aさんは毎週の宿題にも欠かさず取り組み、逆質問で用語の説明ができるようになるまで参考書を読み込んできてくれていました。私はAさんがこのような完成度を維持できている秘訣が「復習力」にあると考えています。例えば特訓内で需要・供給曲線の話をすることにした場合、どういった場合に曲線がシフトするのか、曲線の傾きは何を意味しているのか逆質問をします。たとえその特訓で完璧に答えられなかったとしても、次の特訓では必ず覚えて前回以上の解説ができるようなレベルまで仕上げてきてくれます。

これは当たり前に聞こえるかもしれませんが、一度やった内容を解説まで完璧にできるように勉強するというのは簡単なことではありません。その日に理解した内容でも次の日になれば覚えていない内容があり、特訓で扱った内容も次の特訓までの間に復習しなければ忘れてしまいます。

Aさんに復習の方法を聞いてみたところ復習ノートを作っているとのことでした。実際にそのノートを見せてもらったところ模試や段階突破テストで間違えたところを自分なりに分かりやすくまとめていました。自分の言葉でまとめたノートを作ることで復習をする際に思い出しやすくなることはもちろん、参考書の中から自分が覚えている範囲は省くことができるので効率が格段に上がります!!今後も一度解いた問題は次に出題されたときに絶対に間違えない!といった強い気持ちで復習をしていきましょう!

今月から国語になりますが、政経も忘れずに取り組んでくださいね!現在、特訓をしている国語でも復習を積み重ねて苦手をつぶし、志望校合格に向けて一緒に頑張って行きましょう!

 

自分に足りない力を的確に判断出来ているBさん

Bさんは現在高校3年生で中山校には高校1年生のときから通ってくれています。私はBさんが英語・国語の特訓を開始した6月から2か月間、担当をしています。

Bさんは国公立志望のため教科数の兼ね合いで、1教科にかけられる時間はあまり多くありません。しかし、そのような中でもBさんは5月に部活を引退したことをきっかけに特訓で取っている科目以外の教科も受験に向けて本格的に勉強を始めています!最近は地学基礎の勉強に励んでいるそうで、実戦形式の練習問題で8割取れたと聞きました!素晴らしいです!!

私はBさんが多くの教科に追われる中でも高得点を維持できているのはBさんの自己分析能力が高いからだと感じています。例えばBさんと特訓を行っている英語で現在は長文をメインに進めていますが、自分で分析をしてくれた結果、英語読解の力が足りていないと気付いたそうです。Bさんと相談した結果、1週間で一気に英語読解を復習し直すことにしました。このように現在進めているルートを戻って、もう一度復習をし直すという判断を下すことは誰でもできることではありません。そして、先週行った段階突破テストでは長文の範囲では高得点を取ることができました!!分からないことがあった段階でそのまま突き進むのではなく、勇気をもって立ち止まることも学習を進めていく中で必要な素質だと感じました。

今後学習を進めていく上で躓いてしまうことは必ずあると思います。そのような中でもBさんには自己分析能力を活かして自分に身についている能力を見つめなおし、効率的に学習を進めていってほしいです!一緒に頑張りましょう!!

 

コラム

校舎長の福原が日々感じていることを書くコーナーです。

今回は【ゼロヒャク人間になるな!】というテーマで書こうと思います。

 

ゼロヒャク人間とは?

「ゼロヒャク人間」とは、物事を常に「0」か「100」かで捉えてしまう人のことです。少しでもミスをすれば「自分はダメだ」と感じたり、もう遅いから「やっても意味ない」というような極端な思考傾向のことを指します。

たとえば「1日10時間勉強しなきゃ意味がない」と思い込んで、できなかった日は何もせずに自己嫌悪に陥る、というような極端な考え方です。実際の生活や学習はもっとグラデーションがあり、0か100では測れないことがほとんどです。それにもかかわらず、「できたか」「できなかったか」だけで判断するゼロヒャク思考に陥ってしまうと、自分で自分を苦しめてしまうことになります。

 

ゼロヒャク人間は苦労する!

