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【私立大学の出願戦略】受験校選びのポイント6つをご紹介!【実例解説】

今回のテーマは私立大学の出願戦略です!

私立大学の入試は年々バリエーションが豊かになり、

出願先を考えるのがパズルのように難しく困っていませんか?

本記事では受験校選定のポイント6つに加え、

実例とともに良い入試スケジュールの組み方を徹底解説していきます!

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武田塾桑名校よりご挨拶

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私立大学の出願戦略!出願校選びのポイント6つをご紹介!【実例付き】

受験校選定の基本ポイント6つ

①3レベル各2~3校を選定!

チャレンジ校/実力相応校/安全校の3分類です。

各レベル、2~3の大学学部を選定しましょう!

 

3レベルはの一例としては

早慶/MARCH/日東駒専

ですね。

 

②実力相応校と安全校は過去問の点数で判断する!

偏差値だけで決めないようにご注意ください!

 

安全校は、実際に今の時期に過去問を解いて、

余裕で合格点を取れる大学にしましょう!

 

安全校は私立入試の初戦にもなりやすいので、

『緊張で実力を発揮できなくても合格できる!』

という厳しい基準で決めるといいでしょう!

 

③自己を過大評価しない!

何年分か過去問を解いた結果、

最高得点を自分の実力だとする人がいますが要注意です!

点数に波があるときは、波の谷を自分の実力と思いましょう!

 

④なるべく出題傾向と対策を被らせる!

入試科目はもちろん、出題傾向が異なれば、

併願校のために、第一志望校対策の時間が削られてしまいます!

対策幅を広げ過ぎないようにしましょう!

ここが本日の最重要ポイントです!

 

⑤共通テスト利用も考える!

共通テストだけで合否が決まる方式

スケジュール的な負担なく、滑り止めを確保するチャンスが増やせます!

 

ただし!合格に必要な学力レベルは一般入試より遥かに高い!

共通テスト利用は基本的にみんなが滑り止めで出願する方式なので、

受験者層が一般入試よりも1ランク以上アップします!

 

メインではなく、あくまで滑り止めとして考えましょう!

 

⑥安全校の入試は早めに設定する!

成績は最後まで伸び続けます!

入試対策で基礎→応用と段階を踏んでいくのと同様、

実際の入試でも、安全校→実力相応校→チャレンジ校と

積み上げていくのが理想です。

 

もちろん、受験後の復習を前提としていますよ!

 

成績のピーク、つまり、受験終盤に、

チャレンジ校・第一志望校を持ってきましょう!

 

では、実例を使ってさらに解説していきます!

 

【具体例①】良いパターン

いいパターン

チャレンジ校

①早稲田大学 商学部 一般

②早稲田大学 教育学部 一般

③早稲田大学 文化構想学部 一般

 

実力相応校

①明治大学 商学部 学部別

②明治大学 経営学部 学部別

③明治大学 国際日本学部 学部別

④法政大学 経営学部 学部別

 

安全校

①日本大学 商学部 N全学1期

 

共通テスト利用

①日本大学 商学部 C方式1期

 

解説

私立文系志望で、入試科目は、英語・国語・社会の3科目。

 

早稲田大学は英語長文中心の問題が出るため、

それに被りやすい明治大学を受ける人が多いです。

 

また、明治大学の下として、

法政大学、中央大学、学習院大学あたりが、

組合せとしてオススメです。

 

安全校で日本大学というのもいい塩梅です。

さらに個別入試と共通テスト利用の二段構えなので抜かりなしですね。

 

ここで紹介したスケジュールは、

早稲田志望のオーソドックスなものなので、

該当する人はぜひ参考にして欲しいパターンです!

 

【具体例②】ダメなパターン

ダメパターン

チャレンジ校

①慶應義塾大学 法学部 一般

②慶應義塾大学 経済学部 B方式

③早稲田大学 社会科学部 一般

④早稲田大学 商学部 一般

⑤上智大学 経済学部 共テ併用型

 

実力相応校

①明治大学 国際日本学部 学部別

②明治大学 経営学部 学部別

③青山学院大学 経営学部 個別A方式

④立教大学 経営学部 一般(英語で共通テスト利用)

⑤中央大学 商学部 一般

 

安全校

①成蹊大学 経済学部 A方式

②明治学院大学 経済学部 A日程

 

共通テスト利用

①立教大学 経営学部

②明治学院大学 社会学部

 

解説

先程と同様、入試科目は英語・国語・社会。

ダメな理由は、対策がバラバラだからです!

 

実力があり、第一志望対策に余裕がある人はいいですが、

ギリギリの人がほとんどだと思うので、

限られた時間でどこを取っていくか、戦略的に考えていきましょう!

 

慶應義塾大学の入試は、

国語ではなく小論文が課されます。

一方同じレベル帯の早稲田大学では、国語で古典も出題されます。

慶應に行きたいのに早稲田レベルの古典対策もしなければなりません。

 

国語がよほど得意ではない限り避けた方がいいでしょう。

 

早慶上智の最難関レベルについては対策の負担を考え、

基本的に、1校に絞って同一大学複数学部受験に変えましょう。

 

また、青山学院大学と立教大学で共通テストを使います。

共通テストでは、リスニングが課されるので、

これも負担が増える要因になります。

 

この場合も、リスニングに自信がなければ、

リスニングが不要な中央や法政を増やしたほうがいいでしょう。

 

また、安全校として成蹊大学、明治学院大学がありますが、

滑り止めとしては難易度が高めなので、

ちゃんと過去問演習の結果を見て判断したいところです。

 

特に、明治学院の英語は、この偏差値帯の入試では

珍しく要約問題や英作文問題があります。

第一志望の出題傾向と被らなければ、

追加の対策が必要となるため避けたいところです。

 

早稲田大学が第一志望の人にオススメのGMARCHは

明治・法政・中央・学習院。

 

慶應義塾大学が第一志望で、古文が苦手な人にオススメなのは

青山学院(国語なし)・法政(古文なし)。

 

共通テストの重要度が高い大学が第一志望であれば、

立教大学や青山学院大学もアリです。

 

対策幅が広がりすぎないように!

というポイント、ご理解いただけましたでしょうか?

 

今回のまとめ!!

私立大学の入試スケジュールを組むときは、

出願校選定の基本ポイント6つ押さえましょう!

特に重要なのが、『④なるべく出題傾向と対策を被らせる!』です!

第一志望校と併願校の入試科目・出題傾向を把握し、

併願校対策の負担を最小限に、第一志望校対策を最大限にできるよう戦略を練りましょう!

 

今回の内容はYoutube『武田塾チャンネル』でも!

 

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