こんにちは!武田塾武蔵小杉校講師の田所です。今日は、慶應文学に見事合格した、私の自慢の教え子、これから武田塾で同僚になる福間さんに合格インタビューをしていきたいと思います!
福間さんは、武田塾に7月から転塾をして、早稲田大学を目指して英語と国語の指導を受けていました。受験の山場である夏から、どのように立て直して慶應合格に繋がっていったのか、英語と国語の苦手を解決する方法は参考になるかと思います。
それから福間さんがどうやって受験を乗り越えていったのか、福間さんの人柄が出るメンタリティにも注目してみてください!

慶應義塾大学 文学部 合格!
上智大学 文学部 哲学科 合格!
合格の瞬間
ー慶應の合格発表はどんな瞬間だったの?
福間 正直、私立で一番自信があって受かることは確信していていたんです。だから、発表の時は、お母さんとベットに寝転がって待っていたんですけど、時間になった瞬間に何も言わずに発表を見て、「あ、受かってた」と一言言ったら、お母さんは飛び跳ねていました。お父さんも神社を2個巡っていて、発表前日には福沢諭吉像に挨拶に行っていたくらいだったから、すごく喜んでいました。祖父母もすごく喜んでくれました。
ー福間さんの人柄が出ている場面ですね。福間さんのご家族の心中を想像すると、とても心温まるエピソードです。福間さん自身はどんな気持ちだったの?
福間 正直なところ、あんなに頑張った早稲田に受からず、過去問のやり込みをしていない慶應になってしまったから、複雑な気持ちだったんですよね。でも、自分が頑張ったことが認められたようで嬉しかったです。
ーそうなんだね。本当に、合格できてよかった。今日は、そんな福間さんの合格までの奇跡を一緒に振り返れたらと思います!!
学びたいことを学ぶために文転!!
ーまず、受験勉強の最大のモチベーションになる志望校について聞きたいんだけれど、福間さんはどうやって志望校を決めたの?
福間 実はわたし文転組だったんです。理系国立志望から私立志望に切り替えるかどうかを考えていた時に、早稲田大学のキャンパスに行ってみたらすごく惹かれてしまったんです。特に、元々興味があった哲学や美学を学べる文学部に魅力を感じました。その次の日にルネサンス展にいって、「私のやりたいことはやっぱりこれしかない」って思っちゃいました。印象派以前の絵画に興味があって、たとえば中世の絵画をただ鑑賞するのではなくて、そのときの背景や絵に何が描かれているのかということだけではなくて、そこから広げて、そもそも絵画が何のために描かれるのか、そういう背景を含めて学んでみたいと思いました。そうやって早稲田文学部に行こうと決意して、文転して世界史で受験勉強を頑張る覚悟を決めました。
ーそうだったんだね。やりたいことがあるってスゴい。結果的に早稲田は残念だったけれど、慶應の文学部に受かれたのも、福間さんの学びたいって気持ちがあったからだと思う。
「ここだったら受からせてくれる」
ー武田塾に来てくれたのは高校三年生の7月だけれど、その前はどんな感じで受験勉強をしていたの?
福間 そこから、元々授業のある大手の予備校で一番レベルの高い授業に出ていました。そのときは授業についていくのに必死で、自分の成績をどうやってあげるのか考える暇もなくて、とにかく食らいついていくことだけを考えていました。当時、成績は全部偏差値50くらいでした。でも、成績が伸び悩んでいるという現実に反して、気持ちの上で「受からないわけがない」という自信はありました。
ー根拠のない自信って良いものでもあるよね。私は福間さんの良さでもあると思っているよ。
福間 確かに、ある意味では自分への自信を持っていて、その自信があったからこそ勉強を諦めずに続けられました。
ーそのあと、なんで武田塾に来ようって話になったの?
福間 そんな感じで伸び悩んでいたときに、父からの紹介がきっかけで武田塾の無料相談を受けることになりました。そこで、割と厳しいことを言われて、「このままじゃやっぱダメなんだ」という気持ちになりました。でも、同時に「ここだったら受からせてくれる」という信頼感が生まれました。
ーなんて言われたの?
福間 たとえば、『英文法ポラリス』をやっていて、『VINTAGE』があんまり解けないって相談したら、それって『英文法ポラリス』を覚えたつもりになっているだけじゃない?って言われたりしました。そのとき、自分は出来ているつもりだったから、めっちゃ落ち込んだんですよね。でも、お父さんは信頼できる人って言っていました。
ーそうなんだね。自分の課題を自覚できると・・・もしくは三浦先生ってこういう人だから・・・
福間 すごいことは「すごい」と、ダメなことは「ダメ」だと正直に答えてもらえると信頼感が生まれるよね。三浦先生はできていないところを取り繕って褒めて持ち上げるのではなくて、しっかりと課題を自覚させてくれるから、「この人についていけば大丈夫」って思えたのかな。
武田塾に入って変わったこと
ー武田塾に入ってから、1日の勉強スケジュールはどのように変わりましたか?
