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【出町柳通信3月号】校舎で指導していて気づいた、成績が伸び始める前の共通点

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受験勉強をしていると、「どうすれば成績が伸びますか?」という問いにぶつかることがよくあります。
参考書の選び方なのか、勉強時間なのか、勉強法なのか。もちろん、そうした要素はどれも大切です。

しかし、校舎で日々生徒のデータを見ていると、成績が大きく伸びる生徒には、「点数が上がる前」に共通して起こる変化があることに気づきます。

それは、いきなり偏差値が10上がるとか、突然長時間勉強できるようになるといった、目に見える結果の話ではありません。むしろその前段階として、考え方や行動の土台が変わる瞬間があります。

そしてその変化は、多くの場合かなり地味です。
派手ではありません。ですが、この地味な変化こそが、あとから成績の伸びとして表れてきます。

今回は、出町柳校で実際に指導していて感じる、「成績が伸び始める前の共通点」についてお話しします。
今の自分に当てはまる部分があるかどうか、ぜひ確認しながら読んでみてください👍

成績が伸びる生徒に共通する「変化のサイン」とは

6月ブログ① (5)

成績が伸びる生徒には、最初から特別な才能があるとは限りません。
むしろ最初は、勉強習慣が安定していなかったり、模試の判定が厳しかったり、自信をなくしていたりすることも少なくないです。

というか、理由はわかりませんが弊校舎は合格実績に反して進学校出身の生徒がめちゃくちゃ少ないです。
私が就任してから片手で数えられる数しかいません。旧帝大や医学部に受かっている生徒の9割が非進学校出身なので勉強の才能という面で見ると無い可能性の方が高いでしょう。

それでも、そこから伸びていく生徒には共通点があります。
それは、「自分を変えようとする姿勢」が生まれることです。

さぁ、なにやら怪しいセミナーのような内容になってきましたね。でもこれはマジなんです。詳しく見ていきましょう。

受験勉強がうまくいかないとき、人はつい外側に原因を求めたくなります。
・この参考書が悪いのではないか。
・この塾が自分に合っていないのではないか。
・学校の授業が分かりにくいのではないか。
・忙しくて時間がないから仕方ないのではないか。

もちろん、環境の影響がゼロとは言いません。ですが、成績が伸び始める生徒は、どこかのタイミングでその発想から抜け出します。
そして、「今の自分のやり方や考え方に改善点があるのではないかと、自分に矢印を向けられるようになります。

ここが非常に大きな分かれ道です。

受験は、誰かが代わりに受けてくれるものではありません。
どれだけ周りが応援してくれても、どれだけ良い教材があっても、最終的に毎日机に向かい、理解し、覚え、解けるようにするのは自分自身です。

つまり、成績が伸びるかどうかは、表面的なテクニックだけで決まるのではなく、自分の行動を変える覚悟があるかどうかで決まる部分がとても大きいのです。

校舎で見ていても、成績が伸びる前には必ずと言っていいほど、表情や言葉、取り組み方に変化が出てきます。
・言い訳が減る。
・指摘を素直に受け止める。
・できなかった原因を自分で分析する。
・言われたことを次の一週間で修正してくる。
こうした変化が出てくると、そのあと成績もついてきます。

では、具体的にどんな変化が起きるのか。
ここから、特に大事だと感じる3つの共通点をお話しします。

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①我流を手放し、武田塾のやり方を100%実行し始めたとき

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まず一つ目は、我流へのこだわりを捨てて、武田塾のやり方を100%守り始めることです。

これは本当に大きいです。

成績がなかなか伸びない生徒ほど、実は「自分なりのやり方」へのこだわりを持っていることがあります。
もちろん、自分で工夫すること自体が悪いわけではありません。ですが、その工夫が結果につながっていないのに、やり方だけは変えたくないとなると、話は別です。

