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広大・岡大って実際どれくらい難しいの?~高校受験との比較をしながら~

こんにちは。

武田塾福山校です。

今日は新高1、2年生に向けて広島大学・岡山大学の難易度について徹底解説していきたいと思います!

卑近な例として高校受験と比較しながら説明します。

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はじめに

高校受験と大学受験は、難易度に大きな差があります。

高校受験、特に公立高校入試においては、ある程度の基礎学力があればクリアできる場合が多く、基本的事項の定着や正確さが問われます。

また、英語・数学・国語などに加えて、社会、理科などの広く基礎的な知識が求められます。

大学受験ではこれらの中学校までの学習が身についていることを前提に、さらに高度な知識と思考力が必要となり、高校受験よりも遥かに高度な対策が必要です。

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高校生が勘違いしやすいのは、「高校受験に受かったから、同じように大学受験もクリアできる」と思い込むことがあることです。

しかし、大学受験は数学や英語が一気に難しくなるのに加え、文系・理系それぞれの科目に応じて幅広い分野の深い知識や高い思考力が必要となります。

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また、総合型選抜の場合、筆記試験だけでなく面接試験や小論文対策も必要となります。

したがって、高校受験と大学受験の難易度には、明確な違いがあります。

高校受験で培われた基礎学力を大切にすると同時に、大学受験のためには常に新しい知識や思考力を身につける必要があります。

大学受験は、高校受験以上に独立心を養い、幅広い知識と論理的思考力、自己表現力の向上を目指すことが重要となります。

 

大学受験は母集団が違う

今中学生の人、春から高校生になった人

なんとなく、高校の勉強は中学よりも難しくなりそうだし、「大学受験はもう少し頑張っておいた方がいいかもな」程度に考えている人が結構多いと感じています。

そこで、今日は大学受験(特に一般入試)は学力が高い人の中での競争ということを声を大にして言います!

 

偏差値の話

高校受験で「偏差値50」といえばだいたい真ん中くらい。
 
じゃあ大学も偏差値50くらいのところでいいか、普通にやっていればそのくらいなんとかなるんでしょ?
と思いきや、大きな落とし穴があるのです!
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偏差値60くらいの公立進学校に入学した人で、広大・岡大くらいなら普通に勉強していれば受かると思っている人も多いのではないでしょうか!?
この考えも高2・高3と進級するにつれて、だんだんと現実を知り変わってくるのですが、、、
 
ところで、「大学受験での偏差値は高校の+10~15くらい」というような話を聞いたことがある人もいるのではないでしょうか?
なぜこんな話が出てくるのでしょう?
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そもそも偏差値50とはある母集団の中で真ん中に位置しているということです。
つまり、模試の偏差値とは、50を基準として、その模試を受けた人の中で、自分の得点がどこに位置してるかを示すものです。
高校受験と大学受験では受験生の母集団とその学力が異なるため、大学受験の偏差値50と高校受験の偏差値50は難易度が異なるのです。
 
こうした母集団の学力に変化が起こるのはなぜか?
まず、小学校卒業時、約10%の児童が私立・公立中間一貫校に進学します。
首都圏や関西の都市部はもっと高いでしょう。
基本的に中学受験者は学力が高いです。
東大をはじめとした難関大学の合格者の出身校の割合は中高一貫校が多いです。
そして、公立中学に進学した約90%の内ほとんどの生徒が高校受験をします(2021年度の高校進学率は98.9%)
同年代の学力上位層が抜けた残り90%の中での競争ということになります。
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次に大学受験ですが、2022年度の大学進学率は56.6%です。
その他に専門学校や就職を目指す生徒たちがいるのです。
様々な塾・予備校・模試などで偏差値が出されていますが、それは大学進学を希望している約55%の中での偏差値と考えてください。
もちろん、学力が高いけど高卒で就職する人、専門学校に進学する人もいますが、例外的であると言えます。
さらに高校受験をしなかった中高一貫校の生徒とも同じステージで戦わなくてはいけません。
そして、大学受験では浪人生という存在を忘れてはいけません。
大学入学者数に占める浪人生の割合は21%(2018年度)です。
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浪人生は現役生より1年以上長く勉強しているので平均的には現役生より学力がたかいです。
そうすると、大学進学を考えているのがそもそも約半分、その真ん中(偏差値50)の学力というのは、同年代全体の中でだいたい上位20~30%くらいの学力ということになります。
中高一貫校の生徒や浪人生も含まれることを考えるともっと高いかもしれません。
 
以上の話から大学受験における「偏差値50」は上位に位置しているということがお分かりいただけたでしょうか?
普通の公立中学の真ん中くらいの学力層になるよりもかなり難しいということです。
 
そしてこの偏差値50辺りのの大学、地方国公立や日東駒専・産近甲龍といわれる大学群です。
旧帝大を除いた地方国公立間でも難易度差があり、科目数や文系理系によっても異なりますが、ここでの説明は省略させていただきます。ちなみに最近では日東駒専の中には、医学部以外にも偏差値が55以上必要なところもあります。

大学入試は推薦が多い

大学受験の難しさ・偏差値を語る際、意外と考慮されていないかもしれないことがあります。

塾・予備校の出している大学の偏差値は、一般入試の偏差値なのです!

