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共通テストの難化 国公立大学の共通テストのボーダーの変化

こんにちは、小牧駅から徒歩3分の大学受験予備校の武田塾小牧校です。

2022年の共通テストで2021年よりも難化したことでボーダーがだいぶ下がりました。

初年度の難易度がセンター試験からそれほど変化がありませんでしたが2年目は大きく変わってきました。

 

目次

  1. 平均点
  2. 各科目の動き
  3. センター試験よりも科目差が大きくなる可能性
  4. 2次試験科目は90%よりも確実に80%
  5. 地方国公立は60%

 

1 平均点の変化

2022年の共通テスト  900点

文系5教科7科目 507点   56%

理系5教科7科目 510点   56%

2021年の共通テスト  900点

文系5教科7科目 555点   61%

理系5教科7科目 571点   63%

 

1回目から2回目の1年で全体で5%~7%近く平均点が落ちました。

数学以外の科目でも難易度が上がった科目増えたことが原因です。

難易度が上がることによって、今まで得意科目は90点台が当たり前だったものが80点台が中心になりました。

平均点未満は国公立大学志望者には関係のない点数域で、関係があるのは平均点よりも高い点数でした。

国公立大学に関係する点数域が60%~100%から55%~100%あたりになりました。

平均点から遠い点数層が増えたので、主に上位国公立大学志望の受験生の間で上下差が増える結果になりました。

2 各科目の動き 

数学

センター試験時にも難化したときに数学ⅡBで一度平均点が40点を切ったことがあります。

その年でも数学ⅠAⅡBの合計は100点はありました。

2022年は合計が80点ほどの平均点になり多くの受験生が苦労をしました。

元々センター試験の時から数学は計算時間との戦いでしたが、今回は問題文を読んで理解するスピードも必要となり平均点が下がりました。

求められるものが計算力の他に情報処理能力に重点が置かれるようになりました。

公式や定義の意味を正しく理解して、正解不正解両方の考えられるパターンも準備できているかで差が付きました。

英語と国語と世界史と公民と物理

例年とあまり変化が起きなかった科目です。

センター試験時には50%台の平均点になることもあったので2023年の共通テストでは2022年の他科目同様の水準になる可能性も考慮して勉強をしましょう。

3 センター試験よりも科目差が大きくなる可能性

2022年共通テストで世界史の65点と数学ⅠAの38点の平均点の差は27点もありました。

国公立大学志望の受験生は2日間の試験の中でこの難易度の差を考えながら解かなければいけなくなります。

地方国公立大学のボーダー例年通り平均点よりも上

1年で受験者数と大学の定員数が急激に減ることも増えることもないので全体を見た時の分布に大きな変化はありません。

難易度に応じて点数は上下しますが、受験生同士の順位が急にシャッフルされることはありません。

大学受験用に広い範囲を勉強できるようにして、共通テストや入試の過去問の対策を本番までに終わらせることができた受験生が志望校に合格します。

取りたい点数を明確に決めておく

各科目で取れる最大の点数と取りたい点数を把握しておく。

毎年科目ごとに難易度は変動しているので、解きながら難易度を考えて確実に何点は取れる問題なのかを判断しながら点数を積み上げていく。

国公立志望の受験生は苦手科目2科目は最低でも平均点を取らなければいけません。

そして得意科目2科目で平均点よりも+20点取るように計算をしておかないと志望校のボーダーに対して点数が足りない状況になります。

2021年までと違い平均点が下がってくるということは、取れそうと感じる問題が少なくなるので点数感覚を身に付けておかないと体感で失敗してしまいます。

4 2次試験科目は90%よりも確実に80%

平均点が60%台から50%台に落ちることで今まで80%付近にボーダーが70%台に落ちます。

80%を取る場合の各科目の点数

ボーダーが80%の5教科7科目の大学を狙う場合

2科目で90%以上(平均点+30点)

2科目で65%以上(平均点)

残りの3科目を80%前後(平均点+10~20点)

2次試験科目で使う科目を中心に90%2つ、80%1つか2つ取れるように勉強の優先科目を決めていきます。

70%を取る場合の各科目の点数

2科目で80%以上(平均点+30点)

2科目で55%以上(平均点)

残りの3科目を70%前後(平均点+10~20点)

このバランスで点数が取れるように勉強の計画を立てます。

旧帝大レベルで80%を下回る70%台が共通テストのボーダーになる見込みです。

100点を取ることができればかなりその科目は受験生のなかでも得意と考えられるようになってきます。

今までは2次試験科目が90点台は当たり前の世界でしたが、上位校でも90点台はしっかりと得意科目として勉強をしてきた科目と考えることが出来ます。

5 地方国公立は60%以上

地方国公立のボーダーは60~65%を取る必要があります。

80%以上が0~1科目(平均点+20点以上)

70%以上が2~3科目(平均点+10~20点)

60%以上が2~3科目(平均点+10点)

55%以上が1~2科目(平均点)

地方国公立を狙わせる自称進学校の学校の先生は全科目出来ないとダメとよく言いますが、平均点までは全科目取れるようにしなければいけないのは合っていますが、得意科目や配点が高い科目は配点が低い科目よりも優先して勉強はしなければいけません。

特に共通テストと2次試験科目を足すと2科目で配点の半分以上ある地方国公立大学はかなりあります。

ボーダーが下がったとはいえ優先する科目は2次試験科目です。

共通テストで90点が取りにくくなるので勉強がやりづらくなるのは間違いないです。

人によっては共通テストで80点以上を目指すよりも2次試験で合格点を取る勉強の方が楽なのかもしれません。

 

 

 

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