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京都市左京区、京阪・叡山電鉄「出町柳駅」から徒歩すぐの大学受験予備校、武田塾出町柳校です。
大学選びをするとき、偏差値や知名度、学びたい学部、キャンパスの雰囲気など、さまざまな基準があります。
その中でも、受験生や保護者の方からよく聞かれるのが、
「その大学は就職に強いですか?」
「関西で大手企業への就職に強い大学はどこですか?」
「関関同立や国公立大学は、就職の面でどのくらい違いますか?」
という質問です。
大学は、入学することがゴールではありません。
大学で何を学び、卒業後にどのような進路へ進むのかまで考えて志望校を決めることが大切です。
そこで今回は、2026年6月に東洋経済オンラインで紹介された最新版の「有名400社への就職に強い大学」と、大学通信が公開している2025年春卒業者の就職データをもとに、関西の大学の就職力を見ていきます。
ただし、ランキングは大学の価値を一つの数字で決めるものではありません。
この記事では、数字の見方や注意点も含めて、受験生目線で分かりやすく解説します。
- まず知っておきたい「有名企業400社実就職率」と「実就職率」の違い
- 【2026年版】有名企業400社への就職に強い関西の大学
- 大阪大学・神戸大学は関西の国公立大学で高い数値
- 同志社大学は関西私立大学トップ
- 京都工芸繊維大学は今年も注目したい
- 京都大学が大阪大学・神戸大学より低いのは「就職に弱い」からではない
- 大阪公立大学・神戸市外国語大学も見逃せない
- 産近甲龍や関西大学は就職に弱いのか?
- 【2026年版】近畿地区の実就職率ランキングTOP10
- 大阪工業大学は「就職を意識した理系進学」で引き続き注目
- 女子大学は2026年版でも就職面で存在感がある
- 就職に強い大学を選べば将来は安心なのか?
- 逆転就職を狙うより、今から逆転合格を狙おう
- 志望校選び・勉強計画に悩んだら武田塾出町柳校へ
- 参考資料
まず知っておきたい「有名企業400社実就職率」と「実就職率」の違い
大学の就職ランキングを見るときは、どの数字を比べているのかを確認する必要があります。
有名企業400社実就職率とは?
有名企業400社実就職率は、大学の卒業生・大学院修了者のうち、大学院進学者を除いた人数に対して、選定された有名企業400社へ就職した人がどのくらいいるかを示した割合です。
対象企業は、日経平均株価指数の採用銘柄、企業規模、知名度、学生からの人気などを参考に選ばれています。
つまり、この数字が高い大学は、大手・有名企業へ進む学生の割合が高い大学と見ることができます。
実就職率とは?
実就職率は、卒業生数から大学院進学者数を除いた人数に対して、実際に就職した人の割合を示す数字です。
こちらは就職先が有名企業かどうかにかかわらず、卒業後に就職した人の割合を見る指標です。
有名企業400社実就職率と実就職率は、似ているようで意味が違います。
大手企業への就職を重視する人は「有名企業400社実就職率」、就職そのものの安定性や大学の支援体制を見たい人は「実就職率」を参考にするとよいでしょう。
なお、大学によって学部構成、大学院進学率、卒業生数、就職先の業界は異なります。
数字だけで単純に「上の大学が必ず良い」と決めつけないことが大切です。
【2026年版】有名企業400社への就職に強い関西の大学

大学通信の全国上位50校のデータから、関西の大学を抜き出すと次のようになります。
| 関西内順位 | 大学名 | 有名企業400社実就職率 | 全国順位 |
|---|---|---|---|
| 1位 | 大阪大学 | 35.1% | 12位 |
| 2位 | 神戸大学 | 33.2% | 16位 |
| 3位 | 同志社大学 | 33.0% | 17位 |
| 4位 | 京都工芸繊維大学 | 30.5% | 21位 |
| 5位 | 京都大学 | 30.2% | 22位 |
| 6位 | 大阪公立大学 | 27.0% | 30位 |
| 7位 | 関西学院大学 | 26.3% | 33位 |
