こんにちは！武田塾阪神甲子園校の講師の沖本です。
こんにちは！武田塾阪神甲子園校の講師の沖本です。今回は私の受験生の時のことを紹介していこうと思います！
〇プロフィール
名前：沖本昂士（おきもとこうじ）
大学：神戸大学経営学部１回生
その他：通学に片道一時間かかる高校に通っていた
〇勉強スケジュール
私は高校３年生の７月まで部活動をしており、本格的な受験勉強を開始する時期が他の
受験生より少し遅かったです。
当時は部活動により平日は３時間、休日は６時間ほどしか勉強時間が取れていな
かった上に、効率の良い勉強方法が分からないという絶望的な状況で、
焦りが募るばかりでした。
そのような状況の中で、私は友達の勉強スケジュールや「武田塾チャンネル」などを参考にして、
自分の学力に合った勉強スケジュールを立てていきました。
今からは英国数の年間の勉強スケジュールを紹介していこうと思います。
（基本的に学校で配布された教材を使用していたので、武田塾のルートとは異なる部分があります）
＜英語＞
４～７月にターゲット１９００、Scramble、スタディーサプリを使って英単語・英文法の勉強を行いました。
８月に基礎英文解釈の技術１００とスタディーサプリを使って英文解釈の勉強を行いました。
またその時に教材についていた音声を使ってシャドーイングも行いました。
９月に英語長文５００で長文演習を行いました。このときには大体の問題で７～８割は正解していました。
１０～１１月に英語長文７００で長文演習、竹岡の英作文で英作文の定型の暗記、
また神戸大学過去問を３年分ほど解きました。
神戸大の過去問を解いた理由としては、神戸大と自分の学力との距離感を知りたかったからです。
１２～１月半ばまでは共通テスト対策に専念しました。
神戸大学経営学部は共通テストと二次試験の得点配分がほぼ１：１で、
共通テストで高得点を取る必要がありました。
１月後半～２月は私大・神戸大学過去問演習を行いました。
このときに受験する関西大学と同志社大学の過去問を３年分解きました。
神戸大学文系の過去問は７年分を２、３周解きました。
一度解いたことがある問題でも、もう一度解いてみると意外と間違いが多かった
なんてこともあるので、同じ問題を何回も解くことは大切だと思います。
単語と音読、特にシャドーイングを継続すると、驚くほど長文を読むスピードが速くなるのでおすすめです！
＜現代文＞
４～９月には学校で配られた問題集で問題演習をしました。
１０～１１月に神戸大学の過去問を３年分ほど解いたり、
学校で配られたマーク模試の過去問を解いたりしていました。
１１～１月半ばには共通テスト対策、１月後半～２月には
私大・神戸大学過去問演習を行いました。
これも解いた回数は英語と同じです。
現代文は高校の先生の授業が分かりやすく、あまり力を入れて
勉強していなかったです。その分の時間を他教科に回していました。
＜古文・漢文＞
４～６月に古文単語３１５，スタディーサプリを使って古文単語・古文文法を勉強しました。
漢文はひたすら句形・句法をスタディーサプリで勉強していました。
この時のマーク模試の古漢の点数は５０点前後しか取れていませんでした。
７～９月にスタディーサプリを使って古文も漢文も記述の問題演習を行いました。
漢文は私の第一志望であった神戸大学経営学部の二次試験では必要なかったのですが、
なぜかやっていました。今思うと必要なかったです。
１０月に神戸大学の過去問を３年分ほど解きました。
このくらいの時期からマーク模試の古漢の点数が９０点前後で安定してきました。
１１～１月半ばに共通テスト対策をしていました。
この時には古漢が得点源になっており、演習で満点を取ることも多かったです。
１月後半～２月に私大・神戸大学過去問演習をしました。これも解いた回数は英語と同じです。
＜数学＞
４～７月はLEGENDの頻出と書かれた問題→☆３の問題という順番で演習を行っていました。
☆４の問題は自分には難しすぎたのであまり解きませんでした。
１周目に解いて間違えた問題を２周目に解いて、２周目に間違えた問題を
３周目に解くみたいにしていました。
一度解けた問題は問題を見て正しい解法が思いついたら合格という風にしていました。
８～９月はLEGENDの微積、ベクトル、数列の問題ばかり解いていました。
理由としては神戸大学文系の過去問を調べたところ、これらの単元の出題頻度が高かったからです。
こういった情報を手に入れるためにも、第一志望の大学の情報は早くから調べておきましょう。
１０月に神戸大学の過去問を五年分ほど解きました。
英国より多く解いた理由は、自分は数学が苦手だったから、
復習に英国ほどの時間を必要としなかったからです。
１１～１月半ばに共通テスト対策をしました。
このときには数学で高得点を狙う気が一切なく、代わりに英国社理で高得点を狙っていました。
理由は数学の点数が問題によって大きく変化し安定しなかったから、シンプルに数学が苦手だったからです。
今となってはこの時期に、数学にあまり力を入れなくてよかったなと思います。
１月後半～２月に私大・神戸大学過去問演習をしました。
二次試験は共通テストよりも科目数が少ない分、総合点数の内数学の点数が
占める割合が高かったので、流石に勉強しました。
この時は英語と同じ回数過去問を解いたのに加えて、「神戸大数学の過去問１５年」を買って必死に解きました。
私は受験勉強をする際に、一つの参考書を何回も解いて完璧にするということを意識していました。
〇工夫したこと
ここでは私が受験勉強で工夫したことを紹介していこうと思います！
・勉強時間の捻出
私は先ほど書いたように勉強時間が他の受験生よりも不足しており、
普通に机に向かって座っているだけでは到底勝ち目がないと考えました。
そこで勉強を日常的に行っていることに組み込むことで勉強時間を増やそうと考えました。
歯磨きしているときに単語帳を読む、家から最寄り駅まで歩いているときは
シャドーイングをするなどです。
中でも一番行ってよかったなと思うものは、食事中や入浴中に
スタディーサプリを視聴するというものでした（とんでもなく行儀が悪いです、すみません）。
私たちは１日の時間の内どれほどの時間を食事や入浴に使っているのでしょうか？
おそらく１時間は超えているのではないでしょうか。
１時間あればスタディーサプリを１講座見終わることが可能です。
携帯で単語帳の写真を撮ってそれを見て単語の復習だってできます。
工夫はいくらでもしようがありますが、一番大事なことは、
座って勉強する以外の時間でどれだけ勉強するかだと私は思います。
・勉強の開始
私は一度勉強を始めれば長時間できるタイプなのですが、
勉強を始めるまでに時間がかかりすぎることがありました。
このことの対処法として、私は勉強を始めるときには決まって漢字マスター１８００
を使って漢字をノートに書いていました。
漢字の学習は手をかなり動かしますし、他教科の勉強ほど頭を使うことがありません。
頭を使うとしたら書いている熟語の意味を覚えるくらいです。
手を動かしていると自然と集中できて、そのまま他教科の
勉強をすることができて、勉強の開始がうまくいくようになりました。
・過去問演習
私は試験直前期の共通テスト演習や大学の過去問演習を実際の試験と全く同じ時間割で行っていました。
これは体を慣らすために行っていました。
ちなみに同じ目的で５時半起床２２時半就寝のサイクルで生活していました。
〇受験生へのアドバイス
受験する大学、特に第一志望の大学の入試形式、受験科目、配点などを調べて
合格のために自分が何をすべきかを逆算することがとても重要です。
自分に必要なことを考えて効率よく受験勉強をしましょう！
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