【現代文と格闘する】難関大二次試験対策にオススメ参考書紹介
みなさん、こんにちは！
武田塾布施校です！
今回は【難関大二次試験にオススメ参考書紹介】
「現代文と格闘する」という参考書の説明と、
その使い方についてお話していきます！
「現代文と格闘する」ってどんな参考書？
「現代文と格闘する」という参考書は
河合出版から２０１６年に発売された、
比較的新しい参考書となっています。
ですが、すでに有名な
現代文参考書の１つとなっており、
特に難関大志望の受験生は
既に使用している方も
いるのではないでしょうか？
中身は３部構成になっています。
１部は「言葉をイメージする」と題されており、
現代文を読解するキーワード群を
厳選して説明してくれています。
２部は「文章を読みつなぐ」です。
文章を読むために必要な知識や、
注目すべきところなどが丁寧に書かれています。
後述しますが、
この部が決して他の参考書のように
テクニックに走っていないところが
この参考書の一番の魅力でもあります。
３部は「文章と格闘する」で
13題の演習が収録されています。
どの文章もそんなに長いわけではないですが、
読み応えのある文章ばかりです。
また間に「知の扉」という、
現代文で良く扱われるテーマに関連した
文章も収録されていて、
１冊で得られることは十分にあります。
どんなところがオススメ？
この参考書のおすすめのポイントは、
なんといっても
「読解力」を養えるところでしょう。
そもそも純粋な意味での読解力と
問題を正解する能力は別物です。
ここでいう「読解力」とは、
筆者が何が言いたいのか
ということがその文章から読み取れる
ことをいいます。
ですので、
この参考書では無意味なキーワード暗記や、
小手先だけのテクニックに
ページを割いていないのです。
第１部の「言葉をイメージする」は
現代文によく出てくるキーワードの
辞書的な説明の暗記のためではなく、
「イメージ」できるようになることで、
その言葉の背後にある情報までも
利用できるようにするための部ですので、
50語程度しか扱っていません。
また第2部の「文章を読みつなぐ」も
テクニック的なことに
触れていないわけではないですが、
それよりもどんな文章でも
自分なりに読解していく力を
養ってくれるような構成になっています。
けっして
「これさえできれば
全ての文章が読めるようになる！」
というような謳い文句もでてきません。
第3部の演習ですが、
こちらも問題の解き方よりも、
文章全体の読みつなぎ方にページを割いているので、
単に問題演習になることがないようになっています。
また評論だけでなく、
小説の読み方も説明されている
ところもおすすめポイントです。
どんな人にオススメ？
この参考書について色々調べると、
偏差値60以上ないと難しいという声が多かったです。
個人的にはそこまで難易度の高い
参考書ではないと思います。
ただ、1つ目の参考書向けではないので、
2，3冊目の参考書として使うことをおすすめします。
一番使ったら効果的な人は、
正答率は高いけど、
自分の中で確立した読み方がまだない方です。
ですので国公立や私立の過去問に取り組む前に使うと、
とてもいいのではないでしょうか。
具体的な使い方！
それでは具体的な参考書をお伝えしていきます！
この参考書の一番の特徴は
やはり第1部と第2部になります。
ですので、第3部の演習に入るまでに
3周程読み込んでもらうと、
第3部の文章を効果的に読解することが出来ます。
第3部の演習をするときは、
あまり問題を解くことに固執しないで、
文章を読むことに重点を置いてください。
1つ1つの文章の繋がり、
段落ごとの要約、
全体の論旨などを捉えられるように
文章を読む練習をしていきましょう！
また、現代文において新しい文章を
たくさん読むことと同じくらい、
一度読んだ文章を構成が分かったうえで
もう一度読むことも大切です。
ですので、第３部は最低２回ぐらい読んでみてください！
まとめ
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