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【生成系AI】使われるよりも使いたい時代に生きる!

 

みなさんこんにちは!

武田塾姫路校です。

 

昨今大きな話題となっている、いわゆる「生成系AI」について、今年度にはいって各大学がどんどんそれぞれの対応姿勢を明らかにしています。

今日は、生成系AIがどのようなものかを知り、いくつかの大学の対応例について見てみましょう!

 

生成系AIとは?

生成系AIはどんなもの?

AIとは、Artificial Inteligent、つまり人工知能のことです。

その中でも生成系AI(生成AI)は、あらかじめ学習させた大量のデータをもとに、文章・画像・動画・音楽などを、つくり出す能力をもった「人工知能」ということができます。

専門的な知識が無くても簡単な「指示」、(例えば「唐揚げに合う簡単なおかずのレシピ」、「ゴッホ風のかわいい犬の絵」など)をテキストなどで入力するだけで、『適切と思われる』答えを提示してくれるのですが、この『適切と思われる』という判断基準の特徴を分かっておく必要があります。

よく、「AIが嘘をつく」、というような言い方をされるようですが、これは文章を作成するAIであれば、「ある単語の次に用いられる可能性が確率的に最も高い単語を出力する」ことであり、正確な答えを探して提示することではなく「もっともらしい答え」を作成することが目標であることが原因なのです。

つまり、生成系AIは「答えを教えてくれるツール」では無い、ということを、私たちはよく念頭に置いておかなければならないのですね。

 

リスクも知っておこう

生成系AIに対し、識別系AIというものもあります。

これは、AIにあらかじめデータを与えて「答え」を学習させ、入力されたデータに対して正解か不正解かを識別する用途のAIです。

例えば、工場で製品を製造するとき、それらが「既定の規格に合っているか」を判断するシステムや、指名手配犯を識別するための顔認証のシステムなどがこれにあたります。

 

生成系AIとは性質が違いますね。

ということはもちろん、想定されるリスクも違います。

著作権などの権利侵害、AIに学習させるデータの取り扱い、AIによって作成されたものの悪用など、未だ生成系AIに対する世界規模の共通認識、各国における法整備が追い付いていない中で、我々はそれらを、気軽に活用することができるのです。

このことをぜひ、覚えておいてくださいね。

 

これからのAI

識別系AIは様々な作業の自動化・効率化を促進し、私たちの生活に浸透してきています。

それに対して、画像生成AIが2022年8月にリリースされて話題になってからは、「AI」と言えば生成系AIのことを指すことも多くなってきているようです。

2023年5月には、東京大学の学生が、法律や判例を学習させた対話型AI「ChatGPT」を裁判官役とした模擬裁判の企画を行いました。

高度に複雑な判断を必要とする裁判のような場でのAIの活用によって、AIを導入するメリット・デメリットを体感することはもちろん、人間がAIの判断を受け入れられるか、というような心理的な反応を調べる実験にもなったようです。

筆者はこの東京大学の学生さんに対するインタビューをテレビ番組で見ましたが、「AIに何ができて何ができないかを正確に把握し、対処していくことで、より人間が司法に求めるものを達成しやすくできる」というようなことを答えていらっしゃいました。

「AIを使うことの善悪」を問うところから、「AIを使うことで人間は何ができるか」を模索し、実践する時代が来ているのですね~^^

「ChatGPT」で模擬裁判のイベント 未来の司法考える 東京大学 | NHK | AI(人工知能)

 

大学の対応

このような流れを受けて、大学でも生成系AIをどのように扱うのか、姿勢を示すことが求められています。

今年度に入って、各大学がどんどん明らかにする声明を出しています。

いくつかの大学を例に挙げてみます。

早稲田大学

早稲田大学では、「どのような力を身につけて欲しいか」を念頭に、新しい技術への向き合い方、生成系AIにできることや注意点などをかなり丁寧に学生に示しています。

「技術に使われるのではなく使いこなすために、生成AIの正しい使い方に慣れ親しんでおく必要がある」とあり、AIの活用に対して前向きで積極的な姿勢、というふうに見えますね。

生成AIなどの利用について – 早稲田大学 (waseda.jp)

 

立命館大学

立命館大学では、現在この課題については検討中であり、今後順を追って明らかにしていく、という感じでしょうか。

「テクノロジーの進展を考えると、生成系AIの使用そのものを完全に禁止することは現実的ではないが、特性を十分に理解したうえで、個人情報の漏洩や意図せぬプライバシーの侵害、学修プロセスが阻害される危険性もあるため、適切に対応するリテラシーが求められる」というようなことが示されてはいますが、現時点ではこの大学に特徴的な表明の仕方はされておらず、AIに対する一般的な姿勢と言えるのではないでしょうか。

生成系AI(人工知能)の利用にあたって |立命館大学 (ritsumei.ac.jp)

 

兵庫県立大学

兵庫県立大学の示し方は、簡潔な箇条書きで、こういうことしたらダメ、というのが分かりやすいですね!

学校現場での活用について、現時点で大学側で決められる範囲の注意点を、きちんと学生に告知している、という感じでしょうか。

本学の教育における生成系AIの取扱いについて | 兵庫県立大学 (u-hyogo.ac.jp)

 

おわりに

まだまだ、国や行政レベルでのルールが無い状態ですので、大学ごとに見た対応も様々ですね。

ですがやはり、大学側が求める学生像や、どのような判断力を期待しているか、ということが、生成系AIなどの最新技術をどのようにとらえているか、その発表の内容や形式にも反映されているように思います。

高等教育が「教えるべきこと」も、どんどん変化してくるでしょうね。

学生の皆さんはより一層、(もちろん私たち大人もですが)、最新の技術との付き合い方を学んでいかなければならないですね。

皆さんも、自分の興味のある大学がどのような考え方を示しているか、ぜひ調べてみてください!

 

武田塾ではいつでも教室の見学をしてもらえます。

お待ちしていますね!

 

 

 

 

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