大学受験なら武田塾長津田校
みなさんこんにちは!
授業をしない個別指導塾、武田塾長津田校の梅村です!
突然ですが、、、
これまで我が子に、自分のことを「父」と呼ばせ、妻のことを「母」と呼ばせようと頑張ってきました。
ずっと家の中では人称に「父」と「母」を使っています。
(決してアーニャさんに影響されたわけではありません!)
そして我が子が3歳になった今、彼は梅村のことを「父」と呼び、妻のことを「ママ」と呼ぶようになりました。
想定外の仕上がり方をしてしまいました!
人を育てると想定外のことっていっぱい起こりますよね。
「だがそれがいい!」と思ったりしています。
さて、夏休みも半分が過ぎました。
例年に比べて、自習に来てくれる人が少ない気がしています。。。
皆恥ずかしがらずに朝一から来てくれていいんですよ!
それでは、今月も武田塾長津田校通信をご笑覧ください。
今月の連絡事項
【全体向け】夏休みの開校時間
7/25(金)~8/24(日)までを夏休み期間とし、開校時間の延長をします!
期間中は10:00~21:30まで自習室を開放します!
(※日曜日のみ10:00~18:00)
【内部生向け】8月月イチ面談について
毎月実施している月イチ面談は、今月は実施いたしません。
次回の実施は9月になります。
【内部生向け】第二回全統記述模試
第二回全統記述模試の実施日は8/24(日)です。
会場は武田塾長津田校です。
申込をされた方はお忘れなきようお願いいたします。
【外部生向け】武田塾の夏期講習『夏だけタケダ』
一ヶ月間、入塾金無しで武田塾に通えるキャンペーンが今年も始まっています。
「いきなり入塾するのは不安なので、まずはお試しで通ってみたい!」という方に最適な体験です。
自習室も毎日利用できるので、夏休みの間はしっかりと勉強したいという方にもお勧めです。
申込期間:6月1日~8月31日
受講期間:6月1日~9月30日
↓詳細はこちら↓
【全体向け】校舎の増床について
増床に関して、今の校舎の2階部分を自習室として使用する形になりそうです。
また時期などが決まり次第、こちらで連絡いたします。
ランキング
7月度自習時間ランキング
お役立ち情報
答えを教えないChatGPTの「学習モード」で、教育はどう変わるのか?
https://wired.jp/article/chatgpt-study-mode/
武田塾長津田校の特訓の中でやっている、「逆質問」的なことをAIがやってくれるみたいです。AIの進化はすごいですね。問題を解けるようになったかだけでなく、ちゃんと理解できているかの確認までAIが担ってくれる時代が来ました。その辺の家庭教師よりも下手したら有能な気がします。一方で、体系的な理解の助けにはならない気がするので、あくまで補助的なポジションかなと思います。
大学入学共通テスト出願サイト(Web出願)について
https://www.dnc.ac.jp/kyotsu/web_syutugan.html
共通テストの出願が近付いてきました。出願に必要なものを今から確認しておいてください!
今月のピックアップ生徒
今回は講師の栗林が書いてくれました!
ひとつひとつの知識の紐づけにチャレンジしているAさん
Aさんは今年受験生で、英語・数学・化学を受講してくれています。Aさんは、普段からどの科目でも、確認テストで高い点数を取れており、自習室も積極的に利用してくれています。学校の評定もとりつつ、受験勉強も進めるというハードなスケジュールをこなしている、とても努力家な生徒さんです。
そんなAさんの最近の課題は、ひとつひとつの知識が、体系的かつ長期的に定着しづらいことです。覚えたはずの内容が、複雑な初見問題をやる際に浮かんでこない、あるいは以前やった内容が2~3ヶ月後にはだいぶ抜け落ちている、などの現象がみられます。原因として考えられるのは、それぞれの知識を、特定の問題、文脈ごとでバラバラに暗記してしまっているというものです。そうなると、応用が効きづらくなりますし、単純に覚える量が増えることで、長期的に保持することも難しくなってしまいます。そこで現在は、それぞれの知識のつながりを意識することと、他の問題(単元)ではどのように活用されているのかを必ず確認することを意識しながら勉強を進めています。
目標のために着実に努力を重ねることができるAさんですので、この課題も確実に克服してくれると信じています!
