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共通テストでやらかした!失敗後の国公立の出願戦略はどうする?

共通テスト失敗後の出願戦略

みなさん、こんにちは!(^^)/

京阪「出町柳駅」から徒歩1分の場所にある武田塾 出町柳校です。

主に、京都市 左京区、上京区、中京区、北区、伏見区の生徒が通ってきてくれています!

武田塾は「短期間で偏差値を大幅に上げる正しい勉強法を教える」塾です。

「共通テストやらかした!」

「国公立、どこに出願したらいいんだろう...」

そのような悲しみや疑問の声が毎年のように聞こえます。当日は様々な運も重なり、それが点数に絡んできます。決して、あなたの努力が無駄であったわけではありません。すぐには気持ちの整理できないかもしれません。しかし、いますぐにしなければならないこともあります。ぜひ一歩だけ、踏み出してください。

このブログでは共通テストで失敗してしまったあなたに、失敗後の国公立大への出願戦略について解説していきます!

少しでもみなさんのお役に立てれば幸いです。

安全か挑戦か(大きな分かれ道)

安全か挑戦か

1 【安全な道】志望校のランクを下げる!

ひとつ考えられるのが志望校のランクを下げることです。ランクを下げるため、どうしても自分が行きたかった大学とはかけ離れてしまう可能性もあります。

できるだけレベルが高く、それでいて高確率で合格できそうな大学を選びたい

というのが受験生の方々の本音だと思います。

大学選びのカギは、あなたの元々挑戦していた大学が「共通テスト重視」なのか「2次重視」なのかです。この場合、共通テストの配点が50%以上であれば共通テスト重視と定義しています。共通テスト重視は地方国公立に多く2次重視は難関国公立に多いのが特徴です。こちらの具体的な戦略については後述します。

2 【挑戦の道】元々の志望校に挑戦する!

もうひとつは元々の志望校に挑戦する選択です。

人生の中で、何度も経験することがないのが入試です。「どうしてもこの大学を受けないと必ず後悔する」そう思う受験生も少なくないのではないでしょうか。意志の強い高校生であれば、果敢に挑戦するのも立派な選択です。

ただし、以下の2点の注意が必要です。

ひとつは、その大学に合格する可能性をできるだけ正確に測ること。ほぼ確実に合格しない大学に出願しても、受験の機会を捨てるだけになってしまいます。その見極めが大切です。

ふたつ目は、可能性があってもリスクが高いことに変わりはありません。浪人は避けたいのであれば、安全校をきちんと確保する策を練る必要もあります。

これらの2つの注意点に注目して、具体的な戦略を後述します。

志望校のランクを下げる人のための具体的な戦略

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➀志望校が「共通テスト重視」の大学だった場合は?

同じく『共通テスト重視』の下のランクの国公立大に出願する!

出願するなら「B判定」以上。滑り止めの大学があるなら「C判定」でもチャレンジ。

→2次試験重視の大学は避ける!

共通テスト重視は「地方国公立」と相性がいい!

元々共通テストの配点が大きい大学を目指していた場合(共通テストの配点が50%以上)、あなたの普段の学習は

2次の対策 < 共通テストの対策

になっていたのではないでしょうか。

それは当然ですよね。共通テストは2次よりも簡単な問題です。しかも、共通テストの方が2次より配点が高いのですから。しかし、だからこそ2次の配点が高い大学との相性が悪くなってしまいます。したがって、同じく共通テスト重視で、かつ、下のランクの大学に出願するのがおすすめです。少なくても、共通テストリサーチで「B判定」が出ている大学を出願しましょう。

「先行逃げ切り」が国公立大受験の大原則です。共通テストの点数で貯金を作り、2次で逃げ切るのです。共通テストの配点が高い「共通テスト重視」の大学であれば尚更(なおさら)「先行逃げ切り」が重要になってきます。共通テストの点数がボーダーを超えていなければ、逆転の可能性は低くなります。

もし、公募推薦や共通テスト利用(前期)で安全校を確保できているのであれば、「C判定」であっても挑戦してみて良いかもしれません。

※出願する大学の科目数に注意!

大学によって出願に必要な科目数が異なりますので、その点は必ず注意が必要です。あなたの元々の志望校では「数学ⅠA」のみで良くても、「数学ⅡB」までが必要だったり、「理科基礎」2科目ではなく、発展科目が必要だったりします。出願してから、「あなたは条件を満たしていない」と突き返されることのないように、事前に調べておきましょう。

 

まとめ

・共通テストで失敗したら、B判定以上の地方国公立へ出願!

