勉強の王道！学習の三段階って？　【武田塾和泉府中校】

こんにちは！
武田塾和泉府中校です！

今回は勉強を出来る人が必ずしていることを紹介します！
これから勉強しようとしている人や
勉強をしているが勉強方法がわからなくて中々結果が出ないという人は
これを意識するだけで劇的に変わります！

0.学習の三段階
1.「理解」
2.再構築
3.記憶

勉強の王道

0.学習の三段階

武田塾の勉強法についてはたくさん話してきました。
その勉強法ですが、実は真髄とも言える理論の上に成り立っています。
それが「学習の三段階」です。
三段階はそれぞれ以下になっています。

「理解」

「再構築」

「記憶」

これが武田塾の学習の三段階です。
おそらく言われずともこのことを把握していた方もいるはずです。
学習にはおよそ三段階あり人によって名称は変わるものの
内容等は同じものであるでしょう。

僕自身もそうでした。
僕はパソコンをよく触っていたので
「検索」「ダウンロード」「インストール」で考えていましたし、
漫画の『鋼の錬金術師』では「理解」「分解」「再構築」でした。
僕よりも漫画の方が武田塾の名称に近いですねｗ

このように名称が違う理由も存在すると思います。
それはその考え方を何に使うか、もしくは何でそのことに気づいたかではないでしょうか。

僕の場合はパソコンをよく使っていたからですし、
漫画では錬金術からの着想ですね。
では、武田塾の着想はどこからかと考えると、
「受験勉強」であると僕は思います。

では、「学習の三段階」についてそれぞれ見ていきましょう。

1.「理解」

「学習の三段階」の第一歩目。
まずは「理解」からです。

言うまでもないかもしれませんが、
その内容を知識として知ることです。

ただ、実はこれが一番難しいんです。
よくあるのが知った気になって終わってしまうということです。
ここさえクリアすればあとの二段階もクリア出来るでしょう。

具体例を出して話してみましょう。
ここではアナログ時計で話をしてみますね。
あるアナログ時計を分解するとします。
すると中にあるパーツが全て出てきますよね。
そのパーツを確認する。
これが知った気になって終わるという状態です。
では、本当に知るとはどういうことかというと、
そのアナログ時計のパーツがどういう風に組み合わさって
普段見ている時計のように動くといった構造、理論を知るということが
本当の「知る」という意味です。

これは勉強でもよくあることで
ただ、授業を受けたというだけで知っている気になっている人が大変多いです。
だから、応用問題や少し捻った問題が解けないという人が多いんです。
本当に知ることが出来ていたらきちんと解けるはずです。

2.再構築

二段階目の「再構築」です。

これは一段階目の「理解」が出来ていればあとは簡単です。
理解したことを再現すればよいのです。
ただ、最初は中々上手く行かないことが多いです。
しかし、理解は出来ているのだからそれを何度も繰り返せば
いずれ自然と出来るようになります。

アナログ時計で言えばバラバラにしたパーツを
もう一度時計の形に組みなおすということです。
おそらく最初は大苦戦することでしょう。
ですが、何度も行っているうちに出来そうな気がしませんか？

勉強でも同じです。
最初は理解はしたけど中々自分では解けないなんてことがあると思います。
しかし、それを何問も解いているうちに出来るようになってきた経験はみなさんありますよね。

3.記憶

三段階目の「記憶」です。

二段階目まで出来たとします。
でも、それを一度出来た状態で置いていても
きっと1週間後や1か月後、最悪1日後には忘れているかもしれません。
あの時は出来たのにっていう経験ありませんか？
僕はあります！！！！

アナログ時計を何度も理解して再構築しても
その時は出来たとしても
1年後にパーツだけ渡されて組み立ててと言われてもおそらく出来ないですよね。

ここで引っかかる人はみなさんの中にも多いはずです。
それはせっかく「理解」「再構築」したことを
いつまでも忘れないように復習しないからです。

そして、この「記憶」というのが受験勉強に置いて最強の意味を持ちます。
入試というのは時間が限られていてその中で
決められた内容の解答をしていかなくてはなりません。
そんな中、一から考えて「理解」して「再構築」してなんてことをしていたら
とてもではありませんが時間が足りません。
ですので、この「記憶」というのは簡単だけれども一番手を抜いてはいけません。

受験勉強に置いて「学習の三段階」とはそれぞれ