こんにちは武田塾守谷校です。
今回は「無敵の難単語PINNACLE 420」と「飛躍のフレーズ IDIOMATIC 300」について紹介します。
これらの本は特に早慶志望者にオススメなので是非読んでください!
無敵の英単語 PINNACLE420
表題通り見出し語は420語です。1日30単語、14テーマの構成になっています。「なんだこんな単語帳すぐに終わりそうじゃん~」と思ったかもしれませんが、そうはいきません!
「併せて覚えたい!」「ここにも注目!」の単語も含めるときちんと数えていませんが1000語ぐらいはありそうです
単語ごとに例文がついているのですが、これがかなり難しいです。
1~2行の文章に英検準1級~1級レベルの単語がなんと2~4個は入っています。この例文ですが、単語自体も難しいですが、付帯状況のwith,関係代名詞、分詞の非制限用法など文構造も決して簡単ではないので読み応えがあります。この参考書に挑戦するなら、単語力は一旦置いといて、MARCHぐらいの長文なら自信をもって読めるぐらいの英語力は最低限欲しいですね
こちらの例文ですが、さっき文章にでてきた単語が後ろのページでもまだ出現することが多く、覚えやすいように文章が工夫がされているのがわかります。
一応音声もついていますので音読もできますが、これを音読しようとすると最初はかなり大変です。むしろ音読大好きなら文章と例文がついているロゴフィリアのほうが相性が良いかもしれません。
ピナクルには類義語や相性の良い単語(コロケーション)の紹介があるのはとてもありがたく英作文や空所補充問題にも活用できるのですが、そのため情報量が多いです。鉄壁からテーマ性を抜いたけど、代わりに収録語が英検準1級~1級レベルになるようなものでしょうか。
ただ、4つの選択肢から正しい単語を選択する確認問題が別冊としてついているので理解度チェックもしやすいです。
例文の構成がまさにそうですが、確かに選定されている単語は滅茶苦茶難しいですが学習者にとって覚えやすいよう工夫はされています。
ピナクルはかなりやりごたえはあります。使うイメージとしては早慶で英語を武器にしたいけど、速単上級編、単熟語EX、スパルタ3のようなオーソドックスな単語帳は終わってしまった人向けでしょうか。まさにPINANACLE(頂点)の名を冠するにふさわしい単語帳です。
IDIOMATIC300
イディオマティックは熟語帳のスーパー強化版です。諺でもないし、熟語帳や文法参考書の語法の章にも載っていないけど、何故か長文には出てくるという言い回しに慣れるのが本書の目的です。
ピナクルとは異なり、似たような役割の参考書が現状ないので英語ならではの表現を極めたいなら必携の本です。
2~3行の書き下ろしの文章に2~5個ほどの表現が詰め込まれており、その点はピナクルに似ています。最初は大変ですが、どんどん進めていく中で「あぁ、これも前の範囲で見たな」となります。
文章で使用されている単語や構文はピナクルよりは難しくないのでそこまで身構えなくて良いです。ただ流石に日東駒専レベルの長文なら余裕で読めるぐらいの英語力は身に着けた上でイディオマティックに取り組んでください。
ネイティブではない我々が外国語を学ぶとなると、文法をしっかり理解することが大事です。ルームを知らないとゲームは始められないですからね。
ただ、英語は言語ですから、圧倒的な演習量で押しつぶすのも大事です。理屈で考えることも必要ですが、洋楽や洋画でこんな言い回しあったなとやれるとさらに成績は上がります。しかしそれだからといって、洋画を英語字幕で見たり、歌詞を見ながら洋楽を聞くのは大変ですよね?
そのネイティブならではの表現をお手軽にゲットできるのがこのイディオマティック300です。
そもそもどうしてやる必要があるの?