| 8位 | 立命館大学 | 23.3% | 40位 |
| 9位 | 神戸市外国語大学 | 20.3% | 48位 |
※全国上位50校に入った関西の大学を、実就職率が高い順に並べています。
大阪大学・神戸大学は関西の国公立大学で高い数値
関西で最も高かったのは、大阪大学の35.1%です。
全国でも12位に入り、関西の大学の中では最上位となっています。
続いて、神戸大学が33.2%で全国16位です。
大阪大学と神戸大学は、学部数の多い総合大学でありながら、3割を超える学生が有名企業400社へ就職している計算になります。
もちろん、国公立大学では大学院、公務員、研究職、専門職などへ進む学生も多く、卒業後の進路は非常に多様です。
それでも高い割合を維持している点は、就職面での強さを考える一つの材料になるでしょう。
同志社大学は関西私立大学トップ
関西の私立大学では、同志社大学が33.0%でトップです。
全国の私立大学の中でも7位、国公立大学を含めた全国順位では17位に入っています。
関西では「関関同立」という大学群がよく知られていますが、今回の有名企業400社実就職率では、
同志社大学 33.0%
関西学院大学 26.3%
立命館大学 23.3%
の3校が全国上位50校に入りました。
大学の規模や学部構成が違うため、数字だけで序列を決めることはできません。
しかし、大手・有名企業への就職という観点では、同志社大学が関西私立大学の中で非常に強いことが分かります。
関関同立を目指している受験生は、「どこでも同じ」と考えるのではなく、希望する学部の主な就職先、業界別の進路、取得できる資格まで確認しておきましょう。
同じ大学でも、文系学部と理系学部では就職先が大きく異なることがあります。
京都工芸繊維大学は今年も注目したい
京都工芸繊維大学は、30.5%で全国21位、関西では4位でした。
大学名を聞いても、京都大学や大阪大学ほど就職のイメージが湧かない受験生もいるかもしれません。
しかし、理工系分野を中心に専門性の高い教育を行う大学は、メーカー、IT、技術職、研究開発職などとの相性が良く、有名企業への就職率でも存在感があります。
理系の受験生は、大学全体の偏差値や知名度だけではなく、次のような点まで確認してみましょう。
・自分が学びたい分野の研究室があるか
・大学院進学を含めた進路が自分に合っているか
・卒業生がどの業界、どの職種へ進んでいるか
・興味のある企業への就職実績があるか
・入学後に学ぶ数学や理科の内容が自分に合っているか
京都工芸繊維大学は、京都で理系進学を考える受験生にとって、就職面から見ても検討する価値の高い大学です。
京都大学が大阪大学・神戸大学より低いのは「就職に弱い」からではない
今回の数字では、京都大学は30.2%で、大阪大学や神戸大学より低くなっています。
ここで注意したいのは、有名企業400社実就職率が、大学の優劣そのものを示す数字ではないということです。
大学ごとに、研究職、起業、官公庁、法曹、医療、海外進学など、卒業後の選択肢は大きく異なります。
また、ランキングの対象になっていない企業や、一般的な知名度は高くなくても専門分野で大きな強みを持つ企業も数多くあります。
「京都大学より大阪大学の方が就職に強い」と単純化するのではなく、今回設定された400社への就職割合だと理解してください。
ランキングは便利ですが、数字が何を表しているのかを確認せずに大学を比較すると、間違った結論になってしまいます。
大阪公立大学・神戸市外国語大学も見逃せない
大阪公立大学は27.0%で全国30位、神戸市外国語大学は20.3%で全国48位に入っています。
大阪公立大学は、幅広い学部を持つ公立総合大学です。
国公立志望者にとって、学費、学べる分野、立地、入試科目、就職実績を総合的に考えると、有力な選択肢になります。
一方、神戸市外国語大学は規模の大きな大学ではありませんが、外国語や国際分野を専門的に学びたい人にとって注目したい大学です。
大学選びでは、知名度の高い総合大学だけを見るのではなく、自分の学びたい分野に強い単科大学や、専門性の高い大学まで調べることで選択肢が広がります。
産近甲龍や関西大学は就職に弱いのか?
