大学受験なら武田塾中山校
こんにちは!
授業をしない個別指導塾、武田塾中山校の福原です。みなさんお久しぶりです。
新システムの導入や年度初めということで忙しく、ご無沙汰してしまい、申し訳ありません。
また、保護者の皆さまには、新システム導入に際し、登録などさまざまなご協力をいただき、誠にありがとうございます。おかげさまで順調に運用を開始することができております。
今後も、システムに関するご案内やご協力のお願いを差し上げることがあるかと思いますが、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
それでは今月の武田塾中山校通信もご笑覧ください!
今月の連絡事項
【受験生対象】模試の自己採点について
最近受けた模試の自己採点を送ってほしいです!
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScHPsEL23DTe874IJBm3QS1WA2QLQumBNvzTgJORi_cej5yJA/viewform
【外部生対象】夏だけタケダ2025開催決定!!!
夏だけタケダとは...?
一ヶ月間、入塾金無しで武田塾に通えます。
「いきなり入塾するのは不安なので、まずはお試しで通ってみたい!」という方に最適な体験です。
自習室も毎日利用できるので、夏の間だけでもしっかりと勉強したい方にもお勧めです。
申込期間:6月1日~8月末
受講期間:6月1日~9月末
詳しい記事を今後配信いたします。乞うご期待!!
ランキング
2025年4月確認テスト得点率
2025年4月総自習時間
お役立ち情報
大学入試の「指定校推薦」で、重視されはじめている「学校の成績」以外の“ある数値”とは?
https://diamond.jp/articles/-/363165
評定平均が信頼できない(取れて当たり前の)数値となってしまった結果、大学側は指定校推薦に英検等の定量的に学力が測れるものを基準として定めるようになってきました。またそれに応じる形で、学校側も校内模試の結果を指定校推薦の基準に入れるなど、学力を重要視する傾向になってきているようです。
受験生に合った「年内入試」は? 大学との「マッチングサイト」が登場 偏差値がない選抜を「スコア化」も(中山校通信1月号より再掲)
https://www.asahi.com/thinkcampus/article-110915/
自分の進路希望や成績などを入力することで、出願可能な大学が瞬時にリストアップされるサイトです。
また評定平均や英検、課外活動などをもとに、自分のレベルに適した大学をAIが推薦してくれるとのこと。
https://nennai-nyushi-navi.jp/
新学年になり、本格的に総合型選抜を考えているひとには必見のサイトです!!
2025年 〈大学別〉 国家試験結果データ ――受験者数・合格者数・合格率などを掲載!
https://passnavi-school.obunsha.co.jp/contents/news/2025年-〈大学別〉-国家試験結果データ-――新卒の受/
目指す進路が専門的な人は要注目です!
自分のなりたい職業に必要な国家資格は、どこの大学に行ったらより目指しやすいのかといった判断材料になると思います!
英語を書く力がメキメキ上がる「UGUIS.AI」がついに正式リリース!
https://www.tv-tokyo.co.jp/plus/external-pr/entry/14797.html
AIが、英検のライティング対策や大学入試の自由英作文問題などの英文を瞬時に採点・添削・フィードバックをしてくれるというサービスです。
最近はこのように、AIを活用した学習ツールが続々と登場しています。使い方次第では、学習効率がこれまでとは比べものにならないほど高まります。私自身も、AIを取り入れた勉強法の必要性を日々実感しています。
AIを「使いこなす力」が問われる時代に
つい先週、このような記事を見かけました。
大手企業が社員のAIリテラシー向上に本腰を入れ始めています。AIを“使える人材”が、これからの時代にますます求められていく証拠です。
しかしここで大切なのは、「AIに使われる側」にならないこと。
ボタンを押せば答えが返ってくる便利さに甘えるのではなく、「自分で考えた上で、AIの力を借りる」という姿勢が不可欠です。勉強でもぜひ積極的に応用してみましょう。
今月のピックアップ生徒
今月は講師の渡辺が書きました!
部活と勉強との両立を頑張るAさん
Aさんは現在高校3年生で、高校ではサッカー部に所属し、なんと部長を務めているそうです!そんな多忙な毎日を送る中でも、塾では毎週の宿題にしっかり取り組んでくれています。さすが部長、頼れるしっかり者ですね😉
そんなAさんのような生徒を指導していて感じるのは、「素直さ」こそが成績アップの秘訣なのではないかということです。「素直さ」がある人は、自分の間違いを受け止めることができるからです。この「自分の間違いを受け止める」という行為、一見簡単そうに見えて、実はできている人は意外と少ないものです。
たとえば、現代文の問題で「なぜこの選択肢が誤りなのか」と解説しているとき、「ああ、なるほど、そういう読み方をすればよかったのか」とすぐに納得できる生徒と、「でも自分はこう思ったから…」と、自分の考えにこだわってしまう生徒がいます。もちろん、自分の意見を持つことも大事ですが、前者のように、自分の読みの甘さや勘違いを素直に受け入れられる生徒は、次に同じような問題に出会ったとき、確実に読み方が変わってきます。すると、自然と正答率も上がり、結果として成績も伸びていきます。
一方で、自分の考えに固執してしまうと、新しい視点をなかなか吸収できません。これは、いわば「自分の器を広げられるかどうか」の違いだと思います。Aさんには、この「器を広げられる力」があります。今はまだ基礎的な範囲に取り組んでいる段階なので、すぐに結果に直結するとは限りませんが、今後必ず成績が伸びると確信しています。
