こんにちは！
武田塾阪神甲子園校です！
今回は、国公立志望の方に向けて、11月からの戦略を紹介していきます。
国公立志望でこれからのスケジュールや戦略に困っている人は必見！
この記事を参考に自分の受験戦略をもう一度見直してみてください。
11月にやること
一言でいえば、国公立志望の人にとって11月は「共通テスト」。
「共通テストが上がらない……」とヒリヒリしている人も多いのではないでしょうか。
最悪、各教科を制限時間以内に収めるというトレーニングは12月でも大丈夫です。
共通テストでいま大事なことは、知識のブラッシュアップ。
時間をかければ解ける、という状態には持っていくようにしましょう。
11月末には、ひとつ基準になるイベントがあります。
河合塾が行っている全統模試の最後のマーク模試、全統プレ模試です。
ここで目標点を取れるようにしましょう。
実際に自分の第一志望を受けるとき、「このくらいは欲しい」という点数がこの時点で取れていれば、12～1月に調整することによって合格率が安定するはずです。
1か月半前倒しで目標点が取れていればかなり余裕があると思うので、そこをひとつ基準にしてほしいと思います。
逆算して考えよう
12～1月にどういう勉強をするために、11月はどうするのか、逆算して考えましょう。
ここからは共通テスト一色です。
特に共通テストの国語は点数がブレることがよくありますが、その状態で共通テストには挑めません。
5回解いても確実に7割は超える！という状態にしておきたいですね。
ということで、12月後半～1月に必要なのは、どの教科でも安定して高得点を取るということです。
うまくいけば満点をとれるかも、というような教科があればなおよいですね。
また、本番では制限時間のプレッシャーによる緊張や、問題の難化も考えられます。
12月後半～1月は制限時間をマイナス5分にするなど時間的にも追い詰めていき、「自分のベストを出せるのか？」、「時間配分や解く順番はどうする？」、「こちらを先に解いたほうが早く解ける！」、「難しい問題が来たらどうやって対処しよう？」、「一回追試で難しい問題を練習してみよう！」など、本番に近いイメージをして最終調整をしましょう！
1月、入試直前の最後の2週間で「ようやくほしい点数が取れ始めた……」とならないように頑張りましょう。
この時点では「本番まであと何日もあるからまだ大丈夫！」と思っているかもしれませんが、合格する受験生は難しくなった場合などのシミュレーションを繰り返すなど、最終調整を12月後半から行い、「本番も絶対に大丈夫」と言えるほどの状態に持っていきます。
以上のことから逆算すると、11月の時点で目標点を取れる実力がないと厳しいでしょう。
不安定な科目がある人
とはいえ、「この科目はそれなりに良い点が取れるが、まだ追いついていない科目があと3教科ある……」というような人も実際には多いと思います。
11月は選択と集中の期間です。
自分のやるべきことを書き出して、伸びる強化を徹底的に勉強することで力を蓄えましょう。
たとえば地学基礎。
これは絶対に伸びる科目で、『きめる！共通テスト 地学基礎』を読んで、『共通テスト 地学基礎集中講義』を解いて、『共通テスト対策問題集 センター過去問題編 地学基礎』に取り組めば、最短で3日、長くても1週間で40/50点まで持っていくことはできます。
このように、伸び悩んでいる教科がある場合は確実に伸ばすために集中して取り組みましょう。
メインの教科をしながら、「今週は漢文ウィーク」、「今週は公民ウィーク」というふうに、週ごとに仕上げる科目を決めると、計画的に共通テストプレに間に合わせることができるでしょう。
手つかずの科目や、いま明らかに足を引っ張っている科目などは11月中になんとか形にして6割にはしてほしいと思います。
12月にこうすれば8割は取れる、目標点に達するという目処が立つ状態は作っておいてほしいですね。
共通テストプレを受けて、実力はあるのに時間配分や考えすぎで4割になってしまった……。
これはまだ経験になるのでよいでしょう。
実力不足で4割になってしまうなら問題です。
共通テストプレの意味がありません。
そうならないためにも、11月の間に実力をしっかりつけておきましょう。
11月は共通テスト対策
2次試験の配点が大きい旧帝大を志望する人などは別ですが、大多数の国公立志望者は共通テスト対策に集中しましょう。
共通テストでは考えさせる・読ませる系の問題が落とし穴になっているので、余裕がある人は『共通テスト日本史B 史料・図版の読解問題100』や『共通テスト生物基礎 満点のコツ』などで11月中にしっかり対策して実力を高めましょう。
まとめ
ここまで、国公立志望者が11月中に取るべき戦略について解説してきました。
それでは今回のまとめです。
・国公立志望者は11月に共通テスト対策！
・11月はやることを絞って集中的に勉強！
・11月に実力をつけて共通テストに挑もう！
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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