今回の全国上位50校には、関西大学、京都産業大学、近畿大学、甲南大学、龍谷大学は入っていません。
しかし、これだけを理由に「就職に弱い」と判断するのは早計です。
有名企業400社の中に、自分が希望する企業や業界がすべて含まれているわけではありません。
また、大学の就職実績は学部によって大きく異なります。
学生数の多い大学では、割合ではなく、実際の就職者数に注目すると違った見え方になることもあります。
関西の企業、公務員、教員、金融、建設、食品、観光、医療、ITなど、特定の業界への就職に強い大学・学部もあります。
志望校を考えるときは、大学全体のランキングだけでなく、必ず志望学部の就職先を確認しましょう。
「産近甲龍だから就職できない」
「関関同立に入れば必ず大手企業へ行ける」
というほど、就職は単純ではありません。
大学名だけでなく、入学後にどのような経験を積むかも重要です。
【2026年版】近畿地区の実就職率ランキングTOP10

次に、就職先の企業規模を限定せず、卒業後に就職した人の割合を示す「実就職率」を見てみましょう。
| 順位 | 大学名 | 実就職率 |
| 1位 | 和歌山信愛大学 | 100.0% |
| 2位 | 大和大学 | 98.5% |
| 3位 | 大阪工業大学 | 97.9% |
| 4位 | 千里金蘭大学 | 97.2% |
| 5位 | 神戸常盤大学 | 96.6% |
| 6位 | びわこ学院大学 | 96.4% |
| 7位 | 姫路大学 | 96.1% |
| 8位 | 関西福祉大学 | 95.9% |
| 9位 | 大阪青山大学 | 95.8% |
| 10位 | 甲南女子大学 | 95.8% |
このランキングでは、大規模な難関総合大学よりも、教育、医療、福祉、工学など、職業に直結しやすい分野を持つ大学が上位に並びました。
ただし、実就職率は、卒業生数が少ない大学では数人の違いで数値が動きやすいという特徴があります。
資格職を目指す学生が多い大学と、大学院や研究職を目指す学生が多い大学を、同じ数字だけで比較することにも限界があります。
それでも、就職支援の手厚さや、学びと職業とのつながりを見るための一つの指標としては有効です。
大阪工業大学は「就職を意識した理系進学」で引き続き注目
大阪工業大学は、近畿地区の実就職率で97.9%、3位となりました。
工学、情報科学、ロボティクス、建築など、企業の技術職や専門職につながりやすい分野を学べることは、就職を考えるうえで大きな特徴です。
「理系に進みたいけれど、どの大学を選べばよいか分からない」
「研究だけでなく、将来の仕事につながる学びを重視したい」
「関関同立や産近甲龍と併せて、理系の併願校を考えたい」
という受験生は、大学名だけでなく、学科ごとのカリキュラムや就職先まで比較してみてください。
理系の大学選びでは、大学名よりも「どの学科で何を学ぶか」が重要になることもあります。
女子大学は2026年版でも就職面で存在感がある
女子大学だけの有名企業400社実就職率を見ると、関西では次の大学が全国上位に入っています。
| 全国女子大学順位 | 大学名 | 有名企業400社実就職率 |
| 7位 | 同志社女子大学 | 10.7% |
| 8位 | 神戸女学院大学 | 10.4% |
| 9位 | 京都女子大学 | 9.7% |
| 16位 | 武庫川女子大学 | 6.4% |
| 19位 | 甲南女子大学 | 5.9% |
また、甲南女子大学は近畿地区の実就職率でも95.8%となり、10位に入っています。
女子大学には、少人数教育、キャリア支援、資格取得支援、卒業生ネットワークなど、それぞれ独自の強みがあります。
共学人気が高まっている中でも、就職や学習環境を重視して女子大学を選ぶ価値は十分にあります。
ただし、大学によって強い学部や業界は異なります。
大学名だけで判断せず、学部別の進路を確認しましょう。
就職に強い大学を選べば将来は安心なのか?

