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今回は「総合型選抜試験」についてお話ししていきます。
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総合型選抜入試とは？
総合型選抜入試とは、アドミッション・ポリシーという各大学・学部が求める学生像に沿って人物を評価し行われる入試方法です。
概ねは一次試験で、書類選考が行われ、二次試験で、小論文や面接などが課されます。
各大学・学部のアドミッションポリシーによって、グループディスカッション、模擬講義を受けた後レポート提出等の入試方法もあります。
アドミッション・ポリシーが各大学によって異なってくるため、入試方法も大きく異なってきます。
志望校の入試方法や募集要項、さらにはアドミッションポリシーを熟読することが大切です。
いかに、大学側の求める人物像になりきれるかという事が、総合型選抜での大きなカギになってきます。
一般選抜は主に学力重視、学校推薦型選抜では高校時の成績重視なことに対して、総合型選抜は大学の求めている学生かどうかが問われる入試と考えて良いでしょう。
大学側の求める学生像とは？
基本的にはその大学の提示しているアドミッションポリシーに当てはまる学生を大学側は求めています。
そのためには、「将来〇〇して社会に貢献するために、この大学のこの学部学科を選んだ。」ということを意欲的に大学側に伝えることができるようにしておく必要があります。
また、志望動機や大学で行いたい研究内容等を具体的に述べることで、大学側にこの子がうちの大学に入るとどんな影響があるだろうと興味を持ってもらうことができます。
例えば、小倉校の近くにある九州歯科大学 歯学部のアドミッションポリシーは
- 歯学及び歯科医療の修得に必要な幅広い基礎知識及び教養を備えている人
- 論理的思考能力、判断能力及び問題解決能力を備え、自ら新しい課題に意欲的に取り組もうとする人
- 豊かな人間性とコミュニケーション能力を有し、主体的に多様な人々と協働できる人
- 歯学及び歯科医療について明確な目的意識を持ち、生涯を通じて学修意欲を持続できる人
- 歯科医師として地域住民の健康増進に貢献しようという強い意欲を持った人
- 歯科医療活動により国際社会に貢献しようという強い意欲を持った人
このように書いてあります。
ここから大学の求めている大まかな学生像は、基礎知識・学力を備え、自分で判断し、解決する能力を持ち、コミュニケーション能力を有し協力できる人。また、地域的・国際的な貢献ができ生涯学習の出来る人。ということが分かります。
九州歯科大学の総合型選抜での入試方法は共通テスト、個人面接、小論文、集団討論が行われます。
例えば、アドミッションポリシーに近づけるために、共通テストで基礎知識・学力、自己判断・解決能力を発揮し、個人面接では、コミュニケーション能力、自己判断・解決能力、地域的国際的な貢献を行う意欲を見せ、生涯学習を行うということを表現できれば良いのです。
言うなれば、アドミッションポリシーに寄せた人物像をいかに作ることができ、それを大学側に表現できるかということが大切になってきます。
総合型選抜入試の特徴
入試時期が早い！！！
総合型選抜は、9月1日以降から始まり、合格発表日は11月1日以降と文部科学省より定められています。
大学によっては夏休み明けすぐに入試が始まり、早ければ年内に大学合格が決まるということもあります。
一般選抜は、1月の半ばに共通テスト、二次試験は2月の後半に行われ、合格発表は３月の前半にあります。
総合型選抜は、一般選抜に比べてかなり早く合格通知を貰える入試です。
～総合型選抜の枠増加傾向へ～
旧AO入試であるとも言える総合型選抜ではAO入試であった時代に比べて入学者の枠が増加しています。
過去３年間の総合型選抜による入学者数の増加率を見ると、国立大学で143.7％、私立大学で111.2％と、大きく増加しています。
大学入試改革によって各大学が「学力の3要素を総合的、多面的に評価する入試」に変わったことで、総合型選抜を行う大学が増えました。
まとめ
総合型選抜入試についてまとめると・・・
・大学側のアドミッションポリシーに共感する学生を欲しがっている
・入試時期が早い
・最近は枠が増加してきている
以上となります。
他にも総合型選別入試の情報が欲しいという人は、お気軽に武田塾北九州校にご相談ください！！
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