ゼロヒャク思考——つまり「できたか/できなかったか」「成功か/失敗か」という白黒はっきりさせたい考え方は、一見ストイックで真面目に見えますが、実はとても危ういものです。そして勉強の場面では、特にこの思考に縛られて苦しむ生徒が少なくありません。

たとえば、模試や宿題の丸つけをするときに、正解だった問題には丸をつけて満足し、不正解だった問題には×をつけて「ダメだった」とだけ判断して終わってしまう。これはゼロヒャク思考の典型です。しかし、勉強の本当の目的は「正解を取ること」ではなく、「理解を深め、できることを増やすこと」です。つまり、不正解だった問題から「なぜ間違えたのか?」「どこまでは合っていたのか?」を振り返ることこそが、学びの本質です。

たとえば、「最後の計算だけ間違えた」のであれば、その問題の考え方自体は正しく理解できていたはずです。それは“限りなく100に近い80点の理解”とも言えます。にもかかわらず、「間違えた=0点」として片づけてしまうのは、あまりにももったいないのです。実際、こうしたゼロヒャク思考を持つ生徒は、特訓で間違えた問題を分析する際に「わからなかった」「できなかった」としか答えられない傾向があります。細かく分析することなく、「できなかった」という結果だけに目を向けてしまう。そして「自分はダメだ」と、自信を失っていきます。

 

また、こうした思考は、勉強の継続にも悪影響を及ぼします。
たとえば、「1日3時間は勉強しないと意味がない」と決めた生徒が、ある日2時間しか勉強できなかったとします。そのとき、「今日はできなかったから、もうやらなくていいや」となってしまうのです。

でも、2時間勉強できたという事実は、決して「0」ではありません。むしろ大いに意味のある努力です。それを「目標未達成=意味なし」としてしまうゼロヒャク思考が、勉強習慣を壊してしまうことがあります。

もっと極端な例では、「テストで90点を取った。でも本当は100点を取らなきゃ意味がなかった」と言って落ち込む生徒もいます。90点の努力と成果を認めず、10点足りなかったことだけに注目して、自分を責めてしまう。こんなにもったいない話はありません。(90点で満足していい、という話ではありません(笑) 可能な限り100点を目指しましょう!)

 

ここで思い出してほしいのは、成績が伸びる生徒には共通点があるということです。
それは、「分析力」「継続力」です。
間違いの中にも手応えを見つけたり、「昨日より少し進んだ」と自分を肯定したりする姿勢。これらはすべて、グラデーションのある思考から生まれます。

つまり、「できた/できない」ではなく、「どこまでできたか」「どこを改善すればもっとできるようになるか」といった、“あいだ”を見つめる目を持っているかどうか。これこそが、長期的に見たときの成長力を決定づけるのです。

ゼロヒャク人間は、常に完璧を求めてしまうからこそ、うまくいかないときに必要以上に落ち込み、前に進むエネルギーを失いがちです。
そしてその一番の問題は、「完璧じゃなくても前に進んでいい」と自分に許せなくなってしまうことです。

でも、現実は違います。完璧な日などほとんどありません。むしろ、70点でも60点でも「今日もやった」という事実の積み重ねこそが、やがて大きな力になります。

だからこそ私は、生徒には「もっと曖昧であれ」と伝えたいのです。白黒つけたくなる気持ちを少しだけ手放して、「今日は60点でもOK」「この間違いには価値がある」と考えられるようになること。それが、勉強を継続する力を育て、自分自身を成長させていくのです。

 

物事はいつも0と100の間にある!

これは勉強だけでなく、社会に出てからも同じです。
たとえば、7月20日には参議院選挙がありますよね。受験生の中には初めて選挙権を持ち、投票する人もたくさんいるでしょう。そして投票をする上で政策を見る際に、「この政党は正しい」「あの政党は間違っている」といった極端な見方は、一見わかりやすく、気持ちもスッキリするかもしれません。
ですが、それは現実の複雑さを切り捨ててしまう危うさをはらんでいます。

「0か100か」という思考は、現実の複雑さを無視できるぶん、楽で簡単に感じるため、人はついそこに陥ってしまいやすいのです。
ですが、物事は本来もっと多面的で、中間のグラデーションがあります。

たとえば選挙では、極端な政策や聞こえの良い政策、誰かだけを悪者にする主張にただ傾倒するのではなく、「実現可能性はどうか」「副作用は何か」「どういった経歴を持つ人物が主張しているのか」などといった視点で、冷静に考える必要があると思います。

人間関係も同様です。「この人はいい人」「この人はダメ」といったレッテルを貼るのではなく、背景や文脈を知ることで、より深く理解し合うことができます。

白か黒か、正しいか間違いかではなく、「そのあいだにある何か」を見つめること。それが、柔軟に考える力であり、これからの社会を生き抜く大切な知性になるのではないでしょうか。

 

今月は以上です!

来月もお楽しみに!

 


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綺麗な自習室、ドリンクサーバーの設置など、充実した学習環境を是非一度見に来てください(^^)

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