基礎から始めて着実にレベルアップしてきたBさん
Bさんは、今年の4月から武田塾に通ってくれている受験生で、私は英語を担当しています。Bさんは、武田塾に入る前までは、「なんとなく」で英語を読んでしまっており、レベルが上がるにつれて思うように点数が取れない状況が続いていました。そこで4月から、基本的な文法知識を一から学びなおし、「なんとなく」ではなく「構造から正確に」英語を読むことが出来るようになるための勉強を進めてきました。最初は苦労していた面もありましたが、現在では、MARCHルートを突破する段階まで到達しており、4月の時点と比べて明らかに英語力を向上させてくれています。
Bさんは、特訓で見つかった課題点や、自身の現状の実力を真摯に受け止め、次の特訓までになにかしらの改善を毎度やってきてくれる、とても真面目で素直な生徒さんです。例えば、単語の点数が悪かった回の次の週は、取り組み方を変えて満点を取ってくれます。また、点数が良くても、自身の取り組み方の甘かった点を正直に話し、より良い勉強を目指す意識を見せてくれます。こういった生徒さんは、確実に伸びます。
今は、段階突破テストや過去問演習を通じて見えてきた、速読力の不足という課題をしっかりと受け止め、日々の宿題で長文に触れる機会を増やしつつ、読み方の意識の変化をはじめとする様々な改善策を試してもらっています。自身の状態を正確に把握し、必要な改善を着実に重ねてきてくれたBさんが、今後どのようなレベルアップを見せてくれるのか楽しみです!
コラム
普段梅村が生徒と話していることをツラツラと書くコーナーです。
今月は何人かの生徒と、ある講師と話したことを。
勉強をすると幸せになれるかもしれない
「勉強した方が幸せになれるやんねー。」
梅村に突然こんな言葉を投げかけられた生徒がいます。
とんだ災難ですね笑
その生徒からのリプライは、「学歴があった方が幸せってことですか?」でした。
学歴は18年間で学力をどこまで伸ばせたかの証明書にすぎないので、必ずしも幸せに直結はしないです。
なので、その質問への答えはNOです。
というか、そもそも「幸せ」ってなんでしょうか?
(自分が高校生のとき、そんなことは微塵も考えたことがなかったですけどね笑)
この問いを立てることは、おそらく皆が思っているよりも重要です。
人それぞれ「幸せ」の形はおそらく違うでしょう。
ほとんどの高校生は、お金に関連することを思い浮かべるかもしれません。
でも(人類が作りだした価値尺度である)お金で得られる幸せなんて、結局誰かが人間社会において設計したものなので、誰かに用意された幸せです。
そんなものが本当の幸せなのかは梅村的には疑問です。
(ちなみに梅村の思う幸せは、ざっくり言ってしまえば「誰かの役に立つこと、関わった人を笑顔にすること」です。)
なぜ「幸せ」を定義することが重要かと言うと、それを定義しない限りはそもそも目指しようがないからです。
適当に生きてたら勝手に幸せになってました!みたいなことも起こりうるかもですが、それは運が良かっただけの話です。
人生を運に任せるのってもったいなくないですか??笑
基本的には行きたい場所を決めるから、そこに到達できるものです。
一度自分の思う「幸せ」を考えてみてほしいです。
さて、そんな大きな話ではなく、今回はもっと小さい日常の中での話をしていきます。
日常生活を送る上で、一時的な幸福感ってありますよね。
心の動きとして、安心・愉悦・満足・興奮・希望といったような感情が幸福感に該当するような気がします。
こういった感情は人間に共通の幸福感だと思うので、感じることで幸せな気持ちになれる人が全員だと思います。
(もしそうでない人がいれば名乗り出なさい!)
勉強をすると、こんな感情を得る機会を増やすことができます。
それがなぜなのかを考えてみます。
興味を持てる対象が増える
興味のあることに触れると人は高揚しますよね。
なので興味あることばかりをしている状態はうれしい状態のはずです。
うちの子供は電車に興味津々です。
この前子供と一緒にJR京浜東北線に乗ったんですが、その後数日間毎日「〇〇ちゃん、ケイヒントウホクセンに乗ったんだよ!」と報告してくれるようになりました。
ケイヒントウホクセンなんて言葉、漢字を見ないと全く意味がわかりません。
その意味もわかっていない子供がその名前を連呼しているんです。
意味がわかっていなくても覚えられちゃうんですよね。
興味があるってすごいなぁとしみじみ思います。
そんな我が子を見ながら、興味のあるものに囲まれている生活は幸せだろうなと感じています。
じゃあどうやったら何かに興味を持てるのでしょうか?