ここまでランキングを紹介してきましたが、就職率の高い大学へ入学すれば、何もしなくても希望する企業へ就職できるわけではありません。
大学入学後には、授業、ゼミ、研究、資格、語学、留学、インターンシップ、課外活動などを通して、自分の強みを作っていく必要があります。
一方で、大学によって企業とのつながり、卒業生のネットワーク、キャリアセンターの支援、学べる専門分野が異なるのも事実です。
だからこそ、高校生のうちから「大学で何を学びたいか」と「卒業後にどうなりたいか」を少しずつ考えておくことが大切です。
就職だけで志望校を決める必要はありません。
しかし、偏差値だけで大学を決めるのもおすすめできません。
次の五つを総合的に確認しましょう。
1.学びたい学部・学科があるか
2.興味のある研究や資格に挑戦できるか
3.卒業生の主な就職先や進学先はどこか
4.入試科目と現在の学力が合っているか
5.合格までの勉強計画を現実的に立てられるか
逆転就職を狙うより、今から逆転合格を狙おう
大学に入学した後で、希望する進路に向けて努力することはもちろん大切です。
ただ、企業によっては採用実績の多い大学があり、大学で学べる内容や周囲の環境によって、得られる情報や機会が変わることもあります。
高校生の今なら、志望校を見直し、勉強方法を変え、毎日の学習量を増やすことで、進学先の選択肢を広げられます。
「今の偏差値では無理そう」
「模試でE判定だから志望校を下げよう」
「部活が忙しかったから、もう間に合わない」
と決めつける必要はありません。
大学受験では、正しい順番で基礎を固め、参考書を一冊ずつ完璧にし、必要な勉強を毎日積み重ねることで、成績を大きく伸ばせる可能性があります。
就職に強い大学へ行きたい。
学びたい分野が見つかった。
将来のために、今の自分を変えたい。
そう思った瞬間が、受験勉強を始めるタイミングです。
志望校選び・勉強計画に悩んだら武田塾出町柳校へ
武田塾出町柳校では、志望校や現在の学力に合わせて、
「どの参考書を使うか」
「どの順番で進めるか」
「一日にどこまで勉強するか」
「いつまでに志望校レベルへ到達するか」
を具体的に決め、一人ひとりの自学自習をサポートしています。
出町柳校は、京阪本線出町柳駅から徒歩2分、叡山電鉄出町柳駅から徒歩1分です。
校舎には質問できる自習環境があり、京都大学や京都府立医科大学などに在籍する講師が、生徒の学習をサポートしています。
志望校がまだ決まっていない方、国公立大学と私立大学で迷っている方、関関同立や産近甲龍の併願校を決めたい方も、ぜひ無料受験相談をご利用ください。
大学ランキングの数字を見るだけでは分からない、入試科目、学部の特徴、現在の学力から合格までの勉強計画を一緒に整理します。
大学選びを「何となく」で終わらせず、将来につながる志望校を見つけましょう。
武田塾出町柳校は、本気で変わりたい受験生を応援しています。
参考資料
・東洋経済オンライン「最新版『有名400社への就職に強い大学』トップ50」
・大学通信オンライン「2025年 大学就職実績」
・大学通信オンライン「地域別実就職率 近畿地区」
・大学通信オンライン「著名400社 実就職率ランキング(女子大学)」
※各ランキングは、調査への回答状況や集計対象によって掲載大学・数値が変わる場合があります。最新情報や各学部の詳しい就職先については、各大学の公式サイトもご確認ください。
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