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武田塾長津田校通信2026年9月号

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大学受験なら武田塾長津田校

武田塾長津田校の豊永です。

9月になりました。秋雨が続いていて、気温も急激に下がり、体調を崩しやすいかと思います。学校も始まりましたので、また新しいサイクルで勉強に取り組んでいきましょう。

それでは今月も武田塾長津田校通信をご笑覧ください。

 

 

 

 

 

今月の連絡事項

 

【内部生向け】模試の実施について

10月4日(日)に第三回全統記述模試があります。

10月18日(日)に第三回全統共通テスト模試があります。それぞれ実施場所は長津田校の2階です。

 

また、大学別オープン模試も続々と実施されています。ご自身の実力を正確に測るためにも、積極的な申込をご自身でお願いします。

在校時間ランキング

武田塾長津田校_2026年8月度在校時間ランキング

 

 

お役立ち情報

年内入試(総合型入試等)について

年内入試の出願が続々と始まりますのでしっかりと準備をしていきましょう。 2パターンに大別されると思い紹介します。

 

◆評定・面接・小論文重視型(従来のイメージ通り)

一般的にイメージされる総合型選抜です。人物評価や大学での学びへの熱意が重視されます。

  • 試験内容: 調査書、志望理由書、面接、プレゼンテーション、小論文など

  • メリット:

    • 学力試験だけで測れない熱意や課外活動の実績を評価してもらえる。

    • 早い時期から志望動機を固めるため、大学で学ぶ目的が明確になる。

  • 注意点:

    • 志望理由書の作成や面接対策に時間がかかる。

    • 不合格だった場合、その対策時間が一般入試の勉強に直接活きにくい。(リスク分散が必要)

  • 向いている人: 明確な将来の夢がある人、高校生活でアピールできる実績がある人、文章表現や対面での自己PRが得意な人

◆ペーパーテスト重視型(年内入試の新しいトレンド)

近年、志願者を伸ばしているタイプです。従来の一般入試のような筆記試験(基礎学力テスト)が合否の大きな比重を占めます。

  • 試験内容: 英語・国語・数学などの筆記試験、英検などの外部検定、事前課題(+簡易的な面接)など

  • 代表例: 東洋大学の基礎学力テスト型、神奈川大学の給費生試験(※12月実施の独自入試 大学側の正式分類としては給費生選抜(独自入試・一般選抜と同等の学科試験)」となります。)など

  • メリット:

    • 対策が一般入試の勉強(基礎固め)とそのまま直結する。

    • 併願可能なため、年内に合格枠を確保して一般入試に挑める。

  • 注意点:

    • 基礎レベルの問題が出題されるため高得点勝負になりやすい。(特に英検の点数換算が強力)

    • 倍率が高くなる傾向がある。

  • 向いている人: コツコツ教科勉強を進めている人、12月までに1つ合格を持っておいて安心したい人、特別な実績はないが学科試験なら勝負できる人

 

年内に合格が決まるのは精神的にとても楽になります。本番の感覚を養うためにも、出願してみる価値は大いにあると思います!

 

共通テストの出願が始まります。

【出願期間】 2026年9月15日(火)午前10:00 〜 10月2日(金)午後5:00まで ※出願手続き・検定料のお支払いともに上記が期限

ご存じの方も多いかもしれませんが、共通テストは昨年からWeb出願へと完全一本化されています。(大学入学共通テスト出願サイト)

これまでは現役生なら学校でまとめて出願が一般的でしたが、現在は現役生であっても個人でマイページを作成して申し込むのが基本です。

学校側からの指示や締め切り設定がある場合も多いので、学校の案内も必ず確認しつつ、余裕を持って準備を進めてくださいね。早めの完了が、最高の直前期を作ります。貴重な集中力を削がないためにも、ギリギリまで後回しにせず、大学入学共通テスト出願サイトにアクセスして手続きを進めていきましょう!

今月のピックアップ生徒

今回は講師の井本が書きました。

根拠をもって問題に取り組むことができるようになったAさん

Aくんは私が英語を担当している、受験生の生徒です。入塾当初は勉強習慣があまりなく、英文法についても苦手意識がありました。しかし、日々の宿題の取り組み方を改善していく中で、徐々に文法事項を正しく理解できるようになっていきました。また、文法だけでなく単語についても、継続して学習することで、それなりに難しい単語まで身につけられるようになっています。以前は英文を感覚的に捉えて問題を解くことも多かったですが、現在では文法的な根拠を持って問題に取り組む場面が増えてきました。勉強習慣を身につけるところから始まり、学習の質を少しずつ高めてきたことで、英語の基礎力が着実に伸びています。今後もこれまで身につけてきた知識を活かしながら、志望校合格に向けてさらに実力を伸ばしていってほしいと思います。

 

基礎を固めて安定してきたBさん

コラム

豊永の最近の思うことについて書きます。

情報化社会と世論形成

政治経済分野の予習をしていたのですが、SNSなどの用語が政経の参考書に掲載されていることに時代を感じます。私が高校生の頃はマスメディアといえば新聞やテレビでしたが、SNSも世論形成に対して重要な存在になっています。

沈黙の螺旋とレコメンデーションアルゴリズム

政治経済の世論形成の分野を見ていて、ふと大学時代の社会心理学の講義で習った沈黙の螺旋(Spiral of Silence)という理論を思い出しました。沈黙の螺旋とは、ドイツの社会学者ノエル=ノイマンが提唱した概念です。 人は誰しも社会的に孤立したくないという心理(孤立への恐怖)を持っています。そのため、周囲の意見を観察し、自分の意見が多数派だと感じれば積極的に発言しますが、逆に少数派だと感じると孤立を恐れて黙り込んでしまいます。

その結果、多数派の声ばかりがより大きく聞こえ、少数派はさらに沈黙していく……という螺旋状のプロセスを経て、過剰に偏った世論が作られていくという理論です。しかし、現代のSNS空間では、レコメンデーションアルゴリズムという技術でこの現象に拍車をかけています。

マスメディア時代からアルゴリズム時代への変化

かつてはテレビや新聞といったマスメディアが何が多数派かを形作っていました。 しかし、現代のSNS空間では、ここにレコメンデーションアルゴリズムという技術が加わっています。

SNSのアルゴリズムは、ユーザーの関心(アテンション)を引きつけるために、いいねや拡散(リポスト)が多く集まる投稿や、人々の感情(怒りや強い共感)を刺激する極端な意見を優先的にタイムラインの上位へ表示します。

すると、どうなるでしょうか?

実際には社会の一部でしかない極端な意見が、画面上ではあたかも社会の圧倒的多数派であるかのように見えてしまうのです。 そして、その過激な声やバッシングを恐れて、冷静で中立的な意見を持つ人々がますます黙り込んでしまう——。

沈黙の螺旋という現象に対して、レコメンデーションアルゴリズムがさらに輪をかけているのが、現代のSNSによる世論形成なのだと感じます。

今月は以上です。

 

 

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