目次
はじめに！
皆さんこんにちは！
伊予鉄松山市駅から徒歩3分、松山市の 武田塾松山校 です！
今回は「【合否を分ける】受験生気をつけて！時代遅れすぎる参考書5選」というテーマでお話します。
実際によくあるケースとして、学校の先輩や先生、親御さんから、「この参考書は良いよ！」とおすすめされることです。
しかし、もっと良い参考書は出ています。
本記事では、そのような事実を伝えていきたいと思います。
また、今回の内容は武田塾の公式YouTubeチャンネルでも解説しているので、そちらもあわせてご覧ください。
①『やっておきたい英語長文』シリーズ
まず一つ目は、『やっておきたい英語長文』シリーズです。
悪い本ではありませんが、今の長文の参考書の進化は目覚ましいです。
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・『関正生の英語長文ポラリス』シリーズ ・『レベル別英語長文問題ソリューション』 ・『関正生のThe Rules英語長文問題集』 |
…などが英語長文の参考書として新たに出ています。
今の長文の参考書はSVOCも全部に振ってあり、解説も長文の重要ポイントもしっかり押さえてくれています。
解説が詳しい長文の参考書が全盛の時代とも言えるかもしれません。
一方、『やっておきたい英語長文』シリーズでは重要構文や設問のアプローチなどの良さももちろんありますが、SVOCを振っていない時点でなかなか使うのは厳しいです。
英語長文の参考書は1回解いて終わりであると、なかなか成長は出来ません。
何回も復習し読んで、その文章に向き合っていく中で、英語の実力が確実に上がっていきます。
実力を挙げるにはどの参考書を使うのが最適かとなると、『関正生のThe Rules英語長文問題集』などに分があることになります。
実際、『やっておきたい英語長文』シリーズは数多くの受験生の皆さんを救ってきた参考書であるものの、他の参考書に比べると解説が時代遅れになっています。
②『英文問題精講』シリーズ
二冊目は『英文問題精講』シリーズになります。
このあたりの参考書は、学校の先生から勧められやすい本かと思います。
こちらはどうしても解説が、『肘井学の読解のための英文法が面白いほどわかる本』と比べた際、受験生にとっては入ってきにくいものになっています。
レイアウトで厳しいものがあるということもあります。
特に、『英文標準問題精講』は百何十年、愛されているシリーズと帯には書いてありますが、古すぎます。
であれば、今の流行りの文章や最近の文章を読んだ方が良いです。
『英文問題精講』シリーズはレイアウトが見づらく、文章や素材が古い、解説も最近の参考書と比べるとわかりづらいという点で今の時代にはそぐわない参考書になります。
『英文問題精講』シリーズの中の『入門英文問題精講』について
『英文問題精講』シリーズの中の『入門英文問題精講』は改訂がされています。
著者も竹岡先生に変わり、内容もバージョンアップしています。
また、以下の武田塾チャンネルの動画でも紹介されています。
『入門英文問題精講』については、受験生の皆さんも使って良いと思います。
『基礎英文問題精講』や『英文標準問題精講』のほうもよりバージョンアップがなされれば、より使いやすい参考書になるかもしれません。
③『英文読解入門基本はここだ！』
三冊目は『英文読解入門基本はここだ！』になります。
『ポレポレ英文読解プロセス50』に関しては、レベルの高い人がやる参考書なので、問題ありませんが、『英文読解入門基本はここだ！』は内容的には初心者向けの参考書であるため注意が必要になります。
「英語をこれから勉強していくぞ！」という人に向けた参考書としては、ビジュアルがいまいちです。
英文解釈は皆、イメージで理解したいものです。
「ここの文がこの名詞にかかり、修飾している」、「ここが主語で、ここが動詞でこうなっている」という構造をビジュアルでしっかり理解したい人が多い中で、『英文読解入門基本はここだ！』は全て文章で説明がなされています。
しかし、『英文読解入門基本はここだ！』を勉強する必要があるレベルの人は、参考書の文字で情報を認識し、「なるほど、つまりこういうことか！」と頭の中でイメージ化することが難しいです。
『肘井学の読解のための英文法 必修編』や『入門英文解釈の技術70』のように英文にSVOCや構造が記載してある参考書を選ぶことをお勧めします。
④『話題別英単語リンガメタリカ』
四冊目は『話題別英単語リンガメタリカ』になります。
『話題別英単語リンガメタリカ』と言えば、少し前は早慶受験者必見の参考書でした。
レベルの高い受験生が持っている大人気の参考書とも言えます。
テーマ別にグローバル化や自然科学に関する文章があり、その文章によく出る難単語があり、背景知識が付く参考書として知られています。
この参考書の良さとしては、話題別という点にありました。
しかし、そのようなコンセプトにもかかわらず、2006年が最後の改訂となっており、テーマが古すぎることに問題があります。
ですので、『話題別英単語リンガメタリカ』の内容を最新のテーマであると認識してしまえば、入試問題に触れたときに齟齬が生じてしまう危険性があります。
今であれば、関先生の『FINAL時事英語』や『関正生の英語長文ポラリス』、『レベル別英語長文問題ソリューション 最新テーマ編』などを通して、頻出のテーマを押さえた方がより勉強になるかと思います。
また、難しい英単語を覚えるという意味合いであれば、『速読英単語 上級編』にて、比較的新しいテーマに触れつつ難単語を覚えることが出来ます。
⑤『初めから始める数学』
五冊目は『初めから始める数学』になります。
内容そのものは良いですが、参考書を読んでいて合わないと感じる高校生は多い本かと思います。
事実、『初めから始める数学』のおかげで数学が助かったという人は多いです。
しかし、文章や構成が少し古臭いと感じてしまうかと思います。
数学が嫌いな人には最適な参考書であることには変わりがないので、一度やってみて合う場合は引き続き取り組めば良いかと思います。
今であれば、『やさしい高校数学』があります。
『やさしい高校数学』は万人受けする解説で、数学が苦手な人にもわかりやすく理解できる教材です。
しかし、『やさしい高校数学』は分厚い参考書なので、分厚い参考書が苦手な場合は『初めから始める数学』もありかと思います。
今回のまとめ！
いかがでしょうか。
今回は「【合否を分ける】受験生気をつけて！時代遅れすぎる参考書5選」というテーマでお話ししました。
時代遅れの参考書としてまとめると、
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①『やっておきたい英語長文』シリーズ ②『英文問題精講』シリーズ ③『英文読解入門基本はここだ！』 ④『話題別英単語リンガメタリカ』 ⑤『初めから始める数学』 |
…になります。
時代遅れの参考書と言いましたが、各々の参考書にはメリット・デメリットがあることが伝わっていれば嬉しく思います。
皆さんにとって、最適な参考書が見つかることを願っています。
頑張ってください。応援しています。
最後に！
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