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【受験生必見!各教科の優先順位~まず〇〇をやれ~】   

こんにちは。
世田谷区の明大前駅から徒歩3分!
個別指導の大学受験予備校武田塾明大前校です。

 

武田塾では先日6/6に武田模試が実施されました。

思うように点数が取れなかった子、自己採点をしてみたら想像していたより点数が高かった子

生徒それぞれ違った所感。

自分の今の現状に向き合い、改めて勉強に対して見つめ直す良い機会になったようです。

 

さて、大学受験で必要な科目と言えばもちろん英語。
プラスして文系は国語・社会、理系は数学・理科。
国公立大志望なら全てを勉強する必要があります。
3~8科目も学習しなくてはいけないのですから、
科目に優先順位をつけて勉強することも大切です。

「英語 or 数学にまずは全力を注げ!」

とよく言われることが多いかもしれませんが、
これははたして正しいのでしょうか?
その他の科目は後で大丈夫なのでしょうか?
誤りなら取り返しのつかないダメージを受けます。

そこで今回のテーマは…
「科目の優先順位・何から勉強すべき?」
これについて考えたいと思います。

 

<科目の特性を理解する>
受験科目というくくりでは同じだとしても、
それぞれ違う学問なので特性は異なります。
まずはこれを理解して勉強を始めましょう!


(英語)

単語・文法などの基礎知識をまず入れた上で、
英文解釈・長文・英作文に入る必要があります。
全て同時並行で勉強を進めるのは非効率ですし、
現実問題として不可能に近いと言えるでしょう。
学習する分野の順番を間違えないことが重要で、
成績が伸びるまでに一定の時間が必要な科目です。
ただ、一度得意にすると点数は安定しやすい面も。


 


(数学)
「数学」と、1つの単語で表現できてしまいますが、
実際は数学ⅠA・数学ⅡB・数学Ⅲと3科目あります。
その分だけ他と比べて労力が増える科目ですので、
学習をできるだけ早く開始することが求められます。
数学ⅠA・数学ⅡBの理解が曖昧なままだと、
数学Ⅲの勉強に入っても確実に行き詰ります…
十分な時間の余裕を持って勉強をしたい科目です。
強烈に受験者間の得点差がつきやすい科目なので、
得意科目にすると合格が大きく近づきます!

 


(国語)
日本語だから出来そうな気がしますが、
実際はそう甘くはないのが受験国語です。
文章が理解できれば正答が得られる訳でなく、
設問の意図を考えながら解く力が必要です。
また、一番点数が上下にブレやすい科目です。
そのブレを出来るだけ小さくするのが大切です。
現代文だけではなく、古文・漢文の勉強もあり、

その分だけ時間がかかってしまう科目でもあります。

<社会・理科は?>

(社会)
勉強時間に比例して成績が上がりやすい科目です。
また、例えば鎌倉時代の知識が不足していても、
江戸時代を勉強すればそこだけは得点できるなど、
ピンポイントで点が取れるケースも中にはあります。
その反面、覚える分量も非常に多くあり、
細かい知識まで問われるのが社会です。
なんとなく覚える!という勉強方法をしてしまうと、
成績はすぐに頭打ちになるので絶対にやめましょう。

 


(理科)
物理・化学・生物によってかなり違いがあります。
イメージとしては物理は数学の特性に近く、
生物は社会、化学はその中間のような感じです。
どの科目を受験で使用するにしても、
入試で合格する人たちは選択した科目を、
非常に得意にしているパターンが多いです。
理科が苦手な状態で受験を迎えてしまうと、
得点差をつけられやすくなるので注意です。

 

<やっぱり英語・数学からやるべき?>

まず、大前提として…
「受験科目は満遍なくやるべきです!」
受験は総合点で合否を決めるシステムだからです。
弱点科目がある受験生から脱落していきますし、
特定の科目だけでの逃げ切りは難しいです。

必要だと分かっている科目の勉強を、
後回しにするメリットもありません…

それを理解した上で、もし強弱をつけるなら、
英語(理系なら数学も)に力を注ぎましょう!
その理由としては、
①英語は文系も理系も逃げられない
②成績が上がるまでに時間がかかる
③基本的に配点が一番高い
④英語(特に数学!)は得点差がつく

文系で言うと社会に代表されるような、
勉強時間に比例して成績が上がる科目を
「追い込みが効く科目」と言う人もいます。

これはある意味で間違えとは言えませんが、
追い込みをかけることができるということは、
それだけの時間をその科目に注げる余裕がある!
そういう状態になっていることが前提です。
英語・数学がきちんと仕上がっていない人は、
追い込みはできない!ことを肝に銘じましょう。
数ヶ月で追い込みができる訳でないことも忘れずに!

 

<終わりに…>
大学受験は時間との戦いです!
どれだけ勉強時間を確保できるかと、
時間の使い方で大きな成績の差がでます。
そして、成績の差は合否の結果として出ます。

科目の優先順位も個々によって日々変わります。
(学年・現状の成績・志望校・選択科目等により)
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