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【日本最初の理系私立大学⁉】東京理科大学の学部紹介!

皆さんどうもこんにちは!

武田塾武蔵小山校 講師の須田です。

いよいよ新学期がはじまりましたね!

私が在籍している東京理科大学でも先日の4月9日に入学式がありました。

新しく高校3年生になった受験生も、これから大学生活をおくる新大学1年生も悔いのない1年を送れるように頑張っていきましょう!!

さて、今回私が紹介するのは東京理科大学の学部についてです。

他大学では文系理系双方の学部があって、聞いたことある学部も結構あるかと思いますが、東京理科大学は理系大学です。

理系専門大学にはどんな学部があるのか、いまいち把握できていない人も多いのではないでしょうか?

そこで私が東京理科大学にはどんな学部があって、どのようなことを学んでいるのかをかいつまんで紹介していこうと思います。

 

東京理科大学ってどんな大学?

東京理科大学は1881年創立の東京物理学講習所が前身の、日本で最初の理系私立大学です。

「理学の普及を以て国運発展の基礎とする」という建学の精神をもとに、本学の教育研究の目指すべき方向性である“教育研究理念”を定め、それらをより具体的に“目的” “目標” “方針”という形で明示し、各目標・方針に掲げる能力を備えた有為な人材を育成するための教育課程を展開しています。

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東京理科大学を象徴する言葉のひとつに「実力主義」があります。実際に通っている私からしても、この「実力主義」を実感するところが多々あります。理科大生にとって、大学はあくまで勉強する場所としかとらえられていません。

国公立、あるいは早慶に落ちて流れてきた学生が多いこともあり、学歴コンプレックスが結構あります。

そのこともあるので、実力がすべてという風潮が理科大の中ではあるのかもしれません。

 

東京理科大学の学部

学部・学科間ヒエラルキーはほとんどないように感じます。入試偏差値の高い薬学部が一目置かれ、伝統ある理学部がそれなりに幅をきかせ、工学部が企業にモテているといったイメージはあるものの、研究室によってレベルがまちまちなので、一言でどこがいいとは言えないのが実情です。

基本的に多くの学生の勉強生活は忙しいですが、学科間で差があります。

機械工学、工業化学、建築が必修が多く、数学、情報科学、物理が比較的必修が少ないので楽といわれていますが、機械工学、工業化学、建築よりずば抜けてきついのが電気電子情報工学と言われています。

ちなみに理学部と理工学部両方に数学科があるなど、一部学科が重複していますが、学習内容に大きな違いはないので、どっちのほうが家が近いかとかで決めて大丈夫だと思います。

以下、学部紹介に入ります♪

・ 理学部

数学、物理、化学、応用数学、応用物理、応用化学の6学科で構成されています。

理科大のアイデンティティーともいえる歴史のある学部で、幅広い分野に多くの人材を輩出してきました。

数学、物理、化学3学科には二部があり、夜間理学部がある大学は日本でもここだけです

二部でも教員免許は取れるため、教師を目指している人にもおすすめです。

・ 工学部

建築学、工業化学、電気工学、情報工学、機械工学の5学科で構成されています。

研究者・技術者・設計者に求められる学識・技術・研究方法の修得を目指す学部です。専門分野ごとにカリキュラムが組まれ、1年次は基礎から学び、次第に応用力を身につけ、4年時には卒業研究や制作を行います。

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・ 理工学部

数学、物理学、情報科学、応用生物科学、建築学、先端化学、電気電子情報工学、経営工学、機械工学、土木工学の10学科で構成されています。

電気電子情報工学科単位認定は厳しいですが、有名企業に就職するための先行投資ととらえて頑張るしかありません。

建築は連日徹夜で模型作りに勤しみ、応用生物科学科は、生物・化学・物理すべての知識が必要なため、高校での授業選択によっては入学後に苦戦を強いられます。

経営工学科は、数学やプログラミングの知識をもとに経営を考えるれっきとした理系です。

卒業後はコンサルティング会社に就職する人が目立ちます。

数学科は実験が少ないため他学科よりヒマで、好きなことをやっていける人もまあまあいます。教員志望者が多めです

・ 先進工学部(基礎工学部)

2020年度までは基礎工学部という名前の学部でした。

電子システム工学科(旧電子応用工学科)、マテリアル創生工学科(旧材料工学科)、生命システム工学科(旧生命工学科)の3学科で構成されています。

また、各学科にはそれぞれ系が設置され、電子システム工学科はICTシステム・コンピュータシステム・知能制御システム・電子デバイス、マテリアル創生工学科は機能創生工学・機能応用工学、生命システム工学科は分子生物工学・環境生物工学・メディカル生物工学です。

理科大の中では比較的歴史の浅い学部で、学際色があります。

全国の大学の中でも就職率の高さは断トツです。

マテリアル創生工学科と生命システム工学科は大学院進学率が7割以上です。

以前は「他学部に比べて、勉強は楽」と言われていましたが、4学期制が導入されてから、試験の量が倍になってしまいました。

・ 薬学部

薬学科(6年制)と生命創薬科学科があります。

研究設備面は充実しています!

女子が約半数、男子は多大の医学部受験落ちがたくさんいます。女子の割合の多さと、理科大の中で一番偏差値が高いことから、いろんな意味での「花形学部」と言えます。

就職では研究職方面に強いです。

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・ 経営学部

経営学科、ビジネスエコノミクス学科、国際デザイン経営学科の3学科で構成されています。

経営学科では経営戦略やマーケティングなどを中心に学び、ビジネスエコノミクス学科では計量経済学、実験経済学、ゲーム理論、ファイナンスといった分野を学習します。

文系学生でも学べるようカリキュラムが組まれていますが、理系出身者が約8割です。

理系視点での分析力なども身につけられます。国際デザイン経営学科は1年生の間を全寮制の長万部キャンパスで過ごすことになります。(2022年度現在はコロナウイルス禍のため、長万部キャンパスでの授業は行われておらず、神楽坂キャンパスで授業が実施されています。)

長万部キャンパス

終わりに

いかがでしょうか。東京理科大学の学部について紹介していきました。今回はあくまで概要なので、気になる学部学科があったらぜひ東京理科大学のホームページで紹介を見てみて下さいね!

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