それは、「知っている」ことが一因だと思います。
我が子は図鑑で電車とか海の生き物とか昆虫とかを覚えていて、それらを実際に見かける度にひとしきり騒いでいます。
どうやら知っているものを見たらうれしくなるようです。
「知っている」ことで興味が惹かれる例として、「地元がテレビに映っている」とか「知り合いがテレビに映っている」とか「日本が金メダルを取りそう」とかもあるかなと思います。
梅村で言うと、大学の卒業旅行でトルコに行ったとき、世界史で習った「メッカ」とか「クレオパトラ」とかが出てきただけで、なんだか楽しかったです笑
勉強の一つに、「知識を増やす」ことが含まれます。
勉強すればするほど知識も増えるので、世界が彩を持って見えるようになります。
見え方を変えられる
人の感じ方は、見え方一つでガラッと変わります。
昔『7つの習慣』で読んで覚えていることがあるので紹介します。
『
ある日曜日の朝、ニューヨークの地下鉄で体験した小さなパラダイム転換を、私は忘れることができない。乗客は皆、静かに座っていた。ある人は新聞を読み、ある人は思索にふけり、またある人は目を閉じて休んでいた。すべては落ち着いて平和な雰囲気であった。
そこに、ひとりの男性が子供たちを連れて車両に乗り込んできた。すぐに子供たちがうるさく騒ぎ出し、それまでの静かな雰囲気は一瞬にして壊されてしまった。
しかし、その男性は私の隣に座って、目を閉じたまま、周りの状況に全く気がつかない様子だった。子供たちとはといえば、大声を出したり、物を投げたり、人の新聞まで奪い取ったりするありさまで、なんとも騒々しく気に障るものだった。ところが、隣に座っている男性はそれに対して何もしようとはしなかった。
私は、いらだちを覚えずにはいられなかった。子供たちにそういう行動をさせておきながら注意もせず、何の責任もとろうとはしない彼の態度が信じられなかった。周りの人たちもいらいらしているように見えた。私は耐えられなくなり、彼に向かって非常に控えめに、「あなたのお子さんたちが皆さんの迷惑になっているようですよ。もう少しおとなしくさせることはできないのでしょうか」と言ってみた。
彼は目を開けると、まるで初めてその様子に気がついたかのような表情になり、柔らかい、もの静かな声でこう返事をした。
「ああ、ああ、本当にそうですね。どうにかしないと……。たった今、病院から出て来たところなんです。一時間ほど前に妻が……。あの子たちの母親が亡くなったものですから、いったいどうすればいいのか……。子供たちも混乱しているみたいで……」
その瞬間の私の気持ちが、想像できるだろうか。私のパラダイムは一瞬にして転換してしまった。突然、その状況を全く違う目で見ることができた。違って見えたから違って考え、違って感じ、そして、違って行動した。今までのいらいらした気持ちは一瞬にして消え去った。自分のとっていた行動や態度を無理に抑える必要はなくなった。私の心にその男性の痛みがいっぱいに広がり、同情や哀れみの感情が自然にあふれ出たのである。
「奥さんが亡くなったのですが。それは本当にお気の毒に。何か私にできることはないでしょうか」 一瞬にして、すべてが変わった。
』
以上がググって引っ張ってきたものです。
このように、同じ事象を見ていても、考え方や見方が変わるだけで、感じ方は変わるんですね。
これは、出来事がどのようなものであるかより、出来事をどう見るかの方が幸福感には重要ということを示しています。
勉強をするとなぜ見え方を変えられるかですが、見え方を変えるためには、「多くの視点を持ち、それぞれの視点から眺めてみる」ことが必要です。
この「多くの視点」というのは、他者の考え方に触れた回数によって増やすことができます。
書籍や創作物(小説、漫画、アニメ、ドラマ、映画など)に触れることでさまざまな角度からの視点を学べます。
そしてそれぞれの視点から「眺める」ためには想像力が必要です。
想像力はどれだけ色んなことを想像してきたかで身につくものです。
子どもは想像力が弱いので、絵本のような想像を補助してくれる書籍でないと読めません。
でも大人になるにつれて、絵がなくても本を読めるようになります。
皆がこれまでに獲得してきた想像力は、立派な勉強の成果と言えると思います。
何かイライラするようなことがあっても、考え方を少し変えてみるだけで、一気に気楽になれたりします。
イライラして過ごすより、気楽に過ごせた方が幸せじゃないですか??
