【過去問集】赤本は知ってるけど、青本って何？、え？黄本とか、黒本もあるの・・？？

こんにちは。武田塾茂原校です。

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皆さんは、青本を知っていますでしょうか？

「え？赤本なら知ってるけど、青本って何？？」と言う人も結構いると思います。

黄本、黒本となると、さらに「・・？？」な人が多いでしょう。

今日は、そんな過去問集のお話しをしていきます。

【過去問への取り組み方、いつ何をしたら良いのか？については、こちら】

まずは定番、赤本のお話しから
1. 過去問集の代名詞　赤本
青本って何？赤本と何が違うの？
黒本と黄本もある？？
1. 黒本
2. 黄本

まずは定番、赤本のお話しから

過去問集の代名詞　赤本

赤本は、恐らく殆どの皆さんが知っているでしょう。大学入試の過去問集の代名詞的存在ですね、教学舎と言う出版社が発行しています。

赤本が、これほどまでに過去問集として有名である理由は、なんと言っても全国のほとんどの大学の過去問が揃っている事が大きいでしょう。マイナーな大学であっても、大抵は出版されています。

また、掲載されている過去問の年数が比較的多いのも、受験生にはありがたい点と言えます。

ただ、これは大学によっても異なっていて、例えば、東大や京大の場合、7年分の過去問が収録されている一方で、MARCHの赤本には3年分となっています。

また一部の有名大学の過去問については、科目別にはなりますが、10年以上分が収録されたシリーズも刊行されていますね。

そして、値段についても、比較的良心的です。

と、ここまで赤本の良い点ばかりを紹介してきましたが、やはり何事にもマイナスポイントはあるものです。

赤本の場合で言うと、やはり「解説が少ない」と言うのが、最大の難点になるでしょう。

その為、過去問に取り組んだ後に、どの分野では得点出来て、どの分野では出来ていないのかを分析する事は出来るものの、それ以上の踏み込んだ振り返りを自分自身で行うのが、やや難しい部分もあります。

青本って何？赤本と何が違うの？

青本とは

青本は駿台文庫が出版している難関大学専門の過去問集です。
また、共通テストや旧センター試験の過去問も取り扱っています。

青本と赤本の違い

青本の良いところは、何と言っても、駿台講師による詳しい解説が載っている事でしょう。
その為、過去問に取り組んだ後の様々な振り返りまで含めて、自分の力だけで取り組みやすいです。

ただし、その分値段についてはやや高く、また収録されている年数も、赤本と比べると少なめになっています。

そして、上記の通り、有名難関大専門となっているため、それ以外の大学のものは、そもそも出版自体されていないと言うのが一番つらいところです。

具体的には、旧帝大、一橋大、東工大、神戸大、早慶のみとなっています。

特に私立大学に関しては早慶のみと、かなり限られていると言わざるをえません。（かつては、明治大学や中央大学のものを出版されていましたが、現在はありません。）

赤本と青本、どっちを使うべき？

どちらがお勧めかと言われれば、当然、解説が丁寧な青本と言う事になります。

ただし、上記の通り収録年数が少なめの為、過去問演習の分量として、充分とは言い難いでしょう。

その為、第一志望や場合や第二志望くらいまでであれば、古い青本も合わせて購入すると言うのもお勧めです（その場合、古い方はamazonやメルカリなどで中古を買えば十分でしょう。）

とは言え、上記の通り、青本が出版されている大学はごく一部の為、それ以外の大学については、基本的に赤本を使用するしかありません。

（青本の対象でない一部の私立大学については、下記で紹介する黄本では対象となっているので、そちらもお勧めです。とただし、こちらも、ごく一部の大学のみである事には変わりありません。）

黒本と黄本もある？？

黒本

黒本は河合塾が出版している共通テストの過去問集です。（各大学の個別試験の過去問集は出版されていません。）
特徴としては、やはり解説が丁寧に書かれている事です。
理科や社会の解説では、重要な語句が赤字で書かれているのもありがたいポイントになります。
そして、赤本には劣るものの、収録年数も比較的充実しています。