【徹底比較】東大と京大の入試問題の違いと特徴【予備校なら武田塾】

【徹底比較】東大と京大の入試問題の違いと特徴

京都市西京区、阪急京都線桂駅西口から徒歩1分のところにある
学習塾・予備校である武田塾桂校 校舎長の大平です。

今日は英語の文法問題って、

『大学別に見た時に、難易度以外に何か特徴があるの？？』

ということについて話していこうと思います。

こんな人に読んでほしい

　・単純に偏差値のみで大学を判断している人

　・東大 vs 京大のバトルが見たい人

　・英語文法問題の難易度を知りたい人

より詳しくは、下記バナーより直接お話しいたしましょう！

日本最高峰の東大。

学部によってはその東大をも凌駕する京大。

今回はこの2大看板の英語問題について触れてみたいと思います。

東大：様々なジャンルの問題をスピーディに解かす

東大の英語では、

さまざまなバリエーションの問題が出てきます。

要約、和訳、文法、リスニング、小説読解なんてものまで。

これだけ幅広いバリエーションの問題を

用意しているところは他にはありません。

しかもそのほとんどが記述式。

いろんなパターンの問題をスピーディに解く必要があるため、

東大入試は時間勝負となります。

しかし、バリエーションに富む反面、

個々の問題の難易度はそれほど高くはありません。

(もちろん「難関校の中では」という注釈付きですが)

ですので落ち着いて対処していけば、

決して太刀打ちできないものではないのです。

例えば

2014年の東大の問題を見てみしょう。

次の写真の左側の人物をX、右側の人物をYとして、

二人のあいだの会話を自由に想像し、

50〜70字の英語で書け。

どうです？

この問題なら、

「東大だから」といってわざわざ

難しい内容を表現しようとせずとも

会話が成立してさえいればいいので、

中学レベルの文章でも良いのです。

要は減点されなければいいので。

ですが、中学レベルとはいえ

減点されないように正しい文法で完璧な英文を、

それもスピーディに作っていくというのは、

相当な訓練が必要なことには変わりありませんが。

東大はこのように、

単に知識量を問うよりも、

その知識をどう使うかを問うてくることが多いのです。

京大：難問にじっくりと向き合わす

京大の英語問題はシンプルです。

英作文と和訳のみで構成されています。

そしてそれらは

シンプルとは言い難い、難解なものとなっています。

東大とは対照的に、

少ない問題を時間をかけて

じっくりと考える必要があるのです。

例えば

同じ英作文の問題でも、京大ではこのような問題が出ます。

2017年 京大 英語

まず、日本文の内容が頭に入ってきません（笑）

さらにこれらの難しい単語を英単語に直す必要がありますし、

文法も難しくなります。

京大は受験者が

これまでどこまで真面目に知識を高めてきたか

を見ます。

そのため、京大入試では

「時間が足りなかった」

「問題のパターンが変わっていて対処できなかった」

ということはありませんが

逆に言えば

それらの「言い訳」は通用しない

ということになります。

まとめ

東大は

様々な状況にも即座に対応できる人間

を求めています。

京大は

「これまでに何を積み重ねてきたか」

を見ます。

他の科目の入試問題でもそれは顕著で、

例えば地理の問題では、

東大では名称を問われる問題はほとんど出ませんが

京大では「ここはどこ？」みたいな

地名を答える問題が普通に出ます。

「知っているか知らないか」で

即座に勝敗が分かれてしまうのが

京大と言ってもいいでしょう。

つまり結論としてはこうです。

東大に合格できたからと言って、

京大にも合格できるとは限らない。

問題パターンには大学ごとに特徴があり、

その相性というものもあります。

事実、京大と早稲田は問題パターンの相性が悪いため、

併願率が低かったりします。

そして、問題パターンというのは、

そのまま大学が求める人材に繋がります。

大学を選ぶ際には過去問を解いてみて、

自分の肌に合っているかどうか

を見てみるのも一つの手です。

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ありがとうございます。

 

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