たとえば、

  • 宿題の順番を勝手に変える

  • 復習の回数を自己判断で減らす

  • 確認テストのための勉強だけして、根本理解を後回しにする

  • 参考書の使い方を指示通りにやらない

  • 覚えるべき内容を「まあ大丈夫だろう」と曖昧なままにする

こうした小さなズレが、後で大きな差になります。

武田塾には、参考書を一冊ずつ仕上げるやり方、復習のサイクル、確認テスト、特訓の中での振り返りなど、成績を伸ばすための型があります。
この型には意味があります。
ただ宿題を出しているわけではありません。
「どうすれば知識が定着するか」「どうすれば理解が再現可能になるか」を科学的に理にかなった方法で、やるべき順序や方法が設計されています。

ところが、成績が停滞しているときほど、生徒はそこに自己流を混ぜたくなります。
自分がやりやすいように変えたくなるのです。
しかし、多くの場合、それは「やりやすい」だけであって、「伸びるやり方」ではありません。

成績が伸び始める生徒は、ある時点でそこに気づきます。
「今の自分のやり方で結果が出ていないなら、まずは言われた通りにやろう」
「中途半端に自分流を混ぜるのではなく、まずは100%型に乗ってみよう」
そう切り替えられた生徒は強いです。

大事なのは、100%守ることです。
80%では足りません。
人はうまくいかなかったとき、できた部分だけを見て「ちゃんとやりました」と思いがちです。ですが、残りの20%に本当の課題があることは少なくありません。

毎日の宿題をやった、でも復習が浅い。
覚えた、でもテスト形式では解けない。
解説は読んだ、でも自分の言葉で説明できない。
この「あと少し」を詰められるかどうかで結果は大きく変わります。

武田塾のやり方を100%守るというのは、単なる従順さではありません
「結果を出すために、自分のプライドより再現性を優先する」ということです。
ここを乗り越えた生徒から、少しずつ学習の精度が上がり、安定して伸び始めます。

②塾を「通う場所」ではなく「成績を上げる手段」として使えたとき

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二つ目は、塾を目的ではなく、成績を上げるための手段として使えるようになることです。

塾に入ると、それだけで安心してしまう生徒がいます。
毎週特訓に来ている。
宿題も一応やっている。
先生とも話している。
だから「自分はちゃんと受験勉強をしている」と思いたくなる気持ちは分かります。

ですが、塾に通うこと自体には価値はありません。大事なのでもう一度いいますよ。

塾は、通うだけではお金を捨てているのと同じです。

本当に価値があるのは、塾を使って自分の勉強を改善し、成績を上げることです。

ここを勘違いしてしまうと、塾はただの「通う場所」になります。
特訓を受けることが目的になる。
宿題を終わらせることが目的になる。
先生に怒られないことが目的になる。
こうなると、勉強はどうしても受け身になります。

一方で、成績が伸びる生徒は、塾をうまく使えるようになります。

・分からなかったところを自習日に必ず分かるまで聞く。
・勉強していて詰まった原因を自分で整理して相談する。
・宿題の消化ではなく、自分の課題克服の場として自習室を使う。
・確認テストの点数だけでなく、「なぜ間違えたか」に注目する。
・講師に言われたことをその場で終わらせず、一週間の行動に落とし込む

つまり、塾を受け身で消費するのではなく、能動的に活用する側に回るのです。

これは受験勉強において非常に重要です。というか受験が終わったあとの大学生活、社会生活においてもめちゃ大事です。
入試本番では誰も隣で指示を出してくれません。
最終的には、自分で課題を見つけ、自分で修正し、自分でやり切る力が必要になります。
塾を「使える」ようになるということは、その力が育ち始めている証拠でもあります。

「塾に入ったから成績が伸びる」のではありません。
「塾を使って自分が進歩するから成績が伸びる」のです。

この違いはとても大きいです。

校舎でも、伸びる生徒ほど質問の質が変わってきます。
最初は「これ全然わからん」のような受け身の質問が多かった生徒が、
「英語長文で時間が足りない原因が、語彙なのか構文なのか分からない」
「数学の復習で解き直しはしているが、初見で解けない。定着の仕方に問題があるかもしれない」
というように、自分の課題を具体的に持ってくるようになります

こうなると強いです。
塾は、その生徒にとって「成績を上げるための装置」になります。

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③「親のお金で通っている」という当たり前に気づけたとき

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三つ目は、塾は無料ではなく、親のお金で通っているという当たり前の事実に気づけたときです。