私も、そんなAさんをこれからも全力でサポートしていきたいと思っています。いっしょに頑張っていこう📣
着実に実力をつけているBさん
Bさんは現在高校3年生で、中山校には今年の3月から通ってくれています。私はこの2ヶ月あまり、Bさんの国語と日本史の特訓を担当してきました。
Bさんはもともと日本史が大の苦手で、過去の模試の結果もあまり芳しくなかったそうです。しかし、直近の模試や特訓内で行った初見問題への取り組みを見る限り、着実に実力がついてきていると感じています。しかもこの成長は日本史だけでなく、現代文や古文といった他教科にも表れています。
私はこの変化の要因として、Bさんが「本番を意識した勉強」を実践できるようになってきたことが大きいと考えています。2ヶ月間の特訓では、特に初見問題に数多く取り組んでもらいました。宿題などで蓄積した知識を、実際の問題の中でどう活かせるか。その「知識の運用力」を鍛えることを意識して指導してきたつもりです。
たとえば、古典文法の中でも多くの受験生がつまずく「識別」の問題があります。中でも「なり」の識別は有名です。「なり」という語は、①断定の助動詞、②伝聞・推定の助動詞、③ラ行四段動詞「成る(なる)」の連用形、④形容動詞ナリ活用の活用語尾、というように複数の可能性があります。これを文中で正しく見分けるのが「識別」です。
たとえば「連体形あるいは体言+なり」という形は、断定の「なり」であることが多い、といった手順を覚えることはできます。しかし、こうした手順を覚えただけで、実際の文章の中で正しく判断できるようになるとは限りません。ここで求められるのが、まさに「本番を意識した勉強」です。この古文の場合で言うところの本番は、実際の文章です。
たとえば「よき風なり」という文があった場合、「風」が名詞でその直後に「なり」が続くため、これは断定の助動詞だと判断します。このように、実際の文章の中で知識を活用する経験を積むことで、記憶していた知識が“使える知識”へと変わっていきます。参考書に例文が載っていても、それを実際に運用できている生徒は多くありません。Bさんはこの「運用」の段階にしっかりと踏み出しつつあり、その成果が徐々に出てきているのではないかと考えています。
もちろん、こうした成長は私の指導の成果というより、Bさん自身の努力の賜物です。苦手意識があった科目にも前向きに取り組み、与えられた課題に真摯に向き合ってきた結果だと思います。私もそんなBさんを今後もサポートしていきたいと考えています。いっしょにがんばっていこう📣
コラム
勉強は日常の景色を彩る最高の道具
さて、5月になりました。暖かさが本格的になり、新緑のまぶしい季節です。この時期になると、全国各地でさまざまなお祭りが開催されます。そんな中で、突然ですが――皆さんは「日本三大祭り」と呼ばれるものをご存知でしょうか?
一つは京都の祇園祭、もう一つは大阪の天神祭。これらは聞いたことのある人も多いと思います。「ああ、テレビで見たことある!」「神輿がすごかったやつだよね!」という声も聞こえてきそうですね。ちなみに天神祭の「天神」とは、あの学問の神様・菅原道真を指しています。受験生には特に縁の深い存在かもしれません!
そして残る一つ、東京の「神田祭」。これが意外と知られていないかもしれません。神田祭は、東京都心である神田、日本橋、秋葉原、さらには丸の内といった多くの地域を舞台に行われる大規模なお祭りで、なんと隔年、つまり2年に一度、5月に開催されるのです。そう、まさに今月、東京の街が祭りの熱気に包まれるのです。
神田祭の目玉といえば、やはり神輿を中心に町中を練り歩く「神幸祭(しんこうさい)」。伝統的な装束をまとった参加者たちと共に、多くの神輿が都心を巡り歩く姿はまさに圧巻です。しかし、それだけではありません。神田祭には「神事能(しんじのう)」と呼ばれる、もう一つの重要な行事もあります。
「能」と聞いて、日本史選択の皆さん、何か思い出すものはありませんか?
そうです――
「猿楽能を芸術として大成させた父・観阿弥と子・【世阿弥】。彼らは将軍・【足利義満】の保護を受けた。」東進ブックス『日本史一問一答』(P155、★3問題より)
あの金閣寺を建立したことで有名な足利義満。その時代に花開いた伝統芸能が、現代にまで受け継がれているのです。神田祭で上演されるのは、金剛流という流派の能です。この「金剛流」は、「大和四座(やまとしざ)」の一つ。これもまた日本史の一問一答に出てくる知識です。(「大和四座」は★2問題)
つまり、ただ「お祭り」として楽しむだけでなく、そこに歴史的な背景を知っていると、見える世界がまったく違ってくるのです。
例えば、金剛流の能を観ながら、「これは室町時代の文化なんだな」と思いを馳せたり、足利義満や世阿弥といった人物の顔が頭に浮かんだり。秋葉原のビル街で繰り広げられる祭りの中に、700年以上前の文化が生き続けていることに気づくのです。
このように、勉強した知識は、ただテストで点を取るためだけのものではありません。ふと街を歩いていて目に入ったポスター、テレビで流れる行事の紹介、友達との何気ない会話……そんな日常の一コマが、勉強によって深く、豊かに見えるようになります。
「知っている」ことで、物事はより面白く、奥行きのあるものに変わります。これは理科や数学、英語など他の教科でも同じです。桜の開花に温度が関係していると知れば、理科の知識が身近に感じられるし、英語の歌詞をそのまま理解できるようになれば、音楽の楽しみも広がります。
今、自分が机の前で学んでいること。それが、未来のどこかでふとした瞬間に「つながる」日が必ず来ます。そしてそのつながりに気づけたとき、きっと「勉強していてよかった」と思えるはずです。
今週、東京に行く機会がある人は、ぜひ神田祭を覗いてみてください。そこには、教科書の中で見た知識が息づいているかもしれませんよ。
今月は以上です!
来月もお楽しみに!
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