・滑り止めがあるのならC判定でも挑戦可!

・出願の際は、科目に注意!

 

②志望校が「2次試験重視」の大学だった場合は?

同じく「2次試験重視」で、下のランクの大学に出願する!

私立との相性も良いため、私立の出願を固めておく!

→共通テスト重視の地方国公立は避ける!

 

「2次重視」の大学は私立とも相性がいい!

2次重視の大学も、共通テスト重視とは相性が良くありません。こちらの受験生は2次試験に向けての対策に重きを置いていたと思うからです。したがって、こちらも同じ2次重視の大学から受験校を選ぶようにしましょう。

さらに良いのは、元々の志望校よりも2次試験比率の高い大学を選ぶことです。例えば、もともと金沢大学を目指していた生徒は、富山大学や秋田大学を狙うと相性が非常にいいです。金沢の2次の配点が60%であるのに対して、富山(b)・秋田(b)は70%近くあるからです。30%しか共通テストの点数が必要でないため、共通テストの失敗が緩和されます

また、受験科目数の少ない私立大学との相性が良いです。2次試験重視の大学を目指している人は、しっかりと私立の前期試験の出願をしておき、安全校などを確保していきましょう!

※おすすめのWebサイト

共通テストリサーチ → 河合塾のバンザイシステム(共通テストの次の水曜日13時~稼働)

大学受験情報(合格最低点・受験科目数・配点・過去問など)→ パスナビ(旺文社)

 

まとめ

・同じ2次試験重視の下のランクの大学を選ぼう!(できればより2次配点が高いところ!)

・共通テスト前に、私立大学もしっかりと出願しておこう!

・共通テスト重視の地方国公立への出願は避けよう!

 

元々の志望校に挑戦する人のための具体的な戦略

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「2次重視」の大学であれば挑戦してもよし

共通テスト重視の大学は挑戦しないべきです。共通テスト重視の大学が、共通テストのリサーチで「E判定」や「D判定」が出ると、逆転は難しいからです。2次の配点が低いわけですから。共通テストで負債があれば、挽回が難しいのは当然です。他のより良い判定が出る地方国公立や私立に的を絞った方が、結果的に良い大学に合格できるでしょう。

しかし、2次重視の大学であれば、たとえリサーチが「E判定」でも挑戦は可能です!ただ、少なくても記述模試で「D判定」が出ていて欲しい、というのが出願の条件だと思っています。

挑戦する場合は、万が一の浪人を避けるために、公募推薦や私立の前期入試でしっかりと安全校を取っておきたいところです。もし合格してる大学がなければ、国公立前期で挑戦する分、後期では「B判定」以上の大学を選ぶと良いでしょう。記述模試が「E判定」であるならば、別の大学への出願を考えましょう。

「記述E判定でも受けたい!」というあなたに

もし記述模試でE判定でも「受験したい!」というあなたは、実際に過去問を解いてみてください。前回の模試の結果は、秋時点でのあなたの成績ですよね。もしかしたら秋から冬にかけて、一気にあなたの実力が上がっているかもしれません。特に英語や数学などの成績は徐々にではなく、指数関数的に上がっていくものです。そうすれば、逆転での合格は不可能ではないかもしれません。

2次試験であなたが超えないといけない点数を算出した上で、過去問を解いてみましょう。残りの一か月の対策で、その最低点を超えられそうなのであれば、挑戦する価値はあるかもしれません。それを見極めてください。もし「難しい」と感じるのであれば、この貴重な国公立前期の受験の権利を他の大学に使うことをお勧めします。

こちらが、あなたが2次で超えないといけない点数の算出方法です。

「去年の合格最低点」 - 「あなたの今年の共通テストの点数」 = 「あなたが2次で超えないといけない点数」

まとめ

2次試験重視で記述「D判定」以上なら、挑戦の価値あり!(共通テスト重視なら避ける!)

・浪人を避けたければ、私立や国公立後期で安全校の受験を!

・E判定でもどうしても受験したいなら、「2次であなたが取るべき点数」を知り、見極めよう!

 

さいごに

これで以上になります!

本当はもっと具体的な事例なども取り上げたかったのですが、ブログが長くなりすぎるので止めておきました。共通テストリサーチをフルに活用し、このブログ記事を参考にして、あなたに合った大学を探してみてください。

武田塾出町柳校では、毎年共通テストが終わると、生徒と一緒にリサーチを見ながら、出願する大学の分析を行います。ひとりひとり時間をかけて面談を行います。1年で1番忙しい時です。でも、大事なことだからこそ、決して手を抜きません。

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