こんにちは
武田塾京都校です
今日 ご紹介する生徒さんは
現役時に大学合格するも「苦労が足りない」と親御様の方針により再受験に挑んだ生徒さんです
あれだけ猛威を振るったコロナも落ち着いてきた印象ですが、受験期にモロに影響を受けた世代であります
そんな彼らが 制限ある環境のなかで 自分の夢に向かってひたすら努力を積み重ねました
生徒一人ひとりに彼らの物語があります
是非 読んであげてください！
生徒紹介
名前：枡岡 弘峻くん
出身校：京都府立 鴨沂高校
合格校：龍谷大学 経済学部
武田塾に入る前の成績は？
入塾時期：高3終わり
当時の成績：偏差値35
当時は全く勉強をしていなかったのでひどい成績でした。赤点常習犯でしたし、授業もあまり真面目に聞いていなかったです。
武田塾に入ったきっかけは？
父親と友達の紹介で。
受験相談に、親に言われるがままに来て、武田塾の勉強法について熱心に説明していただいて好ましく思い入塾しました。
武田塾に入ってから勉強法や成績がどのように変わりましたか？
武田塾には「一冊を完璧に」というキャッチフレーズがあり、習熟度が甘い場合、何周も同じ参考書や単元をすることになります。僕は入門英文解釈70を4周、ファイナル英文法を5周以上しましたが、これが英語力の土台を作ったのだと思っています。同様に古文においても、古文ポラリス1,2、やさしくてわかりやすい古典文法を2周ずつしていたため、基礎と古文におけるセオリーが身について受験本番にも活かされたと感じています。完璧になったつもりでも、読み込むたびに新しい学びがあるということも知りました。
（担当の）先生はどうでしたか？
担当してくださっていた先生は皆いい人で、熱心かつ自分のことを本気で心配してくださる人達でした。最初の頃のやる気がない様子を見てやきもきしていらっしゃったと思います。今だからわかる事ですが、自分たちが昔失敗したことや後悔している気持ちから、同じ轍を踏んで欲しくないという思いがあったのではないかと考えました。普段は優しいけれど、怠けたり心が負けてしまっている時は喝を入れてくださって、そのおかげで頑張れた部分が大きかったと思います。
武田塾での思い出を教えてください！
最初の頃、親に言われるがまま始めたこともあって、勉強にあまり身が入らなかったり、暗記ばかりなのがつまらなくて進みが非常に悪かったです。しかし前述したように、この時固めようとした基礎が後々の長文の勉強や、受験の本番で大きく活かされていると思うのです。正直本当のことを言うと、自分のためだけに勉強したという期間は少なかったと思います。もう追い詰められている自分の状況で、家族や周りの人の思いや願いを受けて無理矢理に車輪を回している感覚でした。けれど、最後は自分の手で合格を勝ち取って周りの人たちを喜ばせてあげたいというポジティブな理由で勉強出来たと思います。一つ心残りがあるとするなら、必要以上に志望校にビビってしまって、勉強の手が止まってしまったことです。だからこれからこの塾で勉強する後輩たちは思いきりを大事にして、勝負してほしいです！
好きな参考書ランキングベスト３！
第１位：入門英文解釈の技術70
この参考書を3周したことが英語力の土台を作ったと思います。
第２位：古文ポラリス2
何回も文章を読んだことで起承転結を理解し、話のパターンを推測できるようになった。
第３位：システム英単語
完璧に理解すれば関関同立の単語はほぼ分かるようになると思います。
来年度以降の受験生にメッセージをお願いします！
終盤、志望校のレベルと自分の学力の差を感じてしまい、勉強の手が止まってしまうかも知れません。だけど最後まで諦めないでください。試験に何が出るかはわかりません。しかし少しでも手を動かせば、間違いなく合格に近づいていくのです。気持ち、あるいは身体がついていかなくて勉強出来ない日もあるでしょう。それでも最後には投げ出さず立ち向かってください。そうすればきっと満足して終われるはずです。
校舎長より
『え、べつにいいですけど、、』
何年かに一人は、本気で叱る生徒さんが存在します。彼らに共通していたところは、憎めないキャラといいますか、関わった人間が「本気でなんとかしてあげたい」とおもわせる人物像。
枡岡くんもそうした生徒さんでした。見るからに人が良さそうな風貌、自然と他人に優しくすることができる人、、で自分自身にもとことん優しい（甘い）w なにかと直ぐに楽をしようとしてしまう傾向がありました。ま、逆を言えば今までそれでこなしてこれてたのですよね。
繊細な性格の持ち主であり、それが周りへの遠慮となり、強いては諦めにかわる。これを彼が言う「弱さ」と表現するなら、彼はそれと向き合って受験期を乗りこえようとしていました。入塾当初は、『べつにいいんですけど』的なニュアンスの言葉をよく発していましたが、ある時期から自分の思いや考えをキチンと伝えて変化を求めるようになりました。勿論、自分の思うようになることばかりではありませんでしたが、いつもの諦めるのではなく別の方法で試してみる、こうしたことができるようになっていましたね。
いくつかあるエピソードのなかで、忘れられないことがあります。
みんなが使う机や椅子が乱れていると、頼んだわけでもないのに、彼が率先して整理してくれるのです。その綺麗に並べた机を移動する時に自分の体が当たって（結果的に）乱していくシーンは、微笑ましくて好きでしたw
そんな彼は常に周りへの配慮ができており、敏感に察することができる人。同じ塾生間でも彼のことを応援している人は多かったと思います。学力だけでなく、彼が求めていた『自分自身への変化』を掴んでくれた受験期間であったとおもいます。
枡岡くん！
次のステージでは、貴方の良さが更に発揮されるのではないでしょうか。その『人間性』に磨きをかけ、ご家族を含めた周りの人たちを笑顔にしてあげてください。誰かに相談を持ち掛けられたり、頼られることも増えていくでしょう。すべてを解決しようと抱え込まないようにしてくださいね。
またその笑顔をみせてください！
あらためて 大学合格おめでとうございます！！
武田塾京都校 木下
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