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共通テストの自己採点後に配点次第でどこを受験するかを考えておく

こんにちは、大学受験予備校の武田塾小牧校です。

週末の共通テストが終ると月曜日には自己採点も終えて国公立大学の受験校と私立大学の共通テスト利用入試の出願を考えます。

予定通りに取れた人は予定通りの大学に出願をするとは思いますが様々な要因で出願を変更する必要も出てくるのでその可能性について紹介したいと思います。

目次

  1. 平均点が下がると80%ボーダーの私立大学は注意
  2. 平均手が上がる場合はどのレベルの大学のボーダーも上がります
  3. 国公立大学は各科目の配点に注意すること
  4. 共通テスト利用を使ってマークずれがないかを確認する
  5. 国公立大学出願の前にかならず過去問を使って得点を予想する

 

1 平均点が下がると80%ボーダーの私立大学は注意

国公立大学も私立大学も過去3年の共通テストとセンター試験の各科目の平均点から総合点がどれくらいになっていたのかを分析しておきましょう。

国公立大学の場合は5教科7科目での総合点で1次の点数が決まるので例年の総合点の推移は5%も変動をすることはありません。

私立大学の場合は早稲田大学のような科目数の多い共通テスト利用は例外ですが、3科目前後の共通テスト利用の私立大学の場合は注意をしましょう。

共通テスト利用の科目の平均点が著しく下がった場合は例年よりも出願者が減る傾向があります。

特にGMARCHと関関同立の共通テスト利用が減って、日東駒専と産近甲龍の共通テスト利用入試の志願者数が増える可能性が増えます。

平均点が下がると上位大学のボーダーとなる90%前後に届かなくなる受験生が一気に増えます。

その結果として、安全に合格が貰えると判断する1つ下のボーダーの80%あたりの大学に出願者が集中します。

90%前後のボーダーの大学の出願者は減る可能性が上がります。

年によっては合格最低点が例年と逆転する学部も出てきたりするので、出願をしてみるというのも一つの可能性として考えておくことも必要です。

2 平均点が上がる場合はどのレベルの大学のボーダーも上がります

平均点が上がった場合は大変です。

どの大学を出しても周りの受験生の点数が高くなっていて、高得点が取れたことにより受験大学を変更する受験生もたくさんいます。

その結果例年の倍率以上の出願者が集まって、ボーダーが上がります。

この場合は今年度の大学の広報が上手い大学や、単純に立地がいい大学は特に集まりやすくなります。

ボーダーは出願者数に応じて変動をするので例年通りでは普通に不合格なります。

自己採点をバンザイシステムのようなところで入力をして集計数が増えてきてある程度の予想が出来る状態で出願をするようにしましょう。

 

3 国公立大学は各科目の配点に注意すること

国公立大学を受験する場合は傾向として高校から私立大学よりも国公立大学に進学をしろと言われている生徒は一定以上います。

そのような受験生の場合は基本的に自分が住んでいる都道府県の国公立大学を中心に受験校を考えていて、1次の共通テストは総合点の%でしかみていない人が多いです。

そして国公立大学の場合は傾斜配点というものがあります。

公立大学や地方国公立大学の傾斜配点は科目間の差が大きい大学もあります。

比率の高い科目の平均点が高くなったり低くなったりする場合は要注意です。

全体の得点率と、大学の配点による得点率で数%の差が出ます。

よく取れた科目があり、その科目の比率が高い大学がある場合はそちらを考えてみると合格しやすくなります。

県外の大学の配点を見て、自分に有利な大学を共通テストの平均点と照らし合わせて考えてみることも選択肢の一つとして考えてみるのも良いと思います。

4 共通テスト利用を使ってマークずれがないかを確認する

これは出願をしたあとの話になります。

滑り止めとして出した大学からの合格通知を得ることで、共通テストのマークにずれがないことを確認することができます。

合格をするということは入試で使った科目に関しては合格するだけの点数が大学に届いているという事になります。

ここで不合格が続く場合はマークミスをしている可能性が出てきます。

ボーダーが読めない、確実に超えているかわからないという大学では判断ができません。

評判を聞く限り確実に超えているはずなのにという大学で不合格だった場合はマークミスではなくずれてしまっている可能性を考えて受験スケジュールの見直しをしましょう。

 

 

5 国公立大学出願の前にかならず過去問からの得点予想をする

大学ごとに出題傾向が違うので実際に2年分3年分は解いてみてください。

普通は11月までに2次試験対策をしておくものなので、予定通りの点数が共通テストで取れた場合は必要ありません。

共通テストで予定よりも良い点数を取ったり、悪い点数を取って志望校を変更する場合は必ず過去問をといてください。

大学の偏差値に応じて問題のレベルは変動をするものですが、各科目全範囲から満遍なく出題されるというのはありえません。

同じ難易度であっても、自分が得意な問題か、不得意な問題なのかで正答率は変わってきます。

必ず過去問を見て、どんな問題が過去3年で出題をされているのかを分析をする必要があります。

その上で1カ月で対策が間に合って、予想される合格最低点を超えることができるかどうかで出願を決めましょう。

後期は入試科目も少なく、ほとんど共通テストの点数で決まります。

取った共通テストの点数でボーダーを確実に超えているところ以外はほぼほぼ不合格になると考えておきましょう。

 

 

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