こんにちは! 大学受験予備校の武田塾伊勢崎校です。
ようやく春がやってきました!4月になり新生活が始まった人も多いかと思います。
今回は群馬大学情報学部の受験対策を紹介させていただこうと思います。
気になった方は是非当ブログを覗いてみてください!
群馬大学 情報学部の概要
群馬大学には現在4つの学部があります。
・医学部
・共同教育学部
・理工学部
・情報学部
この4つがあります!
医学部医学科の対策は、以前のブログで書きました!医学科対策に興味がある方は、こちらを覗いてみてください。
情報学部は2021年4月に新設された文理融合・横断型の学部です。情報学部ができたのは実は最近なんです。
具体的には、もともと群馬大学にある社会情報学部と理工学部電子情報理工学科情報科学コース を統合させた学部となっております!
Society5.0を支え、「多様性を内包した持続可能な社会」の実現に尽力できるように、情報学の観点から豊富な知識を身に着けていくことを目指しています!
(Society5.0とは…サイバー空間(仮想空間)とフィジカル空間(現実空間)を高度に融合させたシステムにより実現されるもの)
また、情報学部は2年次から希望する4つのプログラムに分かれて、より専門的な知識を学んでいきます!
➀人文情報プログラム
高度情報化社会における課題を探索し、課題解決のための実践的理念を提供する能力を修得することを目指す。
②社会共創プログラム
社会的課題の解決および社会目標の達成のためのシステムの構築や方策を提案できる能力の修得を目指す。
③データサイエンスプログラム
ビッグデータを情報システムを利用して収集する方法を設計し、集まったデータから、目的とする価値に適合した解決策を導く能力の養成を目指す。
④計算機科学プログラム
進歩の速い情報技術をフォローアップでき、人工知能や各種情報システムを研究開発できる能力の養成を目指す。
このように、充実した教育システムが群馬大学 情報学部にはあります!
情報系に興味がある人にとっては最高な環境と言えるでしょう。
引用:学部の概要 | 群馬大学情報学部 (gunma-u.ac.jp)
群馬大学情報学部 | 群馬大学情報学部公式サイト (gunma-u.ac.jp)
プログラム紹介 | 群馬大学情報学部 (gunma-u.ac.jp)
群馬大学 情報学部の科目・配点
○前期日程
共通テスト試験 5~6教科,7~8科目(900点満点)
【国語】国語(200)
【数学】数Ⅰ,数ⅠA,数Ⅱ,数ⅡB,簿記・会計,情報関係基礎 から2科目選択(200)
【外国語】英,独,仏,中,韓 から1科目選択 ※英語はリスニングあり(200 ※1)
《地歴》世A,世B,日A,日B,地理A,地理B(100)
《公民》現社,倫理,政経,倫政経(100)
《理科》物基,化基,生基,地学基,物,化,生,地学(100) ※基礎科目は2科目で1科目とする。
・地歴,公民,理科から3科目選択。ただし、公民から2科目選択することは不可。
・地歴,公民,理科(基礎科目でないもの)はそれぞれの第1解答科目の成績を用いる。
※1英語の得点比率→ リーディング:リスニング=4:1
個別学力試験 1~2教科,1~2科目(400点満点)
《数学》数Ⅰ・数Ⅱ・数A・数B , 数Ⅰ・数Ⅱ・数Ⅲ・数A・数B(400)
《外国語》コミ英基・コミ英Ⅰ・コミ英Ⅱ・コミ英Ⅲ・英表Ⅰ・英表Ⅱ(400)
・上記から1科目または2教科2科目選択。
・個別学力検査の合格者について、以下群馬大学の入試要項から抜粋した内容です。
(ア)2科目受験者の場合は数学の点数と英語の点数にそれぞれ0.5を掛け各200点満点に換算し、上位40位以内を合格者とする。ただし、一定の基準に満たなかった者を除く。
(イ)1科目受験者及び2科目受験者のうち、(ア)に含まれなかった者を対象に合格者を決定する。なお、2科目受験者については、数学・英語のいずれか得点の高い教科により合否判定を行う。
読んでみて分かったと思いますが、1科目で受験するより2科目で受験した方が有利だと思います。
