関関同立に合格するには、
1科目だけ得意な「一点突破型」では足りません。
三教科をどう揃えるか。
その設計が、合否を分けます。
今回紹介するのは、
坂出高校の大西真生さん。

国語は得意で、
模試では偏差値60を超えることもありました。
ただ、英語は単語の定着が不十分。
世界史も通史が途中。
三教科で見ると偏差値は40〜50台で、
判定もD・Eが多い状態でした。
それでも、公募推薦で
京都産業大学・近畿大学に合格。
さらに一般入試で、
関西学院大学社会学部に合格しました。
勝因は、国語で押し切らず、
三教科を揃えるために
勉強の順番を組み直したことでした。
志望校を決めた瞬間、勉強のやり方が変わった
志望校が決まると、
勉強は「何となくやるもの」ではなくなります。
どの科目を優先するか。
どこまで仕上げるか。
大西さんにとって、
関西学院大学を志望校として定めたことが、
受験勉強の転機でした。
ここから、
勉強は“順番を決めて進める段階”に入っていきました。

志望校が決まり、3教科の戦い方を決めた
関西学院大学を強く意識したきっかけは、
夏に参加した武田塾丸亀校の学校説明会でした。
そこで大学の魅力を知り、
「ここを目指したい」という気持ちが固まります。
ただ、この時点では、
三教科の仕上がりに差がありました。
国語は、すでに得意科目。
一方で、英語は文法が未完成。
世界史も、通史がまだ途中でした。
そこで、英語・国語・世界史の3教科で受けると決め、
まず何を優先するかを整理。
科目ごとの現在地を見ながら、
勉強時間の使い方を組み直していきました。

最初に弱点へ時間を集中させた
三教科を同時に伸ばそうとすると、
どの科目も中途半端になりやすくなります。
そこで大西さんは、
最初に弱点へ時間を集中させました。
もっとも遅れていたのは世界史です。
まず苦手科目を先に立て直す。
この判断が、
三教科を揃えるスタートになりました。

世界史に毎日4時間使うと決めた
最初に優先したのは世界史でした。
目標は、12月までに
合格ラインに近い点数を取れる状態にすること。
そのため、毎日の勉強時間の中で
約4時間を世界史に使うと決めました。
当時は、まだ通史が終わっていない状態。
このままでは、苦手科目が最後まで残りかねません。
そこで、まず世界史を進める。
ほかの科目を広げすぎない。
この順番が、
勉強全体の流れを作っていきました。

英語は単語から立て直した
英語は、まず単語からやり直しました。
使ったのは『システム英単語』です。
この単語帳を、
最初から最後まで覚えることを目標にしました。
文法は『ポラリス』『Vintage』を使用。
長文演習には入っていましたが、
単語が抜けていることが多かったため、
まずは土台を固める必要がありました。
単語を先に固め、
そのあとで文法と長文を整える。
この順番に変えたことで、
長文の理解も少しずつ安定していきました。

12月には三教科の形が見え始めた
この進め方で、12月には
三教科のバランスが見え始めます。
英語は約70%。
国語は約80%。
世界史は60%前後。
最初は弱点だった世界史も、
合格ラインに近いところまで上がってきました。
苦手科目を後回しにしない。
先に順番を決めて進める。
このやり方が、
三教科を揃える流れにつながりました。

知識はあるのに点が取れない——12月に見えた誤算
12月に入ると、
受験直前ということもあり、
勉強量はさらに増えていきました。
ただ、ここからは
点数が思うように伸びなくなります。
原因は、
知識を得点に変える練習が足りていなかったことでした。
そこで大西さんは、
インプット中心から演習中心へ切り替えます。
この修正が、
停滞を抜けるきっかけになりました。

世界史は「覚えた」だけでは点にならなかった
世界史は、すでに通史を2周していました。
内容そのものは、頭に入っている状態です。
ただ、問題になると
手が止まる場面がありました。
足りなかったのは、
知識のインプット量ではなく、
問題形式に合わせて使う練習でした。
そこで、新しい知識を増やすのではなく、
問題演習の量を増やしました。
流れを覚える段階から、
解いて確認する段階へ。
この切り替えによって、
知識が少しずつ
得点につながるようになっていきます。

英語は「会話表現」の解き方を修正した
英語では、
会話表現の問題で点を落としていました。
長文の演習量は確保できていても、
選択肢の判断で迷う場面があったのです。
そこで講師が見直したのは、
選択肢の読み方と処理の順番でした。
どの選択肢から見るか。
どこを根拠に判断するか。
この順番を整理したあと、
会話表現での失点は減っていきました。
勉強量を増やすのではなく、
解き方を整える。
この修正が、
英語の安定につながっていきました。