福間 もともと文転組だから、世界史を高2の二月から始めないといけなくて、春まではずっと世界史をやっていました。だけど、英語と国語が伸び悩んでいたから、武田に入ってから勉強の時間配分を決めて、英語の比重を重くしていきました。現代文についても、「勉強しなくても何とかなる」と思っていたけれど、改めて現代文を論理的に解く勉強をしていきました。
ーそうだよね。世界史は結局他の塾で続けながら、英語と国語の指導を武田塾でしていったけれど、どんな感じで勉強していくことになったの?
福間 前にいた塾では、多読よりも一つの文章を覚えることが大切だと言われて授業の精読をひたすら復習していただけでした。武田塾では、それも必要だけど、ある程度の多読も同じくらい必要だと言われて衝撃を受けました。半信半疑で多読をやっていたら自分でも伸びを感じるようになりました。他にも『ターゲット1900』の単語をチャンクで覚えようと言われて、一日中やっていました。チャンクで覚えるというのは、ターゲットの右のページの例文を、単語の塊で訳すことを意識してひたすら音読を繰り返しいくうちに、しっかり構文をとって日本語訳を作らなくても、英語を英語のまま前から理解することができるようになりました。
ーそのときは、三浦先生が受験相談のときに、構文とかを丁寧に取る知識は身についているけど、練習量が足りていないから、読むのが遅くて結果が出ていないんじゃないかなって、分析をしていて、指導ではその課題を潰すことからはじめたんだよね。
福間 前の塾にいた時は、自分の課題を見つけるということができていなかったんです。武田塾では、参考書を使いながら自分の課題を潰していって、成長を感じるにつれて、参考書の勉強が自分にはあっているのだと思うようになりました。特に特訓は、自分の課題を発見できる良い時間になりました。過去問を解いても何が間違っているのか、自分の思考回路のどこが間違っているのかは自分ではどうしても分かりにくくて。でも、先生に自分の思考回路を話すことで、考え方の間違いを見つけてもらって伸びることができました。それがなかったら成績も伸びないままだったし、ずっと新しい過去問を解き続けて成長しないままだったと思います。
ーたしかに、何を改善したら良いのかわからないまま過去問を繰り返しても点数は伸びないよね。福間さんを担当して最初の方に、福間さんが「次は点数が取れるかもしれないと期待してどんどん過去問を解いてしまう」と言っていたのを、今ふと思い出しました(笑)。でも、そこから何を改善したら良いのか、正解の思考回路と自分の思考回路は何が違うのかしっかり向き合って勉強できて、成長していく姿に感動していたんだよ。
フィーリング読みをやめましょう!
ー一番成長したなって感じたのはどんな勉強だった?
福間 一番躓いたのは早稲田文学部・文化構想学部の英語の試験で出る文挿入でした。夏休みの終わりからしっかりやっていたのに、直前期になっても全部外すことがあるくらい難しくて。でも、『英文解釈要約精講』っていう要約の参考書を使って、パラグラフごとに要約する練習をすることで話の流れがわかるようになりました。
ーめっちゃ対策をしたよね。他にも国語がめっちゃ大変だったよね。
福間 そうなんです。現代文も最新年度の早稲田の国語を解いたときに正答率が50で絶望しました。そのときに言われたのは、フィーリングで解いちゃっていて、解き方の型が作れていないって言われたんです。だから、特訓を通じて、明確に言語化された手順を踏みながら解く練習をすることで現代文を伸ばすことができました。具体的には、
1. 傍線部に当たるまで読み進める
2. その過程で対比に気づいたらABと振っていく
3. 傍線部に当たったら問題を読む
4. その時点で答えがわからなかったとしても傍線部の後ろを読み進める
5. 選択肢と文章の内容を比べる
手順は4-5個くらいにまとめていました。始めた時は手順をどうやって作ったら良いのかわからなかったけれど、やっていくうちに面白いくらい間違えなくなりました。今まではどこで切ればいいのかわからないから妄想で切っていました。でも、手順を作ってからは、文章に書いてあることしか頭に入れずに、自分の感情を押し殺して選択肢を見るようにすることを意識できるようになりました。
ー私もこの時のことはすごく覚えていて、みるみる成長していく福間さんを見るのが本当に楽しかったです。福間さんは早稲田の国語で8割取ることもあれば4割を取ることもあるっていう状況だったんだよね。正しく答えを導き出すポテンシャルはあるから成功する時もある、でも何かが邪魔して正解に辿り着けない時もある。でも、フィーリングで解いてしまうから明確に何を思考しているのかが、こちらからみても何が原因なのかわからない。そういう状況だったんです。だから、問題に正しく答えた時にやっていたことを言語化、そして手順化してもらい、「この手順に従っている限り間違えない」と言えるような手順を作ってもらいました。そしたら、あんなに落ち込んでいたのに、その一週間後には「現代文できるようになりました」って言われて感動&仰天しました。実は私も手順を作ることで現代文を乗り越えたんだけど、手順の内容は全く同じなので、福間さんはどの年度でも通用する、誰でも使いこなせる再現性のある手順を作ることができていたんだって思ってるよ。
自分の合格を疑っていたけれど…
ー残念ながら早稲田には受かることはできなかったけれど、慶應に合格することが出来てよかったね。実は、あんまり慶應の過去問対策をしていないことが驚きだけれど、ズバリ!慶應文学部合格の秘訣はなんだったと思う?