感情を排して考えられるようになる
現代文の読み方の鉄則として、主観を入れないことがあります。
また、数学のような理系の科目は、極限まで客観視を進めた学問とも言えます。
(「長い」という主観では人それぞれ長さが変わってしまいますが、「10m」と書けば全員同じ長さをイメージできますよね。)
このように、勉強をすればするほど感情を排した考え方ができるようになります。
でもこれは、決して感情を失くせと言っているわけではありません。
勉強をやりたくない気持ちがあったとして勉強をやらないことを選ぶなら、これは感情的な判断です。
でも勉強した方が大学の合格に近づくし、成長もするし、幸せになれるらしいし、良いこと尽くめですよね。
なので勉強をする方が論理的な判断かと思います。
感情を排した考え方ができるというのは、感情を排して行動ができることも含みます。
どちらの軸で動くかで、その先の人生で大きく差がつくのは明白かなと思います。
傾向として、高偏差値の人達の方が論理に従って行動していて、低偏差値の人達の方が感情に従って行動している気がします。
(まぁ論理的な行動を積み重ねたらスペックが上がるのは当然ですし。)
これは、良い大学に入ったら論理的な判断軸で動くことが当然の人達に囲まれるということです。
だから梅村的には、良い大学に行くメリットとして、良いパートナーを捕まえられるということを推したい。
将来感情的な人と一緒に暮らすのっていやじゃないですか?
確率という概念を正しく理解できる
確率と言えば、数学の分野の一つです。
この確率をたしなんでいるかは、結構幸福度に関係していると思っている派です。
確率を「正しく」理解することが大事なんですが、「正しく」ってなんやねんって思いますよね。
例えば、「10個中1個当たりのクジ」があるとして、当たりの確率は10%です。
このクジを引いたとき一発目で当たりが出たとして、運が良いと言えるでしょうか?
確率を正しく理解している場合、「そら一発目で当たることもありますよね」です。
あくまで、「確率10%というのは、確率10%のことである。」です。
この感覚が、なぜ幸福度につながるか。
梅村は大学生のとき、しっかり麻雀にはまっていました。
ある時、「九蓮宝燈」という役満をテンパりました。
上がれる確率は、たしか0.0005%だった気がします。
当たり牌はまだ場に出ていなかったので、上がれる可能性はありましたが、残念ながらそのまま流れてしまいました。
こういった場面って結構悔しかったりすると思うんですが、確率的思考を身に付けていると、「そういうこともあるよね」って感じでノーダメージです。
はい、脇道に逸れましたね。
確率を正しく理解できていると、確率的に起こることに一喜一憂しなくなります。
言い換えると、自分でコントロールできないところで無駄に心を砕かなくなります。
悩んでも仕方のないことで悩まなくなるのは、幸福度が上がる気がしますよね。
他人からの評価が気にならなくなる
さて、たらたらと書いてきてしまいましたが、この項目で最後になるので頑張ってついてきてくださいね!
勉強をしていくと、自分の軸で考えることができるようになります。
これ、実はかなり幸福度に関わってきます。
勉強をすると、「知識」を使って「考える」ことができるようになります。
「考える」、これが勉強によって培われる一番の能力かもしれません。
(この「考える」に苦戦している人が多いかも?)
「知識」はあくまでも「思考のための材料」にすぎません。
「知識」を知っているだけでは他者からの借り物でしかないので、オリジナリティを帯びることはありません。
例えば、「男性は女性と一緒にご飯に行ったとき、奢るべきか。」という人類にとって永遠のテーマがあったりします。
これをこんな風に考えてみます。
・生存能力の高い男性に女性は惹かれるように、遺伝子にインプットされている [知識]
・現代社会においての生存能力とは何か [思考]
⇒物々交換の媒介のためにお金がある [知識]
⇒現代での生存能力とはお金を稼ぐ力(経済力)か [思考]
・経済力のある男がモテるのではないか [思考]
・奢るという行為は経済力のアピール [思考]
・結論、奢ればモテる確率が上がる。つまり、モテたければ奢った方がいい。
こういうようなプロセスで考えて、「自分はモテたいと思わないから奢らない」と決めている人がいたとします。
この人が女性に奢らなかったとき、もし「ありえないんだけどー」と言われたとしてもおそらく何も思わないんですよね。
それは自身が考えた判断軸で動いているからです。
他人からの評価が気にならなくなるのは自分で考えたプロセスがあるからです。
基本的に人間は、自分で「考える」ことを積み重ねて自分を形成していきます。
だから勉強で培った「思考力」を発揮しない限りは自分を作り上げることはできません。
自分が出来上がれば上がるほど、他人からの評価は気にならなくなります。
他人の目線を気にしないって、幸福度が高くなる気がしませんか?
ここまで勉強すると幸せになれる理由を色々と列挙してきました。
勉強って皆が思ってるほどいやなことなのかなーってずっと思ってます。
それこそ勉強が嫌いな人って、勉強してないからなんじゃないかとすら思ってます。
皆には大学受験と言わず、ずっと勉強し続ける人になってほしいですね!
今月は以上です!
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高校生、浪人生の多い静かな校舎です。