10月に入りました。受験生のみなさんいかがお過ごしでしょうか。
学校行事からいうと中間試験の真っ最中であるとか、
来週から中間試験ですといった学校の方が多いのではないでしょう。
学校の試験も当然のごとく大事です。
受験勉強が3割、中間試験の対策7割などといったように自分自身の授業の習熟度に合わせて、
中間試験と受験勉強の割合は判断してください。
非受験生のみなさんは、中間試験1本に集中でいいと思います。しっかり復習して、高得点をマークしてください。
今日は、中間試験も気になっていると思いますが、共通テストや個別試験、私立大学の過去問対策に時間を使っていく時期に入ってきましたので、その過去問を解く際に必ず使って欲しいアイテム「赤本ノート」について、その使用法について触れていきます。
1.「赤本ノート」とは?
赤本ノートには、種類として大別すると2種類あります。
それが次の2冊です。
1.共通テスト用
2.2次・私大用
2.赤本ノートってなぜ使うの?
結論からお伝えすると
①各大学の過去問の出題傾向を知る(問題分析)
②受験生自身の基礎力でさらに高める必要のある勉強の分野を知る(自身の解答力分析)
③志望校の過去問への自分自身の解答力をあげる(過去問の解答力を上げる手立てを立案)
ことが目的になります。
(写真は、2次・私大用)
2-1. 分 析
(明治大学 法学部 英語)
上述した①~②については問題の分析の段階です。
この分析段階で気をつけて欲しいのが、過去問の情報を拾い上げることです。
具体的には、下の□内の情報のように過去問から読み取れる情報を余すことなくメモることです。
単年度分だけでは分からない情報が、数年分過去問を解いていくと自ずと感じ取れるようになっていきます。
この時期から取り組んでも遅すぎることはありませんので、過去問の傾向を知る上で1週間に1~2年分は解いてみてください。
〇大問:4題 〇小問:40 〇難易度:標準的 〇問題タイプ:複合型 〇解答方法:選択・記述 〇出題分野・形式:長文3つ。その中に、単語の言い換え、文法 〇特徴:テーマは多様で、難しめの語いがある場合がある。 内容理解をかなり精密に問われる。 |
2-2.対応
赤本ノートは、受験生のみなさんが志望校の過去問を解く際に使っていきます。
赤本ノートを使う目的は、「ズバリ」受験生のみなさんが志望校の過去問から合格点をもぎ取るためにです。
分析だけで終えることのないようにしましょう。
過去問を解き終わり、自己採点をした後上から順に項目に合わせてチェックを行ってください。
自己採点後時間を空けずにすぐに行ってください。
コメントは、各大問や解くのに時間がかかってしまったなどその問題を解いた際の素直な感想を書いていきましょう。
1.到達度自己評価判定
2.時間配分
3.解答順
4.理解度
5.ケアレスミス
6.今の足りない点(知識・読解力・応用力・思考力・柔軟性・その他)
の項目に従って評価・コメントを加えていきます。
但し、分析だけでは過去問を解くための対応力は尽きません。
つまり、ここからが本番です。
過去問は各大学が受験生に求めている学力になっています。かといって過去問で必ず100点満点を取らなければならない訳ではありません。6割~7割を取れる内容であれば、例年の各大学の合格最低点は越えてくると思ってください。
3.実力分析
実力分析は、詳細に行っていきましょう。
できれば大問についての自分の対応力、小問ごとの知識、思考…といった
観点で1問1問観察・分析していきましょう。
実力分析=客観的自己分析になります。
心理分析に「ジョハリの窓」という研究があります。
その中には「他人は私のことを知っているが、私自身が自分について知らない」といったことが往々にしておきます。
これは受験生にも当てはまります。
受験生自身が本当に自分の強みや弱みを捉え切れていないことが起きています。
自分自身について知らないことは、受験において命取りになってしまいます。
過去問に対する客観的自己分析をしっかり行ってください。
4.対 策
苦手な分野・形式
過去問に取り組んだ際に、素直に「苦手分野・形式」をあげておきましょう。
「苦手分野・形式」はこれから合格点を確保していく前に大きな壁となって受験生の前に立ちはだかります。
大問中すべてに答えられなくても、小問のいくつかに答えられれば合格点を取っていくことは可能になります。
課題
実力をつけていかなければならない何なのかを明らかにする必要があります。
上の写真では「正確に読む力・単語・熟語」といった課題分析が載っています。
正確に読む力=精読力とここではとらえておきましょう。
To Do(やるべきこと)
自分の実力の足りないところをできるだけ具体的にします。
その課題を解決していくための具体策もこれまで勉強してきた学び直しになります。
初学の時と比べれば、ある程度の下地はできていますから、多くの時間を要する事態にはなりません。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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