ピナクルの一言コメントでも著者の山崎さんが「受験生は『単語もっと覚えておけばよかった』と受験直前(終わってから)と言いがち。そうならないように早いうちからたくさん覚えよう」と仰っていますがまさにその通りだと思います。
かつては早慶を受験する場合でもシステム英単語やターゲット1900だけでもok、英検準1級の単語帳までやっておくとアドバンテージがあるという状況でした。
しかし現在は英検準1級レベルの語彙力は早慶志望者には必須です。そして英語を強みにしたいなら周りを出し抜く覚悟が必要です。その手段が英検1級レベルの語彙力をつけることなんですね。
もちろん、これは戦略の違いですから社会で稼ぐなら一問一答は無印まで覚える、資料集だって全部は無理でも7~8割ぐらいの内容は詰め込むという作戦でもよいと思います。君が慶應志望なら普通の人がほどほどに勉強するだけの小論文をガチガチに対策してライバルに差をつける作戦も有効です。
でも、英語で点数を稼ぎたいならこの2冊をやって、周りの人が「うーん、選択肢のどの単語を入れても意味が通るような気がする...」と悩んでいる横で自分は「あぁ、こんな表現見たわ」と瞬殺し続ければ時間に余裕ができるので当然解ける問題数も増えます。文脈で推測するような時間がかかる上に安定性に欠ける方法より記憶から引き出す方が圧倒的に安定します。
国立受験組の場合は二次の数学や社会2科目目の対策で忙しいでしょうから、ここまでやるのは無理だと思います。これらの参考書を追加するより文系プラチカやハイレベル完全攻略などを固めた方が良いと思います。
やる時間はあるの?
私立文系専願なら、東大、京大、一橋志望より受験科目は少ないですよね?
気合いで終わらせましょう!もう1年受験勉強をやったり、滑り止めに進学するよりは楽だと思うので、頑張ってやりきりましょう。
どうして武田塾だと成績が上がるの?
1.最速・最強の勉強法
武田塾は「参考書による自学自習」が最速・最強の勉強方法だと考えています。
志望校に合格するためには、自分のレベルに適した参考書を一冊ずつ完ペキにすることが近道です。
参考書が先生になるため、自分のペースで進めることができます。
どんどん演習を進めるのも、苦手なところを繰り返し行うのも自由自在です!
集団授業形式の塾や、映像授業の塾とは違って、自分の得意な範囲にかける時間を減らすことができるため、効率良く進めることができます!
1週間に決まった数の授業を受けているだけのライバルよりも圧倒的速さで勉強を進めることが可能です!
「参考書だけで大丈夫なの?」と思う方もいるかもしれませんが、多くの塾生が「参考書のほうがわかりやすい!」と言っています!
2.徹底サポート
他の塾や予備校では、自宅での勉強は生徒自身に任せていることが多く、自分のやり方で合っているのか不安な方もいるのではないでしょうか?
武田塾では1人1人が自分で「できる」ようになるまで徹底的に管理・サポートします。
武田塾では生徒1人1人に対してじっくりカウンセリングを行い、生徒オリジナルの特訓カリキュラムを作成します。
そのカリキュラムに基づき、「何の参考書を、いつまでに、どれくらい」進めたらよいかを細かく指導します。
そのため、何をするべきなのかをはっきりさせた状態で勉強を進めることができます!
人間は忘れてしまう生き物ですので、忘れさせないための工夫があります。
3.着実に力がつく復習方法
いくらたくさん勉強しても、忘れてしまっては意味がありません。
しかし、普通の予備校では生徒の理解度に関わらず、授業が先に進んでしまうこともあります。
武田塾では、毎週確認テストを行い、宿題の範囲が定着しているか確認します。
確認テストは、宿題の範囲からランダムで同じ範囲が出題されるため、自学自習ができているかをチェックできます!
もし、合格基準に達していなかったら、理由を明確にしたうえで、もう一度、同じ範囲を勉強してもらいます。
「できる」ようになっていないときは、先に進めません!
「全部解けるようになるまで何度も繰り返す」
ここまで徹底して復習することで「できる」ようになるのです。
まとめ
1.参考書を使ったスピード学習
2.効率的な勉強方法を細かく指導
3.確認テストで定着度をチェック
これらの特徴によって、難関大学に逆転合格できるのです。