一般入試による大学入学者は国立88%、公立72%、そして私立は44%にすぎません。

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誤解を恐れずに言えば、下位(偏差値的に)の私立大学の推薦入試は学力下位層の受け皿となっています。

推薦入試は、基本的に合格すれば必ず入学しなければならない入試制度です。

大学側からすると、確実に学生を確保できる入試方法であるため、経営難の私立大学を中心に、推薦入試に力を入れる大学が増えている実情があります。

大学生の約8割は私立大学生

日本の全大学生の8割いる私立大学生の内半分以上が推薦入学者なのです!

一口に大学生と言っても、一般入試で国公立大学に合格した人は意外にも少ないのです!

同じ偏差値なら、基本的に国公立大学の方が難しいです!

国公立大学の入試は、共通テストと2次試験の合計点で合否が決まります。

多くの国公立大学では共通テストで5教科7~8科目の受験が必須となっています。

そして、2次試験で1~3科目課される場合が多いです。

難関国公立大学では、理系では理科発展2科目が必須である場合が多いです。

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文系では、旧帝大では2次試験でも数学が必須である場合がほとんどで、文系受験生も数学を避けては通れません。

対して、私立大学では、一般的に文系は、英語・国語・社会の3科目受験です。

理系では、英語・数学・理科の3科目受験です。

理科で2科目必要な大学は、早慶理工をはじめとした1部の難関大学に限られます。

極論、文系受験生は数学・理科を、理系受験生は国語・社会を全く勉強しなくても合格することができます。

前述のように私立大学は国公立大学よりも少ない科目で受験することができます。

3教科で偏差値50を取るのと、5教科で偏差値50を取るのでは、5教科勉強するほうが大変だというのは単純な理屈としてわかると思います。

さらに、私立大学は複数の大学を受験できるだけでなく、同じ大学でも入試日程がかぶらなければ複数の学部を受験可能です。

また共通テストの得点のみで合格できる共通利用入試も多くの私立大学で実施されています。

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一方、国公立大学では、前期試験と後期試験の2回である大学が一般的です。

中期日程がある大学もあるので、国公立のみの受験だと、最大1年に3回です。

また、当然ですが共通テストを受けられるのは1年に1回で、もちろん得点を変えることはできません。

そして、後期試験では総合問題や小論文など一般的な学力試験とは異なることが多いです。

さらに最近では総合型選抜の導入に伴い後期試験を廃止する国公立大学も増えてきています。

実質、国公立大学を学力試験のみで突破できるチャンスは年に1回という場合も多くなっています。

このように大学入試において、特に私立大学では学力試験を経ずに入学している人も多いのです。

さらに、国公立型の5教科7~8科目を共通テストで勉強し、2次・個別試験も突破できる受験生はかなり少ないということをイメージいただけたでしょうか!

 

 

広大岡大

ここまで読んでくださった皆さんありがとうございます!

では、これまでの話を踏まえて

中国地方の代表的な国立大学である                                       広島大学と岡山大学に合格するのは、どれくらい難しいのか話していきたいと思います!

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広島大学・岡山大学は日本国内の国公立大学の中でも、比較的難易度の高い大学として知られています。

まず広島大学・岡山大学ともに、医学部など一部の学部を除いて、二次試験の河合塾偏差値が50~60程度とされています。

次に、共通テストの得点率についてですが、広島大学・岡山大学の合格得点率ボーダーは、医学部などの一部の学部を除いて理系・文系ともに60%代後半です。

広島大学・岡山大学では、基本的に共通テストで文系5教科8科目(理科基礎2科目)、理系5教科7科目を受験する必要があります。

1科目でもゼロから平均点以上の得点を目指すには、相当の学習量が必要です。特に英語・数学・国語は長期的な勉強の積み重ねが必要になります。

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両大学とも平均点+10%程度の得点が必要になります。

当然、人それぞれ得意科目苦手科目があると思いますが、1科目でも極端に低い点数を取ってしまうと挽回はなかなか難しいです。文系受験生にとっては、数学・理科が鬼門となるでしょう。また理系受験生は共通テストの国語もしっかりと対策しておく必要があります。

 

偏差値50台の高校から何人合格しているか

福山葦陽高校:偏差値50

主な合格実績は広大2人、岡大2人でした。

他、愛媛大2人、島根大2人、関西大3人(延べ人数)、関西学院大1人でした。 

 

福山明王台高校:偏差値50

主な合格実績は神戸大1人、愛媛大7人、山口大2人でした。

私立大学では、早稲田大1人、同志社大2人、立命館大3人でした。

 

大門高校:偏差値55

主な合格実績は岡大は5人、広大への進学者はいませんでした。

旧帝大は九州大学1人でした。

他、愛媛大11人、山口大7人、島根大4人、鳥取大2人、私立では立命館大3人などでした。

https://www.daimon-h.hiroshima-c.ed.jp/08_pdf/02_01_education_pdf/exam_result_R4(R3_graduated).pdf

上記のデータから偏差値50台の高校からは上位数名程度が広大、岡大へと進学していることが分かります。

つまり、広大、岡大に合格するためには校内で上位を取ることができるぐらいの継続的な勉強が必要になります。

さらに現高2生から始まる新課程入試では国数英理社の5教科に加え、情報が追加されることで6教科になります。

国公立大学へ進学したいと考えている人はほとんどの国公立大学で情報が必須になるとされているため、今までより1科目増えた6教科の勉強をしていく必要があります。

 

 

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