福間 英語の記述が得意だったからかもしれません。元々、国立志望だったので、記述をたくさん勉強していました。世界史は文学部特化の勉強を、特に用語集を使ってやっていました。現代史は苦手だったけれど、頻度が高くないので、古代と文化史を中心に覚えていきました。書いたりして全部覚える必要はなく、とりあえず頭の中に残っている状態を作ることが大切だったと思います。
それから勉強以外でも考え方や行動面で意識していることはありました。周りは推薦が多い中で、その人たちを僻んでも何にもならないので、一般受験に誇りを持ちながらも相手をバカにするような発言態度は絶対に取らずに、相対的な評価は同じ志望校の人だけとするべきだと思います。周りの関係ない人にまで目を向けずに自分のことに集中していました。ゴミ拾いや武田塾のゴミの分別にまで貢献していました。神様は見ていると思ってて(笑)。
ーすごい福間さんらしいね。受験を終えて思うことはありますか?
福間 しっかり“頑張って成功した”という成功体験を作れたことです。今まで続けられることがなかったから自分に自信がなかったけれど、ここでしっかり続けられてよかったと思います。
ー慶應合格は福間さんにとってどんな意味があった?
福間 学びたいことというものもちろん大切だけれど、学歴は将来につながるものだから「早慶」という肩書きを自分も手に入れられたことが嬉しかったし、高校の友達も受かっていたので、同じ大学に通う知り合いがいて嬉しいなっていう気持ちもありました。でも、一方でほとんど対策をしていなかったから、自分の合格を疑う気持ちもありました。
ー合格を確信していたのに、いざ受かったら合格を疑うって面白いね。確かに福間さんは早稲田志望だったから慶應の対策は軽く触れる程度だったのかな。でも、ちゃんと勉強したから出た結果だと思うし、正真正銘、自分の実力で手に入れた結果だって自信を持って欲しいと思います!
後輩たちに伝えたいこと
ー受験勉強を続ける上で大事なことはなんでしたか?
福間 結局ずっと勉強し続けるということはできないのだから、メリハリをつけて勉強する時はするし遊ぶときは遊ぶことをしても良いと思います。張り詰めて緊張が続いたら何も成長しないと思うし、下手に決められたことをするのではなくて、どうしたら成長できるか自分で考えていかないと成長しないと思います。
私の場合は、特に休日は起きてから塾に来るまでの時間が遅すぎて、勉強が始まらないってことがありました。だから、やる気が出ない時は、早稲田の校歌・紺碧の空を聞くと気分が上がって「よし勉強するぞ」って気合いを入れたりしていました。落ちてしまった今でも歌っちゃうくらいよく聞いていました。
ー後輩にアドバイスはありますか?
福間 周りの頭いい人の真似をしていたら自然と伸びるから周りにおく。憧れをつくる。身近でもYouTubeでも良い。目標をしっかり持つ。そして、辛い思いをした先には絶対いいことがあるので、この時期になっても怠けてしまっている新高校3年生の人がいれば、悪魔に魂を売って頑張って欲しいです。周りの人に感謝をしっかりしましょう。自分の環境に感謝できるいい体験になりました。武田塾に出会えて良かったです。
ー主体的に受験していた福間さんだから成長できたし、辛い時期も自分に向き合い続けたからこそ今笑っていられるし、この受験体験も意義のあるものだと考えられるようになったんだね。
ー最後にこれからは講師として武田塾で働いてくれると思うので、どんな指導をしたいか教えてください!
福間 自分が後悔してることとかうまくいって教えたいところがあるから講師という立場でそれを伝えて吸収してほしいし、自分に合った勉強を見つけてもらうために1対1の指導を通じて現時点での問題を発見して解決する手助けをしたいです。講師は小さい頃からの憧れで一人一人の成長を見守る立場を経験したいと思っていて大学受験を終えてもいつか思い出してくれるような講師になりたいです。
ーきっと良い講師になれるね。今日はありがとうございました!
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