【それ、間違った暗記法かも】瞬時に 80桁の数列を暗記する方法｜武田塾布施校

この記事を読もうと思っていただき

誠にありがとうございます！！

 

東大阪の布施駅から歩いてすぐ、

大学受験の塾・予備校の

武田塾布施校 主任講師 くにたけりんと申します！

 

『単語がなかなか覚えられない...』

『暗記が苦手...』

皆さんは毎日の勉強の中で、

こういった悩みなどは

ございませんか！？

 

今回は、そういった方々に

「諦めないで！

正しい暗記法はこれだよ！！」

という内容で、武田塾布施校の主任講師である

くにたけがお送りさせていただきます！

ぜひ最後までお付き合いくださいませ！

 

 

【それ、間違った暗記法かも】瞬時に 80桁の数列を暗記する方法

努力とは？

 

僕はよく、生徒さんに

「時間は有限だよ」

ということを

伝えています。

 

当たり前の話ではありますが、

とはいえ人間は目に見えないものは

無限にあると誤解してしまう

傾向もあるので、

口すっぱく言わないと

いけないという面も

あります。

 

試験当日まで無限に時間があるわけではないので、

1日1日本気でやり切ったか否かが

合格を左右するわけですが、

時間が有限な勝負において

ただ闇雲に努力したら

いいというわけでもありません。

 

僕らが普段から多用する’努力’というのは

「正しい努力」

のことであって、

「間違った努力」

は努力とは呼ばず、

それは単なる空振りです。

 

大学に合格するために

ずっとゲームをしているのは

それは努力ではありませんよね。

 

 

僕らは常に

「これであってるだろうか」

と自問自答しなきゃいけないわけですが、

その中でも今回は

「その暗記方法、間違ってない？」

ということを提唱させていただきます！

 

正しい暗記のやり方

 

時間が有限ということは、

やっぱり効率というものを

求めなきゃいけません。

 

暗記一つとっても、

何色のペンを使ってるか、

どれぐらいの大きさで文字を書いているか、

ノートのどこに書いているのか、

何時に勉強しているのか、

こういう細かいことが

ちりも積もればなんちゃらとなり、

成績を左右します。

 

 

例えば英単語。

似たような意味を持つものが

たくさんありますよね？

「利益」

一つとっても

Advantage

Profit

Benefit

Gain

とさまざまです。

 

みなさんはこの単語を、

それぞれ一つずつ覚えていませんか？

だとすると少し非効率です！！

 

せっかく似ているんだから、

Advantage 利益

Profit 利益

Benefit 利益

Gain 利益

と覚えるよりも、

利益

⇨advantage,gain,profit,benefit

とまとめた方がいいでしょう。

 

このように、

意味のまとまりを

つくることを

チャンク化

と言います。

 

人間は短時間に

覚えられる量に限界があり、

例えばチャンク化せずに

「利益」という意味を持つ

英単語を覚えようと思ったら

上の例でいうと４個覚えなきゃいけません。

 

しかし、チャンク化することで

４個が１個になるのです。

これで脳に対する認知的負荷も減り、

体力と集中力を

なるだけ減らさずに

たくさんの量を暗記することが

できるんです！

 

1980年の実験では、

なんとチャンク化を練習した

学生は、なんと

瞬時に80桁もの数列を

記憶できるようになった

そうです！！

 

これを使わない手はないですね

 

ハミルトンの印象形成実験

 

ところで話は変わりますが、

普段の勉強で

「WHY?」

と問いていますか？

 

なぜその解答になるのか、

なぜその方程式が成り立つのか、

なぜこの勉強をしなきゃいけないのか、

などなど、「なぜ」と問うことを

大切にしてほしいです。

 

なぜなら、自分で考えるという能力と

思考体力の向上につながるからです。

 

社会に出たら、ほとんどの問題には

答えがありません。

その中で僕らはbetterを探し求めなきゃいけないわけですが、

その時に求められるのが「なぜ？」と

問うことと、自分でしつこく考える力です。

 

なので今からでも養ってほしいわけですが、

では今回でいうと

なぜチャンク化することで

効率的に覚えられるのか

というところをもう少し深堀りしていきます。

 

みなさんは

「ハミルトンの印象形成実験」

というのをご存知ですか？

 

とある博士はこんな実験をしました。

まず被験者数十名に、とある男性Aさんの

1日の行動を全て伝えました。

「7:30 起床」

「7:45 朝風呂に入る」

「12:30 お昼ご飯　そばを食べる」

「9:30 就寝」

みたいな感じで。

 

その後、被験者を二つのグループにわけ、

片方のグループには

「今言った行動をなるだけ覚えてください」

と伝え、

もう片方のグループには

「この男性の印象を思い浮かべてください」

と伝えました。

 

そしてその後、被験者全員に

男性Aさんの行動をなるだけ思い出して解答してください

とテストしたところ、なんと

印象を思い浮かべたグループの方が

たくさん思い出せたんです！

 

これはなぜかというと、

バラバラの情報が一つの意味で

数珠繋ぎになったからです。

 

例えば「誠実」という印象を

抱いたら、

「誠実だから朝にあれをした」

とか

「誠実だから昼のあの場面でああいう行動をした」

みたいな感じです。

 

そして、みなさんお気づきでしょうか。

こういうふうに、一つの意味を

中心にバラバラの情報をまとめることを

チャンク化

と言いましたよね。

 

ハミルトンの印象形成実験から

なぜチャンク化が有効か

お分かりいただけたでしょうか。

 

まとめ

 

受験勉強は少し退屈かもしれません。

人によってはかなりのストレスを

受けているかもしれません。

僕もその1人でしたので、気持ちはすっごい分かります。

 

でも、乗り切った先に、こういう

面白いことが知れる世界が待ってます！

 

皆さんの努力が身を結ぶことを

祈っております！