横浜国立大学を目指した理由

僕はもともと国語が苦手で数学が好きという理由から、東京工業大学を目指していました。

しかし、前期で東工大に不合格だったため後期で横浜国立大学に入学することになりました。

横浜国立大学は横浜や新宿などの都市へのアクセスも良く、共通テストで現代社会を使えること、２次試験の配点が大きいこと、横浜で一人暮らしをしてみたいと考えたことから後期で出願することを決めました。
また自分は高校の頃から化学が好きで、大学生になって本格的な化学の実験をしてみたいと理由から、化学・生命学科に入りました。

高１から高２の勉強スタイル

高１の頃はまだ志望校も決まっておらず、部活動や恋愛のことで頭がいっぱいでした。

家に帰ってからその日の数学の授業の復習をしたり、学校で配られたターゲット1200を進めてはいましたが、なかなか継続できず成績はいまいちでした。

高2の春に東工大を意識し始めましたが、何から手を付ければいいのか分からなかったので無料受験相談に行き、自分の立ち位置とやるべきことが明確になりました。

そこからは数学と英語を集中的に進めて模試では校内トップ10くらいには入れるようになりました。

部活と勉強の両立

僕はサッカー部に入っており、週4～5日程度練習がありとてもハードでしたが遠征中や下校時間のスキマ時間に単語帳を見たり問題を出し合ったりしていました。

またテスト前になると部活の仲間と学校の自習室で一緒に勉強をすることもありました。

小さな時間を馬鹿にせず大切にすることが部活と勉強の両立をするうえで重要な考え方だと思います。

自分で立てた大学合格までの方針

自分の高校は数学や理科などの進度が遅かったため、学校と同じペースでは間に合わないと考え独学で数学と理科を先取りすることに決めました。

高3の夏休み中にすべての範囲を終わらせ演習系の問題集に取り掛かり11月には過去問に入れるようにすることが目標でした。

また東工大は共通テストの配点が低いので社会科目や国語はほぼ勉強せず理系科目を極めることに時間を割いていました。

模試の判定

横浜国立大学の判定はかなりよかったと記憶しています。ですがまだ簡単な計算ミスや、分野ごとに弱点が多くあったので、ただ判定に一喜一憂せず自分の弱点を克服するチャンスだと考えるようにしていました。

モチベーションを維持させるコツ

志望校のキャンパスに実際に行ってみたり、大学の紹介動画などをYouTubeで見ることもおすすめです。実際に行ってみることで大学生になった自分をより鮮明に想像しやすくなります。

勉強のやる気が出ないときはとりあえず机に座って一番好きな参考書を少しだけでもいいからやってみると、自然とやる気がでることもありました。

どうしてもできないときには、その日だけは割り切って自分が好きなことをしてリラックスするのも一つの手だと思います。

勉強をしていて辛かったこと・厳しかったこと

勉強をしていて一番つらかった時は、11月ごろに返ってきた模試の第一志望の判定がE判定だった時です。

夏前まではまだ成長すれば可能性があると考えていましたが、秋になると受験が現実味を帯びてかなりメンタルに来たことを覚えています。

数ランク下の大学の判定は良かったため受験する大学を変えるかとても悩みましたが、今まで頑張った自分のためにも志望校は変えないことにしました。

勉強するうえで大切にしていたこと

僕が大切にしていたことは、分からなかったことを放置せずに、自分が納得して使えるようになるまで復習することです。

難しい問題を理解することはとても疲れる作業ですが、しっかりと理解し復習をすることで自分の力が伸びていくのが感じられました。

当たり前ですが、本番問題を解くのは自分自身で今までやった参考書を見ながら解くことは出来ません。

そのため本番実力を発揮するためには今まで解いた一問一問を完璧にすることが大切です。

受験生へ

僕にとって大学受験は自分で立てた大きな目標に向かって努力する数少ない経験でした。

結果的には第一志望の大学には合格できませんでしたが、大学では多くの友人もできて楽しい生活を送れています。

なので皆さんも気負いすぎずに受験が終わった後にあの時頑張ってよかったと思えるような受験生活を送ってください！！

最後まであきらめなければ必ず何とかなります。

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