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【浪人生必見】歴史総合の勉強法・対策[徹底解説]

こんにちは。武田塾福山校です!

新しい年度が始まり、大学入試の舞台も新たな展開を迎えています。

今年からは、大学入学共通テストや私立大学入試が新課程準拠となり、その影響は計り知れません。

この変化により、受験生たちの心には様々な不安や疑問が渦巻いていることでしょう。

受験生たちは過去の試験制度に慣れ親しんできましたが、今回の変更によって新たな挑戦が待ち受けています。

このブログでは、「歴史総合」に焦点を当て、新しい試験制度にどう対応していくべきかを考えてみたいと思います。

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歴史総合とは

端的に言うと、日本史と世界史の近現代をミックスした科目です。

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歴史的な事象やプロセスを単に暗記するのではなく、深い理解と論理的思考を促進することが目標になっています。

グローバルな視野や問題解決能力の育成を通じて、社会での活動や対話において有益なスキルを身につけることが期待されています。

旧課程のやや偏りのあった指導内容から脱却して、より広範で多角的な内容となっています。

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ですので「日本史探求(旧日本史B)」でも世界史っぽい問題が出たり、「世界史探求(旧世界史B)」でも日本史の問題が出題されたりというかたちになります。

日本史や世界史選択の受験生は、過去の受験生に比して学習の負担が重くなる変更となっています。

 

歴史総合は後回しで良い

結論、受験的には歴史総合の重要度はそれほど高くありません

現状の国公立大学と私立大学の対応についてそれぞれ見ていきましょう。

中央大学 逆転合格 (5)

 

国公立大学

共通テストでは大問6題のうち1題しか出題されません(第1問で確定)。

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全体にわたって歴史総合の内容が散りばめられているわけではありません。

比重的にも1/6ですから時代1個分と考えると、完全に無視できるかたちではないですが、歴史総合から勉強をスタートさせる必要性はないでしょう。

対策自体は当然必要なのですが、後ろの時期に回したほうが懸命です!

 

私立大学

私大については、大学によって歴史総合を試験範囲に含めるかどうかが異なります。

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主要な大学については、含める・含めないが半々という感じになっています。

ただ、当初「含める」としていた大学が「含めない」に方針転換した事例もあります。

関西学院大は「部分的に含める」としていましたが「含めない」方針になっています。

中央大学 逆転合格 (6)

ですので、現状「含める」としている大学でも絶対出題されるかは分かりませんから、「歴史総合」の学習は後に回したほうが良いでしょう。

ただ総合問題を積極的に取り入れている大学(上智大学など)では、他大に比して出題の可能性高いと思われますので、余裕をもって取り組んでおきましょう。

 

歴史総合を始める時期

歴史総合は、旧課程範囲の過去問を取り組めるようになった時期が始め時です!

大学受験において科目や分野の優先順位をつけるのは大事なことです。

その意味でいうと、前述の通り歴史総合の範囲は優先順位としては低いと見なすべきでしょう。

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また、時代設定が近代以降限定となっているため、どのみち最後に取り組んだほうがやりやすいと思います。

現役生であれば11-12月、浪人生であれば10-11月ごろに学習を行う形で十分です。

それまでは主戦となる「日本史探求」や「世界史探求」の勉強に集中しておきましょう!

その際、参考書は旧課程のものでOKです。

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私大志望であれば、春から夏にかけて「時代と流れで覚える」シリーズを行って、夏から秋にかけて「マルチトレーニング」や「HISTORIA」、「実力をつける100題」などの問題集を仕上げていきましょう。

それらが一段落して過去問に入れるような段階から歴史総合の対策をしていきましょう!

「スピードマスター」などは短期間で完成させることが可能なので、講義本と併せながら進めていってください!

 

最後に

歴史総合は確かに知識を深める上で重要な一部ですが、全体のバランスを考えると、その重要性はそれほど高くはありません。

特に今の時期、日本史探求と世界史探求の育成に集中することが重要です。

この2つの科目は従前どおり多くの志望校で重視されるため、着実に成績を伸ばすことができます。

効率的に学習を進め、確実に理解を深めていくことが、合格への近道です。

志望校に向けて、あなたの努力が実り多きものになることを願っています。

頑張ってください!

 

参考動画

 

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