これは少し厳しく聞こえるかもしれません。
ですが、塾生にとってとても大事な視点です。

・塾に通うこと。
・参考書を買うこと。
・模試を受けること。
・勉強時間を確保すること。
こうした一つ一つの背景には、家族の支えがあります。
経済的な支えもありますし、時間的・精神的な支えもあります。

しかし、毎日の中にあるものは、慣れると当たり前になります。
塾に通えていることも、教材が手に入ることも、受験できることも、いつの間にか「普通」だと感じてしまう。
すると、勉強への向き合い方もどこか甘くなります。

宿題を適当にやる。
行ける大学でいいと投げやりになる。
気分でサボる。
改善点を指摘されても流す。
こうした行動の根っこには、環境への認識の薄さがあります。

逆に、成績が伸び始める生徒は、どこかでこの事実に気づきます。
「自分は当たり前に塾へ来ているわけではない」
「親が働いてくれているから、今この環境がある」
「この時間も、この機会も、無限ではない」
そう実感できたとき、行動が変わります。

ここで大事なのは、単なる精神論ではないということです。
精神は行動のプログラムです
どう考えているかが、どう行動するかを決めます。

「どうせ自分なんて」と考えている人は、行動も弱くなります。
「まだ本気を出していないだけ」と考えている人は、現実を直視しなくなります。
「親に通わせてもらっている以上、中途半端にはできない」と考える人は、毎日の勉強の質が変わります。

人間は、思考と行動が切り離されていません。
心の持ち方が変われば、机に向かう姿勢が変わる。
復習の丁寧さが変わる。
言い訳の量が減る。
一日一日の重みが変わる。
その積み重ねが、やがて成績に表れます。

もちろん、親のために勉強しろという話ではありません。
最終的に進学するのも、将来をつくるのも自分です。
ですが、自分一人でここまで来たわけではないという事実に気づける人は強いです。
その感謝や責任感は、苦しい時期を支える力になります。

「今日はちょっといいか」と流してしまいそうな日に、
「いや、ここでやらないのは違う」と踏みとどまれる。
この差は小さく見えて、受験では非常に大きな差になります。

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精神が変わると行動が変わる そして成績は伸び始める

ここまで見てきた3つの共通点に、すべて共通していることがあります。
それは、成績の伸びは、行動の変化のあとに来るということです。

そして、行動の変化の前には、精神の変化があります。

我流を捨てる。
塾を使う側に回る。
親への感謝と責任を自覚する。
これらはすべて、単なるテクニックではありません。
考え方が変わったからこそ起きる変化です。

受験勉強では、つい「効率のいい勉強法」や「すぐ点数が伸びる方法」を求めたくなります。
もちろん、方法は大切です。
しかし、方法だけでは人は変わりません。
正しい方法を、正しく、継続して、やり切れるかどうか。
そこに成績の差が生まれます。

だからこそ、出町柳校で指導していて思うのは、成績が伸びる前に必要なのは、魔法のような裏技ではなく(そもそもそんなものは無い)、自分の向き合い方を変えることだということです。

今、もし思うように成績が伸びていないとしても、悲観しすぎる必要はありません。
大事なのは、「まだ伸びていない」という結果だけを見ることではなく、伸びる前の共通点を自分の中につくれているかを見ることです。

①武田塾のやり方を100%実行できているか。
②塾を手段として使えているか。
③支えてくれている人への感謝を「行動で」返せているか。

この3つに向き合うだけでも、勉強の質は大きく変わります。

成績は、ある日突然理由もなく伸びるものではありません。
伸びるべくして伸びます。
そしてその前には、必ず小さな変化があります。

もしこの記事を読んで、「少し耳が痛いな」と感じたなら、それは変わるチャンスです。
逆に言えば、今気づけたならまだ間に合います。

受験は、自分を変えるきっかけでもあります。
ただ知識を増やすだけではなく、考え方を改め、行動を整え、未来の自分をつくっていく時間でもあります。

春は変化の季節です。
新学年を迎えるこのタイミングだからこそ、自分のやり方、自分の姿勢、自分の行動を見直してみてください。
その変化が、次の模試の結果や、数か月後の大きな成長につながっていくはずです。

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