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共通テスト直前!忘れるとかなりまずい確認しておきたい公式一覧(理系編)

共通テスト直前!忘れるとかなりまずい確認しておきたい数学の公式一覧(理系編)

みなさんこんにちは!

武田塾港南台校のSです!

 

みなさん理系科目の勉強は進んでいますか?

 

自然科学系の学問を学習する際には

公式という概念が付き纏ってくるでしょう。

公式というのはただ暗記するだけではいけません。

 

今回は、

忘れるとかなりまずい!?

しっかり確認しておきたい公式

を紹介していきます!

参考書‐武田塾港南台校

 

1. 公式の基礎基本をしっかり理解しよう

公式がどのような意味を持つか、

どのように導出されるかというところまで

理解していなければ入試の難しい問題は解けません

 

特に忘れるとその分野の問題が

全く解けなくなってしまうような公式も多いです。

 

理系科目が苦手な受験生は公式を丸暗記してしまい、

理解をおろそかにしてしまうことが往々にしてあります。

 

しかし、自然科学という学問では基本法則から、

あらゆる法則が導出されます。

 

基礎基本を理解していれば

より高度な内容をも理解できるようになるのです。

 

また、大学で学問を学ぶ上では

物事の考え方をしっかりと理解していないと

講義についていくことはできません。

 

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2. 加法定理(数学)

(1)説明

加法定理は、三角関数の

多く公式の親となる重要な定理です。

 

この単元の最重要定理と言っても

過言ではないかもしれません。

 

この公式からさまざまな公式が導出されるので、

重要度は非常に高いといえるでしょう。

 

以下に1999年東京大学の数学

第一問(2)の問題を引用します。

 

(2)一般角α、βに対して、次の式を証明せよ。

sin(α+β)=sinαcosβ+cosαsinβsin⁡(α+β)=sin⁡αcos⁡β+cos⁡αsin⁡β

cos(α+β)=cosαcosβ−sinαsinβ

加法定理の証明問題がそのまま出題されたのです。

 

つまりこの問題は、

加法定理の導出方法覚えていなければ

解けない問題です。

 

教科書に載っているような公式でも

しっかりと導出方法まで理解しておかなければならない

ということに他ならないでしょう。

 

(2)解答の方針

座標平面上に単位円を置き、

単位円上の2点:AとBの座標をcosとsinで表します。

 

次に、その2点間の距離を

三平方の定理を使って求めます。・・・(1)

同時にA,Bは単位円上にあることから、

二辺が半径1であることより、三角形ABOに余弦定理

用いて2点間の距離を求めます。・・・(2)

 

(1)と(2)の

二つの式の値(=距離)の値は

同じですから、

(1)と(2)を=で結んで整理すれば

加法定理のうちの一つが証明できます。

 

3. 点と直線の距離の公式(数学)

(1)説明

点と直線の距離とは、

点から直線に向けて引いた垂線の長さであり、

最短距離のことです。

 

その距離を求める公式は

入試でよく用いられることで有名です。

 

しかし、公式の理解をおろそかにしては

いざ本質に迫るような問題を目にした時に

ペンを止めることになってしまいます。

 

大阪大学で下記のような出題がなされました。

xy平面において、点(x0,y0)と直線ax+by+c=0の距離は、
|ax0+by0+c|/√(a^2+b^2)である。

これを証明せよ。

(大阪大学,文系第一問)

この問題も公式を丸暗記していると

解答の際に手が止まってしまう問題です。

 

大阪大学の文系数学は大問3題構成なので、

この問題を白紙にするだけで30%も捨ててしまう

ことになってしまいます。

 

そのため、公式を理解していたか

理解していなかったかで大きな点数の差

開いてしまうことに他なりません。

 

(2)解答

Pからax+by+c=0に下ろした垂線の足をH(x1,y1)と置く。

ax+by+c=0法線ベクトル→n(a,b)とPHの内積を考える。

→PHと→nは平行なので
→PH・→n=±|→PH|√(a^2+b^2)
|→PH・→n|=d√(a^2+b^2)
d=|→PH・→n|/√(a^2+b^2)・・・(1)
また→PH=(x0-x1,y0-y1)と→n(a,b)の内積は
a(x0-x1)+b(y0-y1)・・・(2)
(2)を(1)に代入。
d=|ax0+by0-ax1-by1|/√(a^2+b^2)・・・(3)
(x1,y1)はax+by+c=0上の点なのでax1+by1+c=0 c=-ax1-by1

(3)に代入。
d=|ax0+by0+c|/√(a^2+b^2)

数学_文庫

 

3.鉛直上方投射の式(物理)

v = v0 + a t

x = v0t + 12at2

v2 - v02 = 2ax において、

v0 をそのまま、a ⇒ - g とし、

x軸をy軸に変えて、鉛直上向きを正としたものが

鉛直上方投射を表す式になります。

(もし鉛直下向きを正としたいならば、

g に - を付けないで v0 に - を付けます。)

 

鉛直上方投射の式

速度  v = v0 - g t

変位  y =v0t - 12g t2

t を含まない式 v2 - v02 = - 2 g y

が成立します。

 

4. まとめ

いかがでしたか?

 

公式はただ単に暗記するだけでなく

導出できるようになることが大切です。

 

本質的な理解により問題が解けるようになります。

みなさんの志望校合格をお祈りしております。

メモ

 

5. 参考文献

https://wakariyasui.sakura.ne.jp/p/mech/rakutai/enntyoku.html#jyouhou

https://plaza.rakuten.co.jp/weisheit/diary/201411120000/

https://univ-juken.com/ten-tyokusen-kyori

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