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句と節を理解して英語を完璧にしよう【淵野辺・塾・個別指導】

 

みなさんこんにちは、武田塾淵野辺校講師の手島です。

 

みなさんは、受験勉強をしているならおそらく「句と節」というワードを聞いたことがあると思います。

 

しかし、その違いをちゃんと理解できて、かつ人に説明することができますでしょうか。

 

これらの概念は英語の文を理解し、正確な文章を書くためには欠かせない要素です。

 

今回はその英語の句と節について説明していきます。

 

 

 

句(Phrase)

 

まず、句(Phrase)について詳細に説明しましょう。

 

句は文章の基本的な構成要素で、一つ以上の単語からなるグループです。

 

句は主語や動詞が含まれていることがありますが、完全な文ではありません。

 

英語における句の種類には以下のようなものがあります。

 

名詞句(Noun Phrase):

 

名詞句は名詞とそれに関連する修飾語からなります。

 

名詞句は名詞の役割を果たします。

 

例えば、「the big, red apple(その大きくて赤いリンゴ)」という名詞句があります。

 

動詞句(Verb Phrase):

 

動詞句は動詞とそれに関連する語から成り立ちます。

 

動詞句は文内で動作や状態を表します。

 

例えば、「is studying for exams(試験の勉強をしている)」という動詞句があります。

 

形容詞句(Adjective Phrase):

 

容詞句は形容詞とそれに関連する修飾語からなります。

 

形容詞句は名詞を修飾し、特定の情報を提供します。

 

例えば、「very tall(非常に背が高い)」という形容詞句があります

 

副詞句(Adverb Phrase)

 

副詞句は副詞とそれに関連する修飾語からなります。

 

副詞句は動詞や形容詞を修飾し、行動の方法や程度を表します。

 

例えば、「quite slowly(かなり遅く)」という副詞句があります。

 

 

これらの句は、文内で特定の役割を果たし、文を構造化する際に役立ちます。しかし、句だけでは完全な文を形成することはできません。

 

完全な文を完成させるのが、節の役割です。

 

節(Clause)

 

次に、節(Clause)について詳しく説明します。

 

節は一つ以上の単語で構成され、主語と動詞を含む完全な文です。

 

節は独立した意味を持つもので、文章の中で文として機能します。

 

節の主要な種類には以下のようなものがあります。

 

主節(Main Clause):

 

主節は独立した文を形成し、文の中核をなします。

 

例えば、「I am studying for exams.(私は試験の勉強をしています)」という文において、「I am studying for exams」が主節です。

 

従属節(Dependent Clause):

 

従属節は主節に依存する文で、単独で独立した文を形成することができません。

 

従属節は主節に情報を提供したり、条件を示したりします。

 

例えば、「because I need to pass(合格しなければならないから)」という文において、「because I need to pass」が従属節です。

 

また、従属節は単体では意味をなすことができません。

 

従属節は、必ず独立節(主節)と一緒に使われなければなりません。

 

なので、「because I need to pass」を文中に使いたい場合は、

 

「I study every day」を主節として用い、

 

「Because I need to pass, I study every day.」or 「I study every day because I need to pass.」

 

という文章にすることができます。

 

前後はどちらでも大丈夫ですが、主節を後ろにする場合はカンマが必要になる場合があるので注意が必要です。

 

 

違いの要点

 

この2つの文法的な要素の違いは次のとおりです。

 

  • 句は一つ以上の単語から成り、文の一部として機能する一方、節は完全な文で独立した文を形成します。

 

  • 句は文内の要素を構成する役割を果たすが、節は文全体で文として機能します。

 

英語の文を構築する際、句と節を正しく理解することは非常に重要です。文法的な正確さを維持し、効果的な文章を書くためには、適切な句と節の使用が必要です。

 

これら二つだけを押さえれば大丈夫なので、忘れないようにしましょう。

 

例を通じて理解を深めよう

 

この違いをもっと明確にするために、例文を見てみましょう。

 

  1. 句の例: "a delicious, homemade pizza(おいしい手作りのピザ)" この句は名詞句であり、名詞 "pizza" を修飾しています。

  2. 主節の例: "She sang a beautiful song." この文は主節 "She sang a beautiful song" から成り立っており、完全な文で独立しています。

  3. 従属節の例: "Because he was tired, he went to bed early." この文には主節 "he went to bed early" と、従属節 "Because he was tired" が含まれています。従属節は主節に情報を提供しています。

 

まとめ

 

高校生の皆さん、この記事では英語の句と節について詳しく説明しました。

 

これらの概念を理解することは、英語のスキル向上に大いに役立ちます。

 

句は文章の部分を構成し、節は完全な文を形成します。

 

正しい句と節の使い方を練習し、英語力を向上させましょう。

 

文章作成において、これらの要素は非常に重要です。

 

高校生の皆さんにとって、英語の句と節の違いを理解することは、自信を持って英語を話し、書くための第一歩です。

 

ぜひ実践してみて、効果的なコミュニケーションスキルを養いましょう。

 

また、大学受験勉強をするにおいても、句と節の違いを理解しているかしていないかでは大きな差が生まれてしまいます。

 

特に、MARCH以上の長文問題になってくると難解な長文が出てくるので読解が困難になります。

 

何事も基礎が大事です。

 

自分が理解していると思っている人たちも、一度初心に戻って学び直すのをお勧めします。

 

 

 

今回の記事の内容について、下の動画ではより詳しく解説されています。

 

興味のある人は、ぜひ一目見てみてください。

 

 

 

 

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