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【今年はかんたん?!】京都大学2023年 英語講評

 

はじめに

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こちらのブログをご覧の皆さん、こんにちは。
ふじみ野駅東口徒歩1分、逆転合格専門塾武田塾ふじみ野校です!

皆さんは新学期をいかがお過ごしでしょうか。
特に受験生の方はもう入試本番まで1年をきっているということで焦りがある方もいるかもしれません。
そんな受験生の中でも、今回は京都大学の英語の入試問題に関して、一緒に見ていきましょう。

ということで今回は「【今年はかんたん?】京都大学2023年 英語講評」というテーマでお話しします。
京大受験生の皆さん、漠然と焦る前にまずは敵を知りましょう
その上で、皆さんの現状の実力と比較した際、これからどのように行動していくべきかがわかってくることと思います。
また、今回の内容は武田塾の公式YouTubeチャンネルでも解説しているので、そちらもあわせてご覧ください。

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今年の入試問題はどうであったのか

大問1、2に関して

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2023年の京都大学の英語の入試問題では、以前あった説明問題が消えて全てが和訳問題という形になりました。
これはいわば、京都大学らしい伝統的な形式に戻ったということになります。
大問1、2ともに下線部の和訳問題のみになりました。
ですので、これまで過去問を通して京大対策をしていた人にとってはうれしい形式になったのではないでしょうか。
確かに一時期は説明問題の方が多かった時期もありました。
それが英文和訳に再び戻り、伝統的な自分たちが目指した、行きたかった京都大学が戻ってきたと感じた受験生も多かったと思います。
京大の時代の流れに逆らう感じに、多くの人が惹かれていることと思います。
数々の大学が英語の読解や内容の読み取り重視の傾向に対し、京大は解釈力や和訳を問うということになります。

長文の中には、有名な構文がたくさん埋め込まれているといった印象です。
解釈の部分では、苦労する感じの問題やひっかけ問題が見られました。
具体的には、遠い接続詞が並んでいて別のものと間違えやすい、The+比較級が倒置で起こっているため、どこから倒置されたのかを見抜く必要があります。

さらには今回問題の中に、more stuffというのがthe+比較級の前に出てきて、その後ろがhave to thinkの形になり、一見have to に見えてしまうというものがありました。
ですので、正確に構文を読み取ることが出来るかが大きなカギとなります。
単語のレベルを取ってしても、京都大学は他の国立大学と比べるとかなり高いこととなります。
ただし、英文の難易度で言えば一番難しいのは早稲田大学の理工学部国際教養学部になります。
京都大学では難易度の高い英文を受験生が和訳していくということで、解釈の対策が特に重要ということになります。

大問3に関して

次に、大問3の和文英訳です。
これは日本語らしい日本語を英訳するという、京都大学で伝統ある英作文となります。
ここ最近はよく、「ことわざ」が入っています。
今回は「情けは人の為ならず」でした。
このように一見すると、日本語から英語に変換するのが難しいものが多いです。
京大受験生は日本語のことわざなどの日本語らしい日本語を英作文で書きやすい形に直す力が必要ということになります。
こちらも難易度はかなり高いです。
やはり国公立大学の和文英訳は本当に難しいです。

大問4に関して

最後に大問4です。
2023年の入試では、新形式となりました。
会話があり、そこに〇語以内で台詞を入れるというものでした。
これは昔の東京大学が出していたような問題ではありますが、会話の内容の前後の流れをつかみ、空いた部分を埋めていくことになります。
ただし、これは自由英作文と比較した際、簡単であると思います。
というのも、自分で考えることやオリジナリティを出すことが少ないが故にということになります。
前後の文脈を読み取り、それに合わせて書いていく形式ということになります。

苦手意識を持っており、勉強してなかった人にとっては困ったかもしれませんが、他の大問と比べた際、難易度が低いと思いますので、確実に取りたいものになります。
このように丸ごと変わった傾向の問題が出てくると、受験生にとってはかなり焦ったかもしれません。
しかし、落ち着いて読んでいけば、簡単に解答できる問題になっていたと思います。
ですので、ここで落とすことなく、確実に取りたい大問であったということになります。

以上、2023年の京都大学の英語の入試問題に関して、大問ごとに見てきました。
2023年の入試問題は例年と比べるとできたという声は多かったとのことです。
新形式の部分や説明問題がなかったことで、英語が得意な人にとってかなりお得なポイントであったと思います。

 

来年京都大学を目指す受験生に向けて

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来年、京都大学を目指す受験生が大切にすべきことや英語の勉強で頑張ってほしいことは、まず構文になります。
英文解釈の力をきちんとつけて、アウトプットできるようにしましょう。
特に和文英訳では、問題文の日本語を別に日本語に言い換える力や練習が必要になります。
これには大阪大学の過去問も役に立つので、ぜひ活用して、力をつけていってほしいと思います。
いずれにしても、これまでの京都大学で出題された問題を味わい、自分の頭を使ってとことん考えつくす姿勢はとても重要です。
しっかりと過去問に向き合って、英語の勉強に取り組んでくださいね。

 

今回のまとめ

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いかがでしょうか。
今回は「【今年はかんたん?】京都大学2023年 英語講評」というテーマでお話ししました。
2023年の京都大学の英語の入試問題の難易度それ自体は少し易化したこととなりました。
しかしながら、大問4のようにこれまでになかった形式が出題されたことにより、焦ってしまった方も中にはいたかもしれません。

如何に落ち着いて、冷静な処理が出来るのかが重要です。
全体的には、以前の京都大学の問題にあったような伝統的な下線和訳や難しい日本語の英訳の形式が戻ってきたようです。
京都大学の伝統を感じ、ぜひ楽しんで過去問にこれからじっくりと取り組んでください。
応援しています。頑張ってください。

最後に武田塾ふじみ野校では随時無料受験相談を行っています!
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