合格ラインを75%に引き直した瞬間、受験は数字で動き始めた
ここで、受験の見方が変わりました。
「何となく取れている」ではなく、
数字で現在地を見るようになったのです。
関関同立の目安は65%。
ただ、大西さんはそこで止まりませんでした。
本番の難易度や緊張も見越して、
過去問の基準を75%に設定。
この基準ができたことで、
勉強の判断がぶれにくくなりました。

65%ではなく75%を基準にした理由
当初の目安は65%でした。
関関同立の過去問では、
合格最低点がその前後になる年もあります。
ただ、65%は合格ラインであって、
安全圏とは言えません。
本番では、
問題の難易度や緊張、時間配分の乱れで、
点数が下がることもあります。
そこで大西さんは、
目安を75%に引き上げました。
「受かるかどうか」ではなく、
「安定して戦えるかどうか」で見る。
この基準によって、
仕上げるべきラインが明確になりました。

1月第3〜4週、ついに75%ラインを突破
変化が見えたのは、
1月の第3〜4週でした。
過去問で、
ついに75%ラインを突破します。
英語・国語・世界史。
三教科の点数がそろい始めました。
それまでの勉強は、
「どこまで伸びるか」を探る段階でした。
しかしこの時点で、
合格の可能性を
現実的に判断できる段階へ入ります。
三教科を揃え、
75%を超える。
ここで受験は、
「挑戦」から
「勝負できる状態」へ変わっていきました。

本番で崩れなかったのは、直前期に“増やさなかった”から
直前期に入ってから、
大西さんは新しいことを増やしませんでした。
ここで優先したのは、
これまで整えてきた三教科のバランスを崩さないことです。
知識を増やすより、
今ある力を安定して出せる状態にする。
この判断が、
最後の勝負どころで大きく効きました。

本番でも三教科が崩れなかった理由
本番でも、
三教科のバランスは大きく崩れませんでした。
英語は安定して得点できる状態。
国語はもともとの得意科目。
世界史も、合格ラインまで仕上がっていました。
どれか1科目に頼るのではなく、
3教科をそろえて戦える形になっていたのです。
ここまで順番を決めて整えてきたことが、
本番でも力を出し切る土台になりました。

合格発表で証明された“三教科設計”の力
合格発表は、自宅で確認しました。
結果は、関西学院大学社会学部に合格。
国語だけで押し切るのではなく、
英語と世界史も合格ラインまで引き上げる。
その積み上げが、
最後に合格という結果につながりました。
ここで証明されたのは、
三教科をそろえる設計の強さでした。

三好校舎長コメント
大西さんは、
ほぼ毎日塾に来て勉強していました。
ただ、長時間やることだけを
重視していたわけではありません。
何をやるか決める。
実行する。
結果を見る。
必要なら直す。
この流れを崩さなかったことが、
成績が伸びた大きな理由です。
武田塾の勉強で大切なのは、
「何を、どの順番で進めるか」を決めること。
大西さんは、その順番を守り切りました。
それが、今回の合格につながったと思います。

これから受験に向かう後輩へ伝えたいこと
これから関関同立を目指す後輩のみなさんに、
大西さんの体験から伝えたいことがあります。
受験で大事なのは、
気合いだけで進むことではありません。
今の自分の状態を正しく見て、
何を先にやるかを決めることです。

得意科目があっても、全体で見る
まず大切なのは、
得意科目だけに安心しないことです。
国語に手応えがあっても、
英語や世界史が不安なままでは、
本番で安定して戦うのは難しくなります。
関関同立を目指すなら、
3教科を全体で見て、
足りない科目から整えていくことが必要です。

目標を数字で決めると、勉強はぶれにくい
もうひとつ大切なのは、
目標を感覚で決めないことです。
大西さんは、
過去問で75%を基準にしました。
数字で目標を決めたことで、
今どこまでできていて、
何を優先すべきかが見えやすくなります。
英単語や世界史の空欄も、
「何となく分かる」で止めない。
見た瞬間に答えられるところまで仕上げる。
そこまでできて、
本番で使える力になります。
もし今、
「得意科目はあるけれど、他の科目が不安」
そう感じているなら、まだ間に合います。
今の3教科のバランスを見直して、
勉強の順番を立て直してみてください。

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