1科目受験者はアにおいて選考に入ることが出来ません。1科目だと楽で魅力的ではあるのですが、基本的には2科目で臨んだ方が無難です。
○後期日程
<小論文重視型>
共通テスト試験 5~6教科,7~8科目(900点満点)
【国語】国語(200)
【数学】数Ⅰ,数ⅠA,数Ⅱ,数ⅡB,簿記・会計,情報関係基礎 から2科目選択(200)
【外国語】英,独,仏,中,韓 から1科目選択 ※英語はリスニングあり(200 ※1)
《地歴》世A,世B,日A,日B,地理A,地理B(100)
《公民》現社,倫理,政経,倫政経(100)
《理科》物基,化基,生基,地学基,物,化,生,地学(100) ※基礎科目は2科目で1科目とする。
・地歴,公民,理科から3科目選択。ただし、公民から2科目選択することは不可。
・地歴,公民,理科(基礎科目でないもの)はそれぞれの第1解答科目の成績を用いる。
※1英語の得点比率→ リーディング:リスニング=4:1
個別学力試験 (400点満点)
【小論文・作文】小論文・作文(400)
<共通テスト重視型>
共通テスト試験 5~6教科,7~8科目(900点満点)
【国語】国語(200)
【数学】数Ⅰ,数ⅠA,数Ⅱ,数ⅡB,簿記・会計,情報関係基礎 から2科目選択(200)
【外国語】英,独,仏,中,韓 から1科目選択 ※英語はリスニングあり(200 ※1)
《地歴》世A,世B,日A,日B,地理A,地理B(100)
《公民》現社,倫理,政経,倫政経(100)
《理科》物基,化基,生基,地学基,物,化,生,地学(100) ※基礎科目は2科目で1科目とする。
・地歴,公民,理科から3科目選択。ただし、公民から2科目選択することは不可。
・地歴,公民,理科(基礎科目でないもの)はそれぞれの第1解答科目の成績を用いる。
※1 英語の得点比率→ リーディング:リスニング=4:1
個別学力試験 (100点満点)
【小論文・作文】小論文・作文(100)
各科目の受験対策について!(二次試験)
群馬大学情報学部では、前期試験において英語と数学、後期試験において小論文が出題されます!
各科目の特徴、対策について述べていきます!
英語
読解2題、英作文1題の計3題となっており、試験時間は120分です。読解英文のテーマは文化・社会・言語・科学技術・情報など幅広くなっています。設問は英文和訳と内容説明が主で、空所補充や内容真偽の他に同意表現、語形変化などが問われます。英作文問題は短めの和文英訳の出題が続いています。
読解問題の英文は読みやすい文章ではありますが、問題を解くには確実な読解力とそれに基づく日本語の適切な記述力が求められます。英語の基礎的な能力が問われます。単語、熟語、文法は全て早めにマスターしましょう。構文・解釈に関しては、「肘井学の読解のための英文法」や「入門英文解釈の技術70」などがおすすめです。
長文に関しては、「関正生のThe Rules」シリーズ等で長文問題の演習を積みましょう。このシリーズはレベルに合わせて、1 入試基礎、 2 入試標準 、3 入試難関、 4 入試最難関 に分かれています。群大情報学部に関しては、3 入試難関までができれば問題ないと思います。4 入試最難関は早慶や難関国公立の受験者が対象ですので、必ずしも取り組む必要はありません。他にも、「レベル別英語長文問題集 solution」シリーズなどがおすすめです。
英作文に関しては、まずは教科書や構文参考書の例文暗記に努めてください。覚えるには音読がオススメです。何回も読んでいくうちに自然と覚えるはずです。それと並行して問題集にも取り組み、先生に添削してもらうなどして解答の精度を高めていきましょう。参考書は、「英作文ハイパートレーニング 和文英訳編」等がおすすめです。
数学
例年大問5題であり、大問1~4は必答問題で、大問5.6が選択問題でありどちらか1題を解くといった形です。大問5は数Ⅲの内容を含まず、大問6は数Ⅲの内容を含みます。大問5.6両方解いてしまうと両方の解答が0点になってしまう可能性があります。
