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受かる受験生と落ちる受験生の時間に対する意識の違い!?

こんにちは!授業をしない!!武田塾広島校です!!

今回は、受かる受験生と落ちる受験生の時間に対する意識の違いについて紹介していきます。

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「時間に対する意識」はなかなか自分で気づくことはむつかしい概念です。

上記の絵画は、サルバトール・ダリの「記憶の固執」ですが、

これは、アインシュタインの相対性理論に影響を受けているとも批評されます。

相対性理論は、「光の速さは一定であるが、時空間はゆがむもの」とされる理論(筆者もあまり詳しくないですが)だそうです。

アインシュタインですら、時空間は歪む、つまり時間の流れ方は変わるとしているように、

個々人の意識次第で、時間は長くも短くも感じることが出来るように思います。

 

 今回は、受験生のそうした時間に対する意識の違いに焦点を当ててみました!

 

時間に対する意識の違い!?

「やること」vs.「やらないこと」

勉強には、終わりがありません。そんな中で、受験では、限られた時間の中で、できるだけ高い水準でテストを突破する必要があります。

 落ちる受験生は、こうした日常を送っていると、「終わらせないといけない事」に気を取られて、精神的な苦痛ばかりがたまっていきます。

 すると、「今日もノルマが終わらなかった」「疲れてだらけてしまい、後回しにしてしまった」などと感じることが多くなります。そして、夜寝る前になり焦り、勉強をするかどうか関わらず、夜更かしをする。そうして、削られた睡眠時間により、翌日の日中の授業中や自習中にうたた寝をしてしまう。こうした負の循環に陥るのです。

 

一方で、受かる受験生は、必要な勉強を計画して、「今やる必要のない」勉強を取捨選択し、最低限必要な勉強から、順に終わらせていく傾向にあります。そのため、より勉強時間に囚われにくい傾向にあります。

 

終わらせる必要があることを考えることはもちろん大切なのですが、より時間に対して、効率を求めるのであれば、上記の例を参考に、「やること」よりも「やらないこと」に意識を向けることをお勧めします。

「やらないこと」を意識することは、限られた時間の中で、「やりたいこと」よりも「やるべきこと」に焦点を当ることにつながります。こうした意識の改善は、効率的な時間の使い方を身に着けることにつながり、さらに、目の前にあるタスクの取捨選択が出来るようになり、心持ちに余裕が生まれます。

 

「やらないこと」を意識するため

「やらないこと」を意識するために、必要な意識づけをお話します。

*到達目標をはっきりさせる

やるorやらない、という議論を進めるためには、自分の受験勉強で、最終到達点を明確にする必要があります。何となくの志望校やそもそも進学先をあまり考えていない状況では、そもそも勉強に対するやる気やモチベーションを維持することはできません。自分の目標に対する渇望や希望、なりたい自分に対する憧れがないと、いざという時に、頑張れないからです。まずは、受験における最終目標を明確にしすることが大切です。
[志望校の選び方に関する記事はコチラ]

 

*無駄な時間の原因の追究をする

まずは、無駄な時間を使ってしまった場合に、反省と改善をする必要があります。そのためには、原因の追究と対策が必要です。例えば、スマートフォンをつい長い時間見てしまうのあれば、アプリの時間に制限を設けます。必要以上にスマートフォンを「使わない」ことを意識するのです。

 

*タスクを8つに分類する

タスクには、いくつかの側面があります。

やる気 自分がやりたい 自分がやりたくない
必要性 やる必要性がある やる必要性はない
期限 期日が近い 期日が遠い

勉強においては、「やる必要がある」かつ「期日が近い」ものをこなすことが重要になります。

落ちる受験生は、特に「不安だからやっておきたい」「好きだからやっておきたい」「理由はないけど日課だから、やらないといけない」と深く考えずに行っている行動や学習が多い傾向にあります。

して、こうした「やりたい」だけのタスクを優先してしまうと、時間を際限なく消費してしまうこととなり、結果、直前期に成績が上がりきらない、という状況をしばしば目にします。

また、2つのことどちらをやるか迷った際に、やりたいかどうかで決定するよりも、「提出期限」や「模試の期日」で客観的視点から行動決定をした方が効率は上がりそうです。

定期試験を例にとってみましょう。明日、日本史の試験が控えているにもかかわらず、明後日の英語の復習に大部分の時間を割いてしまうのは、効率的とは言えないでしょう。もちろん、得手不得手がありますから、一概には言えませんが、直近の試験に対して、行動を起こした方が忘れやすい人間にとっては、よりよい結果を残しやすいのでは、と思われます。

また、「今日なにを勉強しよう」などと考えたことはないでしょうか?こうした際にタスク整理は非常に重要になります。学習計画を立てる際、多くの人が今週やる勉強内容を計画していくかと思います。もちろん、こうした直近の計画立案は重要になりますが、同時に、1,2か月先などに同じ内容の計画を立てておいて、間違えた部分などの演習を行うことがより重要となります。

 

具体的に「やるべき」タスクには、こうした一度行った演習を復習し定着させるタスクも重要な要素を占めます。

 

*打ち切り時間を定めておく

問題集を解いている時、解けないけど、だらだら時間だけを費やしてしまうことがありませんか?そんな時は、勉強を始める前に予め打ち切り時間を決めておくと良いかと思います。

時間の浪費を防ぐだけでなく、時間的制約があることで試験などを意識してより高い質の集中を維持できるためです。そのため、特にアウトプットを試す演習においては、本番である試験を想定した時間設定がお勧めでです。

 

ただし、インプットが重要な暗記科目などは、打ち切り時間を厳密にしすぎることで、焦りを生じてしまいかえって、暗記の効率を下げてしまいます。このように、必要以上に時間を割かないことで「やらない」ことを意識すると時間は案外捻出できるものです。

 

 

終わりに

今回は、時間に対する意識の違いをお話してきました。

ぜひ自分の受験勉強に役立てて、見てくださいね!

 

今回の記事に関して、他にも勉強に関する悩みや不安がありましたらお気軽に武田塾の無料受験相談にお越しください。

お待ちしております!!

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