こんにちは！
武田塾阪神甲子園校です！
今回のテーマは「2月の勉強法 新高3生編」です。
高2生もとうとう新高3生と呼ばれ、受験を本格的に意識する時期がやってきました。
今から始めても他の受験生と差をつけることができるので、受験モードに切り替えましょう！
2月の主な出来事
2月になると学年末テストがある学校が多いですね。
それが終わるとほぼ春休みの雰囲気になります。
この春休みに勉強時間が増えるはずです。
また、先輩の入試もあります。
2月の25日と26日は国公立の2次試験ですし、私大の入試もあります。
つまり、2次試験や私大の入試まで1年を切る時期になるということです。
そこをどう過ごすかについて解説していきたいと思います。
学年末テスト
学年末テストはいつも通りにやりましょう。
大事なのは、学年末テストが終わってからいかに勉強のスパートをかけられるかです。
テストが終わったからといって遊んでしまう方もいますが、それはやめてほしいと思います。
テスト期間中は自分のやりたい勉強ができません。
ですので、テストが終わってからが受験生としての本番、という心構えでいてほしいと思います。
春休みの過ごし方
学年末テストが終わると春休みに入ります。
新高3生にとってはこの春休みが本当に大事。
というのも、この春休みが終わると次の休みは高3の夏休み、そして冬休み。
高3の冬休みともなるとほとんど入試ですね。
そうすると高2から高3にかけての春休みと高3の夏休み、実質的に長期休暇はこの2つです。
夏は受験の天王山、と言われるほど、高3の夏休みにはみんなが頑張ります。
それだとなかなか差はつきません。
ならば高2から高3にかけての春休み、ここでかなり差が付きますよね。
春休みは宿題が出ないこともあり、「遊ぶぞ！」というモードに入ってしまいがちですが、これは危険。
適度に遊ぶのは構いませんが、ここが本当に受験生のギアを入れる時期であることは忘れないでください。
ではどのくらい勉強すればいいのか。
部活をやっていない人の目安は、平日6時間、休日10時間です。
長いと思われるかもしれませんが、これを当たり前にしないと志望校に合格するのは難しいでしょう。
また、例えば学年末テストが4日間あった場合、4日目に開放された瞬間が高2の終わりだと思ってください。
ここで参考書を買うくらいのスピード感を持ってほしいです。
学年末テストに向けて勉強していた流れをそのままに勉強を続けてほしいと思います。
先輩たちの入試問題を見る
もうひとつ大事なのは、先輩たちが入試を迎えるこの時期に、その問題を見ておくこと。
例えば早稲田大学志望で自分の学部が決まっているなら、早稲田大学の入試問題と解答速報を必ずチェックしてください。
なぜかというと、1年後の自分が解かなければいけない問題、いわば目指すべきゴールを見ておかないと何も定まらないからです。
こういう問題が出るんだ、と知っておくだけで全く変わってきますので、必ず見ておくようにしましょう。
早稲田大学の英語はかなり難しいです。
一文一文を読むだけでも大変なうえに、記述や英作文などいろいろな形式が出てきます。
これを一年後の自分は解けなければいけないのか、と思ったなら、自分の「本気」のラインをもっと上げなければいけないことに気づくでしょう。
さらには今の勉強の仕方が自分に合っているのか考えたり、もっとがむしゃらにいろいろな作戦を考えたりするなど、受かるための行動を見直すのがこの2月と言えるでしょう。
先輩が受けている入試の問題は必ずネット等で見るようにしましょう。
2月にしてほしい勉強
では2月、具体的にどのような勉強をしてほしいかというと、基本的には基礎です。
まだ完全には基礎が仕上がっていない人が多いと思うので、英語で言えば、英単語帳は『システム英単語』、英文法は『大岩のいちばんはじめの英文法』と『関正生の英文法ポラリス1』、英文解釈は『動画でわかる英文法[読解入門編]』や『肘井学の読解のための英文法が面白いほどわかる本 必修編』といった参考書から、自分のやるべき基礎をやってください。
数学で言えば『入門問題精講』や『基礎問題精講』になります。
英語・数学の主要教科が勉強のメインになってくると思います。
伝えておきたいのは、この期間に勉強の質を一気に上げよう、ということ。
高2生で勉強の質を気にしている人はあまりいません。
〇ページから〇ページまで、と宿題で指定されたら、それを解き切るのが目標だと考えていると思います。
しかしみなさんがこれから意識していかなければならないのは、身につける勉強。
「解く」と「身につける」では全然レベルが違っています。
解いてできなかったものを自力でできるまで理解して、それをもう一度再現して、似たような問題が出てきたときに解けるようにするために問題のポイントを自分なりにもう1回押さえ込んで、初見の問題を解けるようにしていく。
今までの勉強から、このような完全に身につける勉強に変えていかなければなりません。
学年末テストなどにも同様のモチベーションで取り組んでほしいと思います。
与えられた範囲をただこなすのではなく、学校の勉強を中心にやっている人ならその範囲を2~3周するなどしましょう。
ふだんの参考書も、やり込んでいくという目標を立ててください。
間違えた問題は絶対にほったらかしにせず、必ずできるまでやり直す。
1週間に復習のサイクルを組み込む、同じ参考書は2~3周を1週間の中でやる……。
こういった正しい勉強、正しい身に付けかたというのをこの時期にマスターしておいてほしいと思います。
2月のうちに、なんとなくする勉強から入試で解くことを意識した勉強に変えていきましょう。
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まとめ
いかがでしょうか。
それでは今回のまとめです。
①学年末テストが終わった瞬間に勉強を始めよう！
②平日は6時間、休日は10時間勉強しよう！
③入試で解くことを意識して基礎を固めよう！
ここまで読んでいただきありがとうございました。
【新受験生】高3になるまでにやっておくべき2月の勉強法
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高校3年生は
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