試験時間は120分であり、全問記述式です。よく出ている範囲としては、微分・積分法、ベクトル、数列、図形と方程式、三角関数、確率です。これらの内容の複合問題も出題されることもあり、全般的な理解が要求されます。出やすい分野があるとはいえ、すべての分野に対応しておく必要があるでしょう。
難易度としては、標準的だと思います。特別な難問はほとんどありません。総合的な知識・理解力と基本的な計算力が問われます。つまり、とにかくまずは基礎を極めることが大切です。応用問題を解ける必要はありません。まずは「基礎問題精講」シリーズで例題を全てできるようにしましょう。ただ、実際に出題されている問題は、基礎問題精講で扱われている例題よりも難易度が高いです。基礎問題精講を終えたうえで、もう少し難易度の高い参考書に取り組むことが必要でしょう。
おすすめ参考書としては、「文系の数学 重要事項完全習得編」「数学Ⅲ 重要事項完全習得編」などです。他にも、「Campass 数学ⅠA・ⅡB」「Campass 数学Ⅲ」などが良いでしょう。自分に合った参考書を探してみてください。
また、記述式であるため、日頃から問題集を解く際に、解答の書き方にはこだわりましょう。ただ計算式をつらつらと並べるのではなく、適宜説明を加えながら、解答を見た人が分かりやすいような答案作成を心掛けましょう。手間がかかる作業ですが記述がうまくなるにはそういった作業が必須となってきます。時間はかかっても、必ず自分の身のためになるので取り組みましょう。
小論文
小論文は「文系型」と「理系型」の2種類があり、どちらかを選択して解答します。
文系型は大問1問、理系型は大問2問であり、時間は共に120分です。
・文系型
課題文に書かれている内容を400~600字でまとめ、説明する問題と、
課題文を踏まえて600字で自分の考えを述べる問題の計2問が出題されています。
実際に2023年度入試で出題された内容を記します。
(本文省略)
問1 .下線部①で著者は,「多様性には矛盾した特徴がある」と主張している。
本文の記述を参考にして,多様性の矛盾した特徴について説明しなさい。(400字程度)
問2 .本文にそくして,下線部②にあるようなエコーチェンバー現象がもたらす問題点を「フィルターバブル」と比較しながら指摘し,私たちはその問題点にどう向き合うべきかについて,あなたの考えを述べなさい。(600字程度)
小論文ってどうやって対策すればよいの?という人も多いと思います。勉強の仕方もわからず、後回しにされがちなのが小論文です。
まずは、小論文の書き方を学ぶことが大切です。
おすすめ参考書は
「大学入試 柳生好之の小論文プラチナルール 」「論理でかける小論文」です。
小論文を書くときには、原則となる考え方、ネタの蓄え方、書き方の手順などを知っていることが大切です。
今挙げた参考書に取り組むことで、これらを学ぶことが出来ます。
書き方を学んだあとは、ひたすら演習あるのみです。
参考書の模範解答を見て、自分の解答の出来具合を判断するのも良いですが、できれば学校の先生や予備校や塾の講師など、第3者に添削してもらいましょう!
自分では気づけなかった視点に気が付ける場合もありますし、客観的な評価が小論文には重要です。
・理系型
大問2問とも数学の問題となっています。小問は全部で8問程度出題されます。
計算力に加えて、答えを論述的に説明する力が必要になります。
基本的には、先ほど述べた数学の対策をすることが大切になってくると思います。
理系型の小論文は「記述の多い数学」といった印象です。
先ほども述べましたが、数学の解答を作る際に、見た人がわかりやすいような答案づくりを常に心がけるようにしてください。
できれば自分が作った解答を第3者に添削してもらいましょう。自分が自然としてしまっている間違った解答の書き方やクセなど、自分だけでは氣づけないところにも氣づくことが出来ます。
最後に
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