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自称進学校の受験生が難関大を目指すときの勉強の失敗を紹介

こんにちは、小牧駅から徒歩3分の大学受験予備校の武田塾小牧校です。

4月になりました。

今年は桜の開花が例年よりも遅くて、ようやく咲いてきました。

学年が上がったことも実感がわいてきたと思います。

今回は自称進学校の受験生が難関大学を目指すも失敗をしてしまう要因を紹介します。

進学校の受験生と何が違うのかがわかればこれから1年の受験勉強にも気合が入ると思います。

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目次

  1. 基本的に勉強時間が足りない
  2. 難関大学合格までの見通しが曖昧
  3. 自称進学校の中で争ってしまう
  4. 失敗をしたら心が折れて修正できない
  5. 受験勉強のアドバイスを受け入れない

1 基本的に勉強時間が足りない 

毎日6時間で共通テストのある1月までで10カ月×30日×6時間で1800時間

難関大学合格に必要な学校以外での勉強時間は2500時間前後です。

つまり3年生だけで頑張る場合は1日8~9時間は必要です。

1年生2年生時の課題の勉強時間はノーカウント

課題が多いかったから勉強を頑張ったと考えると失敗します。

勉強時間の数え方は課題ではなく自学自習の勉強時間です。

ただし、課題の中の問題を何周もして即答レベルで答えることが出来るように仕上げていた場合は別です。

その場合は3年生に上がるころには入試の基礎レベルは出来ていると考えても大丈夫です。

ご飯とお風呂の時間が長い

ご飯を食べる時間とお風呂の時間が1時間を超えている人が多いです。

ご飯くらいはと思う人がとても多いですが、難関大学に合格するために勉強時間を捻出してる人は3食とお風呂が30分程度で終わります。

ご飯とお風呂の時間は譲れないという人がいますが、難関大志望の受験生の場合はほとんど失敗しています。

勉強をしていても当たり前になりましょう

勉強時間ではなく、何が出来るようになったのかを基準に勉強を捉えるようになりましょう。

難関大学に合格するような受験生はみんな一定時間以上の勉強をしています。

その中でも上手く勉強をして、入試で出る問題が解けるように勉強をした人が合格していきます。

2 難関大学合格までの見通しが曖昧

難関大学合格は意識して狙わないと届かない

現役生で難関大学に合格を狙う場合にネックになるのが学校の授業の進度の遅さです。

授業に任せていると絶対に間に合いません。

合格できる人は各科目合格できるペースを計算しています。

なんとなく勉強をしていれば合格できると思っている人が失敗しています

自称進学校で難関大学に合格できない人の特徴は謎の自信です。

これは勉強時間が今までよりも増え、人生で経験したことのない勉強時間であるためこれだけ勉強をしていれば合格するだろうという希望的観測です。

9月から過去問演習に入れるように、8月7月6月と逆算をして何が出来るようにならなければいけないのかはっきりとした指標を持っていません。

模試で必要な偏差値と過去問のためのペースが明確ではない

最後の入試で合格するという目標だけで、途中の短期目標がない人が多くいます。

受験では短期目標を確実にクリアをして、最後の入試本番に間に合わせることが大事です。

不合格になる人は短期的な目標がないまま漠然と勉強をしています。

自称進学校の生徒は目標はあっても、手段と日程がはっきりとしていない人が多くいます。

3 自称進学校の中で争ってしまう 

高校内順位は過去の進学実績の目安

自分の高校の進学実績を見て、上位何位くらいであれば合格できる可能性が生まれる程度で考えましょう。

特に上位10人20人となると、その先輩たちは完全に自分のペースで勉強をして難関大学に合格をしています。

校内順位で安心して志望校に合格していることは100%ありません。

校内順位はあくまで目安で、志望校に合格できる可能性が生まれる一つの目安です。

校内順位で安心をして、過去問対策や共通テスト対策をしなければ100%落ちます。

大学受験の争いは志望学科の中でしよう

模試を受けると志望校の学部学科に何人判定を出しているのかが分かります。

その中の順位が募集定員の人数の中に入ることを目指しましょう。

4 失敗をしたら心が折れて修正できない 

勉強をしていると全て出来るようになると思っている

自称進学校の受験生は高校受験時に全問正解や全問正解に近い得点で争うテストを経験していません。

そのレベルのテストでは捨て問も考えてテスト時間内で点数を取れるだけ取る解き方をします。

当然捨て問は理不尽に難しい問題などもあります。

完全に解くことを諦めなければいけない問題もあることを知っています。

しかし、自称進学校レベルで勉強をしている人の場合は、勉強をして理解できる問題だけを解けばいい範囲のテストしか経験していません。

当然本当に難しい難問と向き合ったことがほとんどないので勉強をすれば全部解けるようになると信じています。

その結果難しい問題と出会って、何回も何回も考えても理解できない問題があると心が折れます。

超進学校や進学校の受験生は過去に経験をしているので、そういう問題もあると受け入れますが、自称進学校の人の場合は受け入れることが出来ずに心が折れます。

理解・定着までの回数が少ない

勉強をすればすぐに理解できると思っていることから反復回数が少ない傾向があります。

難しい問題が出来る人は地頭が良いから理解できていると思っている人が多く、実際は出来るまで何回も繰り返していることを知りません。

その結果数回挑戦しただけで理解できなければ心が折れて諦めます。

難関大に通っている人からすると、そんな少ない回数では理解できないと思う回数で止まります。

成績上位者は思った以上に反復して、出来るまで粘り強く勉強をしています。

5 受験勉強のアドバイスを受け入れない 

暗記で伸びる成績だけで自信をつけすぎてしまう

今まで勉強を追い込んだことがあまりないので、暗記を継続して伸びる成績帯で自分の勉強方法は確実に上手くいっていると思います。

その結果塾や予備校の先生のアドバイスを無視するようになります。

大学受験の難関大学の場合は暗記している状態で悩む問題が標準問題です。

暗記が出来ている状態で悩んで正解をする方法の手前で勉強が自己流になります。

本当に必要なアドバイスは暗記したあと

暗記が出来ている状態で問題文から解くための情報を読み取って考える問題がターゲットです。

いくつもの情報を処理する問題を今まで通り覚えてれば解ける問題と同じように解こうとして解けずに撃沈します。

この時にアドバイス通りに情報を整理して、使える物をすぐに整えて、求めるべきものにたどり着けるかを考えなければいけません。

この時に手順数が多くなるのですが、多いと無理と諦める受験生も自称進学校の生徒には多くいます。

もっと上手く簡単に解けると思っている人が多いという事です。

難問は難問なのでそれなりに手順を踏まないと解けません。

そのアドバイスを受け入れて勉強が出来るようになりましょう。

アドバイスが多いと情報量が多くてパンクしがちですが、メモを取って、整理して、扱えるようになりましょう。

 

まとめ

自称進学校の生徒が難関大を目指す場合の注意点は

①勉強時間に慣れること

②覚えるだけでは解けない問題があること

③解くための手順が増えることに抵抗を覚えないこと

④理不尽に難しいい問題もあるので時には諦めることも必要なこと

⑤難関大は確実狙える計画をたてること

です。

今までに経験をしたことない勉強量になります。

経験したことない状態が続くので、先輩や塾・予備校の先生のアドバイスは素直に聞きましょう。

大げさに言っているのではなく、難関大の受験生では当たり前の勉強時間や効率アップのコツです。

今までそんなにしたことがないから嘘のように聞こえますが、割と本当です。

難関大を目指す場合は計画を立てて、それに必要な勉強時間を計算してみましょう。

 

 

 

 

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