こんにちは！
盛岡駅から徒歩３分、大学受験予備校・個別指導の武田塾盛岡校です
今回のブログは大学入試制度改革に伴い
より注目されている英語外部試験についてまとめていきたいと思います。
大学受験における英語
皆さんも既にご存じかもしれませんが、
大学入試には様々な入試方法が存在します。
その中でも「英語」は共通テスト利用入試、一般入試など
あらゆる入試区分で活用されるため、
最も重要な位置を占めていると言えるでしょう。
また、「英語」と言っても各大学・学部によって
出題傾向や出題方式が異なるので
複数の大学の個別受験をする方は
各大学専用の対策が必須となってきます。
これは英語が得意・不得意に関わらず受験生の負担になってきます。
そこで注目したいのが「英語外部検定利用入試」です！
英語外部検定利用入試って何？
英語外部検定利用入試とは、
英検やTEAP、TOEICなど日本国内において広く実施されている
英語資格試験を受験した大学受験生を対象にして
それぞれが取得した成績やスコアをもとに
各大学入試の実施に当たり、それらのスコアを出願資格にしたり
得点化して合否判定に利用したりするものです。
つまり、受験生の英語力を個別試験ではなく、
外部試験を用いて測ろうとしている入試です。
外部試験を利用するメリット
外部試験を利用することには様々なメリットが存在します。
①個別試験の対策の負担が減る！
上述したように各大学・学部で行われる個別試験では
それぞれ特徴のある問題が出題されます。
それに比べ英語の外部試験は出題傾向が決まっており
対策しやすいという点が挙げられます。
一つの外部試験を受け、得たスコアを
複数の大学の入試において利用できるので、
様々な大学の対策をするよりかは
効率の良い対策を行えると言えます。
②何度もチャンスがある！
大学入試は一発勝負で合否が決まりますが、
外部試験はたとえ一回目の受験で目標のスコアが取れなくても
また次の受験時に取得することができ、
比較的ゆとりをもって取り組めます。
また最近では英検の代わりに英検S-CBTの受験も広がっています。
これは、コンピューターを利用した受験形式となっており
１日で四技能（リーディング、リスニング、ライティング、スピーキング）
の試験が完了し、
受験日の選択肢が豊富なことが特徴の試験です。
従来型の英検は年に３回の実施ですが
英検S-CBTは毎週土日（会場によっては平日も）実施されています。
このことからも目標のスコアを取得するチャンスは
かなり多いと言えます。
③大学受験だけで終わらない！
英語外部試験には英検やTEAPなど
高校生にとって親しみのあるものに加え、TOEICやTOEFLなど
大学生や社会人がビジネスや移住・留学の際に受験する試験の利用も
認められているところがほとんどです。
つまり、受験時の段階で取得できた級やスコアは、
大学入学後にも役に立つと言えます！
形式と利用されている大学
上述では主に英語外部試験の利用についてお話してきました。
ここからはどのような形式で、どの大学で
利用されているのかについてお話します。
入試方法のパターン
①所定の級やスコアの所持が出願資格となり、
それらを持っていないと出願できない形式。
②所定の級やスコアを持っていると、それらに応じて、
その大学・学部の受験時にあらかじめ加点される形式。
③推薦入試などで、所定の級やスコアの保持が有利に働き、
合否判定に何かしらの優遇措置が取られる形式。
各大学で様々な形式で外部試験入試を利用されていますが、
個別試験を除いて上記３つが一般的な利用方式です。
では、東北の大学では実際にどこの大学が利用しているのか
ピックアップしていきたいと思います。
①主な国公立大学
小樽商科大学、北海道教育大学、北海道大学、
東北大学、秋田大学、福島大学
②主な公立大学
公立はこだて未来大学、青森公立大学、国際教養大学
③主な私立大学
旭川大学、札幌学院大学、札幌大学、東京理科大学、星槎道都大学、
東海大学、藤女子大学、北星学園大学、北海道科学大学、
北海道情報大学、北海道学園大学、酪農学園大学、八戸学院大学、
富士大学、盛岡大学、仙台白百合女子大学、東北学院大学、
東北文化学園大学、東北福祉大学、東北公益文科大学、日本大学、
医療創生大学、東日本国際大学
これらが東北圏で英語外部試験を導入している大学です。
では、次に関東の大学をピックアップしていきます。
①主な国公立大学
茨城大学、筑波大学、東京藝術大学、宇都宮大学、群馬大学、埼玉大学、
千葉大学、お茶の水女子大学、東京東洋大学、東京外国語大学、
一橋大学、東京大学、横浜国立大学
②主な公立大学
高崎経済大学、前橋工科大学、東京都立大学、横浜市立大学
③主な私立大学
筑波学院大学、流通経済大学、帝京大学、白鴎大学、東洋大学、
東北福祉大学、立教大学、文教大学、ものつくり大学、早稲田大学、
江戸川大学、明海大学、東京理科大学、日本大学、青山学院大学、
桜美林大学、上妻女子大学、学習院大学、國學院大學、国士館大学、
駒沢大学、上智大学、創価大学、多摩大学、中央大学、津田塾大学、
デジタルハリウッド大学、法政大学、武蔵野大学、フェリス女学院大学
これらが関東圏で英語外部試験を導入している大学です。
最後に
いかがだったでしょうか。
今回のブログでは英語外部試験の利用形式やメリット、
使用できる大学についてお話しました。
英語外部試験の利用を考えていた方も
考えていなかった方も今一度自分の志望校を調べて
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